BSアニメ夜話「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」

唐沢俊一氏が熱く(?)語るシーンが多かったので、自分的には満足。
国生さゆりさんもいい味出してたし、ヒロシ役の藤原啓治さんも場に馴染んでいて、見ていて安心できた。
一方で立川志らく氏のコメントはちと迷走気味で、ところどころ面白くはあるのだがメリハリに欠けるというか。自分の土俵で語りたいのは分かるけど、まずこの作品の魅力を語ってくれないことには、どうにもこうにも。もしかしてそういう役割? それにしてはあまり毒舌うまくない気が。
また、岡田斗司夫氏がいろいろと語りたそうなのに司会しなきゃならんという風に見えてしまう部分がちと残念か。


そういや当時この映画を映画館で見て、最後にちょっと落胆をしたのを覚えている。
あのラストに「結局のところ、家族しかないのかよ」って思ったのだ。
確かにどう考えてもそれしかないとは思うのだが。だがしかし。
…ヒロシが家族捨てたら別の話になっちまうしなあ。シャレにならんしなあ。
まあとにもかくにも、ノスタルジーってえのは、かくも強力に人を捕らえるってことで。
そんなノスタルジーさえも遠くなりにけり…って、最近こんな締めばっかだなあ。
[追記]
岡田斗司夫さんのHPで、「発言がかなり無理矢理編集されてしまって…」などと聞き捨てならないコメントが。mixiの方でもいろいろと。うーむ、これは尾を引くよなあ。