その名はバトルタイタン!

MonsterManual3の38ページを開いた人間は誰しも驚愕せざるを得ない。
そこには燦然と「ダイノソー、バトルタイタン」の文字が輝いているのだから。
恐竜大好きな藤子不二雄(F)先生も吃驚仰天、てなもんだ。
こともあろうに恐竜を、しかもティラノなんとかのような肉食恐竜を、半年に及ぶ調教によってマブダチとしてしまおうってーメリケン人の心意気には頭が下がる。
さらに、マブダチになった恐竜はHalf-Plate Bardingを着装するのである!
36HDのHuge Sizeの身体を、Huge Size Half-Plate Bardingに包み、36HDゆえに13個ものFeat(しかもほとんど肉弾戦用Feat)で固めた猛者が行く…。
想像してみてほしい、その勇姿を。
野比のび太でなくても、小便ちびりそうなイメージが思い浮かぶであろう。
残念なことにMM3のイラストはそのサイズからそれほど迫力あるように見えないが、注目すべきはこのバトルタイタンの背中に騎士らしき人物が騎乗していることだ。
その風体は卑しからず、盾には紋章、槍には部隊旗旒と思しきものが付している。
ということは、だ。
竜騎士団が存在することを暗示してはいまいか?
国家予算もなんのその、大艦巨砲主義万歳! と叫びたくなる。
ざっと英文を読んだところ、訓練されたバトルタイタンは市場で100000gpをくだらないと記載されている。
「バトルタイタンが1個分隊あれば、連邦に目にもの見せてくれましょう」
って、国が傾くわ!
いや、でも見てみたい。金持ちの道楽でいいから、誰か恐竜戦隊バトルタイタンをやってくれないか。そんな光景を思い浮かべるだけで、おいらはもうタマリマセンワン、という気分になるのである。