PPP D&D Next Test Play 6 [20th Level] Kill Asmodeus [47.1km]


DM: 死せる詩人さん
Light foot Halfling Monk, ア・ブラゲ(油揚げ/A.Brage)画伯
Wood Elf Fighter(Spiked Chain使い), エルデス(Eldeth) つかださん
Wood Elf Fighter(Archer), ギョーム(Guillaume) 羽生響さん
Wood Elf Rogue(Two Weapon), クォティルン(Quotiln) さるしんごさん
Dwarf Cleric[The Arcanist], テオドール そばさん
Female High Elf Wizard[School of Evocation], フミコさん からくり
<あらすじ>
いつの間にか20レベルに到達していたフミコ=サンたちニンジャ…じゃなくて冒険者一行がSigilの酒場で祝杯をあげていると、ひとりのElf Wizardが仕事の依頼にやってきた。
彼はキネスという魔法使いでLord of Occipitusの使者であると告げる。
詳しくは以下参照…って、Shackled City Campaignの内輪ネタか。
http://d.hatena.ne.jp/karakuriShino/20080105
自分のLayerを何とかUpper Planeへ接続しようと画策する奇特な集団の話は、Edition Warを越えてNextの領域まで噂が広がっていたとかなんとか。
彼らはDemonの攻撃をかろうじて凌いでいたところDevilの攻撃まで開始されるに至り、さすがに手一杯となったためDevilの総領たるAsmodeusをぶっ殺して時間を稼いでほしい、というのが仕事の内容であった。
Asmodeusは自分の領域にいる限りはLesser GodでCosmologyの根幹に関わる存在なので彼の消滅はD&D世界の消滅に等しいなどの推測がなされているが、版上げの試行期間である今ならば叩き殺してその力を冒険者のレベル年、つまり20年ほど弱体化させることができるとの判断であった。なんてメタな。
ともかく仕事の依頼を受けると、まずはAsmodeusと戦うに相応しいかテストだとばかりにTeleport後、第一の闘場に向かうのであった。


■汝の実力を示せ!

Red Dragon
Beholder
▼戦闘開始

奥のBeholderはCentral Eyeを開いてパーティーはAntimagic Field内にいる状況。
パーティー中央で透明なキューヴの台座に乗っているのは、Flying Carpetを使っているMonkの油揚げ。
戦場は男塾の闘技場のように、島のような足場が点在していてForce Bridgeで繋がっている。隙間は100ft以上の深さがある奈落になっている。
▼軽く一掃

実力を示せといわれたので、素直にフミコ=サンは手番が回ってきたら位置調整してAntimagic Field外からBeholderにMaximize Meteor Swarmを叩き込む。
12d6(6d6Fire and 6d6Bludgeoning)damageが4発最大化されて48d6 damage. ST成功144点、失敗288点で一瞬にしてBeholderが塵と化す。
魔法が復活したのでMelee AttackerたちがFly状態でRed Dragonに近接してRed Dragonをボコって終了。


実力を認められた一行はLord of Occipitusの元を訪れ、さらに詳しい話を聞く。
AsmodeusはThe Nine Hellの九層Nessusにいるのでその領域に侵入せねばならない。かの領域は高位のDevilのみ通関できる仕組みになっているため、Demonの捕虜となったPit Fiendを救出してWishを使わせれば何とかなる。
そしてAsmodeusの居城に入るにはUnique Itemである指輪が必要だ。
この指輪はAsmodeus本人と娘が所有する2つしかない。娘の所有する指輪強奪に向かったアルフラートとルスパー*1が任務は果たすものの帰還途中Nessus内のSpectre Gorgeという場所で戦死Undeadになってしまったため、彼らを成仏させて指輪を獲得するのが次の行動。
最後にAsmodeusの居城で御大を斃せば任務達成の運びとなる。
報酬はVorpal Sword, Staff of Magi, そしてエラドリンの宮廷への招待状(!)。フミコ=サンは俄然やる気になる。


というわけで、Pit Fiendの何某が捕虜となってDemonたちに虐待されている場所へと向かう。
■ピット・フィーンド=サンを救え!?

Glabrezu
Balor
Marilith
Hezrou * 2
▼ただいま拷問中

奥に見えるのがPit-Fiendさん。
Balorさんが番長でMarilithさんがその女、チンピラ担当のGlabrezuがNormal Weaponでちょっとだけダメージが入るように調整して捕虜をいたぶっているの図。
火口内に穿たれた横穴の中という場所のようで、冒険者一行はFlyで入口の岩棚に到着したところから戦闘開始。
▼岩棚で迎撃

岩棚に押し寄せるDemonたち。
Spiked Chainを振るうエルデスやクォティルンは前進してBalorをタコ殴り。
Summon TanariでBalorが1体追加されるも、召喚元のCreatureを優先して除去することでまとめて処理していた。
▼わずか3ラウンド?

