旧友と会う

大学時代の旧友2人と新宿で再会した。
19の歳に出会ってから20年来の友人である。
GamerでOutsiderなオイラと20年も付き合ってくれた奇特な方々であるからして、まあDnDのセッションをあきらめてこちらを優先したものでもある。
うちらの間柄は「モジャ公」(藤子不二雄サンコミックス版)の空夫、ドンモ、モジャ公のようなものだと思えば、だいたい間違っていないと思う。
とりあえず高島屋のレストラン街で飯を食うということになり、そちらに移動する。
例によって予定組んで動く面子ではないので、おいらの発案で「つばめグリル」で食事をすることに。
ここで3人組であることにより、今まで一人では注文できなかったメニューを頼むことにした。
その結果、「独逸鍋」と「ペッパーステーキ」「田舎サラダ」を注文して各自取り分けるという段取りとなる。
独逸鍋とは要するにアイスバイン(豚の骨付きすね肉を塩ゆでしたもの)、ソーセージの鍋である。これは最後におじやにしてくれる。付け合せには当然のごとく、ザウワークラウト。
どれもこれも大変おいしゅういただきました。アイスバインは流石に塩がきつかったけど。
懐かしい話などもし、馬鹿話もし、久々に心が晴れる時間が過ごせました。感謝感謝。


その後、学生時代のパターンということでゲーセンに行き、パチンコで散財し、そのまま別れた。
次に会えるのはいつの日か。
映画スタンド・バイ・ミーで「あのときのような友人は二度と持てない」と少年時代の友人のことを評していたけれど、まあこうした友人がいるのはOutsiderにとっては最大の慰めということになろうか。
人間40を越えれば親が老い、死んでいく世代になっていく。自分の命さえいつまで続くか分からぬと思えるし、妻帯していなければそれはそれでOutsiderの自覚もひとしお、ということになる。
それでもまあ、トム・ソーヤーの冒険ではないが、お仲間がいるというのは心安らぐことではある。
(いや片方の友人は結婚しているのだが、まあ基本的な部分で同志なのである)