王道の狗 (4)

読了した。
多くの望みが絶たれても、それでも突き動かされて思いもかけない形で歴史を形作る。
その様をどのように表現していいものか、一言で言うなら「凄絶」としか書きようがない。
ラストへの流れは、呆然と読み進むしかなかった。

王道の狗 (4) (JETS COMICS (4224))

王道の狗 (4) (JETS COMICS (4224))

思うに「王道の狗」の対極にあるのは、どおくまん「暴力大将」であろう。
「王道の狗」も大切だが、「暴力大将」にも惹かれる自分を、どうしても私は否定できないのである。