フミコ=サンはThunderに変換したFireball(6d6thunder damage.ST成功Half damage)を撃ちこみ、その後Hasteをエルデスにかけて支援モード。
ClericのテオドールもArcanistということでHasteが使えるので、ふたりで前衛を強化して乗り切った。


救出したPit FiendにNessusへ連れていけと交渉するがうまくいかず。
理由を聞かれて「Kill Asmodeus!」と応えたら「Good Alignmentの冒険者を連れて行く = 献上品」と勝手に納得してくれて目的を果たす。
ついでにアルフラートとルスパーがUndeadとなってしまったSpectre Gorgeの墳墓に直接転移までしてくれる。
本人は冒険者一行をUndeadの巣へ御案内といった趣向だったようだが、こちらは願ったりかなったり。無論、次なる戦闘遭遇へのスムーズな接続といった都合が一番なのだろうが。


■死んでしまうとは情けない

Lich (High Level Wizard)
Death Knight (with Nine Lives Stealer)
Dread Wraith * 4 ※Undeadと化したアルフラートとルスパーを含む
▼出口のない墳墓の中央に到着

周囲はUndeadだらけ。
▼Radiant Damage!

フミコ=サンはここぞとばかりに8th SpellのSunburstを撃ちこむ。100feet以内で半径40feetに12d6 radiant damageは使いでのある呪文だが、なんでClericじゃなくてWizard Spellなのかはよく分からん。
また危険を察知したクォティルンは全力でLich集中攻撃。後で聞いたら、手番まわってきたらMeteor Swarmを唱える予定だったとか。危ない危ない。
こうしてMelee Attacker+ArcherがLichを倒してDeath Knightを料理してる間、ClericとWizardがDread Wraithの成仏(Radiant damageで倒すこと)をして回る。
アルフラートとルスパーはこれによりTrue Resurrectionができる状態となったため、Shackled City Campaign側のClericであるジゾウによって蘇生するのであった。良かった良かった。*2
そして無事Asmodeus居城への入館証たる指輪をゲットするのであった。


■最後は自分の足で歩く
出口のない墳墓からは地道に穴を掘って外に抜けるのであった。20th Level冒険者といってもやってることは肉体労働者と変わらない場面が多々ある。
仲間が穴を掘っている間、フミコ=サンはせっかくなのでCrystal BallでAsmodeusの様子を覗き見る。テオドールがTrue Seeingをかけてくれたので、かなり正確な居室の様子が分かる。
溶岩プールの中央に高台があって玉座に座っているAsmodeusの姿が見え、それを警護する数体のDevilの姿が見えた。「わしがAsumodeusであ〜る!」という権威のFear Auraが伝わってくるかのようであった。しばらく観察すると御大が「…誰かに見られている気がする」とつぶやいたのでScryの接続を切る。さるしんごさんによると、ボスはScrying対策に1分に1度はこの台詞をはくので、気にしてもしょうがないとか。いや他に情報も得られそうになったし。
とかなんとかやってると、隧道掘削工事は完了。ようやく外に出て一息つく。
周囲を見渡すとNessusの領域内は障害物のないだだっ広い空間で、River Styxの終点たるForgotten Lakeに上方から水が流れ込んでいる壮大な光景が見える。Asmodeusの居城までは約400mile。地元のDevil以外のTeleportが禁じられた場所ゆえ、あとは歩くしか選択肢がない。
9日間の無作為遭遇のチェックの結果、3日目に戦闘遭遇が発生する。


■Ice Devilとの遭遇

Ice Devil * 3
▼散開する冒険者たち

青い点線で囲まれているのは、Wall of Iceによる囲い込み。
Line of Sigthの阻害と足止めが非常に鬱陶しかった。
▼問題なく撃破

NessusではLong Restが取れないので、リソース節約のためCaster系はCantripしか使わない。
Melee Attacker+Archerがダメージ源となって敵を撃破。先を急ぐ。


■Asmodeus居城での戦い
ついに居城にたどり着いた冒険者一行。
くだんの指輪で難なく城内への侵入を果たす。
大広間にはAsmodeus親衛隊がいたので当然のことながら戦闘発生。ひゃっはー。

Cornugon ("Horned Devil") * 2
Hamatula ("Barbed Devil") * 3
Gelugon ("Ice Devil") * 2
Pit Fiend
▼戦闘開始ぶたのけつー!

▼距離をとるフミコ=サン

Summon BaatezuによってIce DevilとPit Fiendがおかわり。ひでえ。
Pit FiendのSign of Agonyによってテオドールが5ラウンドくらいParalyzeという場面もあった。
ともかくフミコ=サンはThunderに変換したFireball(6d6[26] damage)を叩き込んだ後、いったん後退。
▼Wall of Iceによる分断作戦

敵はWallをうまく使ってCaster陣を切り離すことに成功。
フミコ=サンは前線に到達するために1手番消費してInvisivilityしてから移動に費やさねばならなかった。
▼Sunburst炸裂

フミコ=サンはScroll of WishからSunburstを叩き込む。
4体のTargetにDC22のCon STを強要。12d6[43] radiant damageであった。
▼撃破!

その後、Thunderに変換したRay of FrostでHorned Devilに4d10[25] thunder damage与えてみたり。
Wall of Iceを溶かそうとFireballで6d6[18] fire damageも氷の耐久度がHP30ほどと聞き絶望してみたり。
ここまでくると各個撃破ということでCantripでお茶を濁すのであった。


■Kill Asmodeus!
ついに最終ステージに到達。Asmodeus戦である。

Asmodeus, Throne
Barbazu ("Bearded Devil") * 3
最初の手番でAsmodeusはPit Fiendを召喚している。
また、この空間はDevilでないCreatureのTeleport系を禁じている上、Fly Speedも半分になってしまうのであった。
▼初期配置

遠い上に高いところにAsmodeusがいる。
かのものの権威による恐怖から、Wis STに失敗したフミコ=サンはInitiative-5される。
しかしAsmodeusの居城に乗り込む前に飲んでいたPotion of Heroismの効果で強化されていたので、差引Initiative+5は確保できていた。
▼星を落とす空色の魔女

フミコ=サンは容赦なくMaximize Meteor Swarmを叩き込む。
DCは実に24まで上昇。Asmodeusでさえも4発中1発しかST通せなかった。
格下Devilが一掃されたのでエルデスや油揚げ、クォティルンが肉薄する。
▼Holy Auraの支援

Asmodeusを直接見てしまうとWis STを振らされて失敗すると恐怖による様々なペナルティを受けるため、テオドールが唱えたHoly Auraは非常に助かった。
フミコ=サンもScroll of WishからHoly Aura唱えようかと思ったが、WizardはConcentration Spellはダメージで途切れる可能性があるので、本職のClericに唱えてもらった方が安心なのだ。
フミコ=サンの場合、Asmodeusを直接見るとはRanged Attack時がこれに相当する。それ以外ということはArea AttackしていればSTは振る必要がない。
初手がMaximise Meteor Swarm、次がScroll of WishからのSunburst 12d6[49] radiant damage、そしてWall of Thunderという流れ。
すべて射程が100feet以内で範囲(壁)呪文のみ。
Ruby Rod!

ダメージで相当削られたAsmodeusはついに反撃に出る。
玉座の能力でTeleportしてフミコ=サンをReach内におさめると、Ruby Rodで2回攻撃。
1回目miss, 2回目hit!
「HPを聞かせてもらおうか」
「Potion of Heroismを飲んだので152あります」
ギリギリセーフ。
HP150以下だと即死亡という判定があって、その後にダメージが20点ばかり入る。実際コワイ。
▼必殺技はCommand

フミコ=サンのピンチに、テオドールが伝家の宝刀Command(なんと1レベル呪文!)をDC22でAsmodeusに放つ!
さすがTestplayパケットのAsmodeus。ImmunityがFire, PoisonしかないためSTに失敗して「Grovel!」の言葉に屈辱の土下座(fall prone)。
あり得ねえ。
この間にフミコ=サンはScroll of Time StopからShieldを唱えた後Flyで57マス(285feet)遁走するのであった。スタコラサッサ。


かくしてAsmodeusを叩き殺した冒険者一行。
油揚げがRuby Rodを拾ってAlignment ChangeでLawful Eivlになるものの、そのままLord of Occipitusたるディランの元に戻りAtonementでLawful Neutralに戻るといった顛末などあったが、無事任務を果たし報酬を得るのであった。
Ruby Rodを持ってきてしまったため、ますますDevilの軍勢の攻勢が強まるような気はしたが、御大Asmodeus不在なのでどうにかこうにかさばけるのじゃないかと希望的観測をもってセッションを終了。
お疲れ様でした。

*1:先のShackled City Campaignに参加したおいらのキャラクタとさるしんごさんのキャラク

*2:良くねーよ! 勝手に殺すなよ! 奥さん(Ghaele Eladrin)が心配するだろーが!