DACコンベンション・ハイランス卿卓「ハイレベル・クトゥルフ 地球が危ない!・前編」

参加者の皆様、お疲れ様でした。
とくにDMのハイランス卿には、お祭りに相応しい素晴らしいシナリオ(?)を提供していただき、ありがとさんでした。
おいらはEladrin Ghaeleで"Rider"がやれて、とても楽しかったデス。


とりあえず参加者紹介。


参加者:●Menel(みどりさん)
Half-Celestial Human (Medium Size Humanoid[Human]) Male
Kensai(Dragon310)-11/Martial Monk(Dragon310)-2
     前衛その1。Half-Celestialなのに、最後まで「ゴキブリ」と呼ばれていた。        
もともとTauric Creatureで下半身をGiant Cockroach(UD)にするという予定で
     全国のDnD Gamerの注目を一身に浴びていたのだから、まあ仕方ない。
     ただゴキブリから転換しただけあって、強烈なカウンターパンチャーに仕上げてくる。
     Wrathful Healing(E&A)付きのMeteor Hammerを武器に、Improved Combat Reflexで
     ラウンド7回ものAoOをモノにしていた。
     Deityは(Ladys Gambit目的の)Red Knightで、Retributive Amuletを標準装備。酷い人。
     なおシナリオ最後にはマスターアジアに弟子入りし、「超級覇王電影弾」を
     General Featとして獲得していた。
●Pavel(塚田氏)
Human Male
Wilder-2/Paladin(Red Knight)-4/Illithid Slayer-9
前衛その2。普通の前衛かと思いきや、PolymorphでCave Trollになって
     Charge & Pounceというエゲツナイ…いや素晴らしいコンボを展開していた。
     秘密兵器Legacy Weaponには禁断の能力が秘められていたようで、最終戦闘では
Manyfang Dagger(SK)の各Attackが命中すると4倍ダメージ、Critで5倍ダメージ
という最凶パワーにより、ラウンド1800ダメージほど叩き出していた。酷い人。
●Keith(IRO氏)
     Human Male
Sentinel(Dragon310)-2/Druid-12/RangerKnight(Dragon317)-1
     別名:上の人。あまり前線には出ない。自分のSpecial Mountの戦いぶりを観戦したり。
     そのうち自分もタコやらイカやらにWildshapeして、触手をウネウネさせていた。
     触手ネタの伏線になっていたりいなかったり。
●Graig(IRO氏)
     23HD Ascetic Griffon Male?
     前衛その3。Special Mountがメインで、上の人なぞ飾りデスヨ。その実例。
     ECL15制限なのに23HDだったり。戦いはHDだよ、兄貴。
     最初は控え目にCharge & Pounce & Rakeとか。Bull Rushで相手の態勢を崩して、
     MenelのAoOをアシストしたりしていた。それに飽きる(?)と、Wildshapeでイカに変身。
     Full Attackで触手10回攻撃を、広大な制空圏内の敵にお見舞いしていた。酷い生き物。
     (GarganturanのReachが20feet、それに触手が20feet。あわせて40feet、ってな感じかしら?)
     それにしてもクトゥルフとの決戦は、南海の怪獣大決戦の様相を呈していた。
●Fallen Meteor(松原氏)
     Whisper Gnome, Male
Variant Rogue-6/Variant Wizard(Diviner)-4/Earth Dreamer-5
9種類の索敵手段を持つGnome
     地中に潜ってLesser TremoresenseやらEarth Sightで敵状を探っていた。
     ただPartyがOpen Fieldでの戦闘を選択していったため、Rogueとしての活躍の場が
     なかったのが残念である。
     しかし味方女性PCのスカートの中を戦闘中に地中から覗くという稀有な経験をしている。
     それってどうなのよ? つーか、貴方はモモン(by 金色のガッシュ)に決定。初日のみの参加。
●Abdul(ミサイル氏)
Sharn(ECL9) Male?
Psychic Rogue-1/Mole-1/Arcane Trickster-4
Chaotic GoodのSharn。宇宙戦艦ヤマトのワープ航行中に合流した。
     SigilでTeamworkの訓練をしていなければ、Party仲間は絶対敵だと認識しただろう。
     でも実はPartyで随一のCharisma(30!)を誇ることは、秘密の秘密だ。
Portalを開いて遠距離から敵を攻撃したり、Flankしたり、Round2回のSpellを唱えたりした。
     そんなSharnのオカシサが気にならないほどの懐の深さを持つPartyで良かったのか悪かったのか。
     2日目のみの参加。
●Grace Barry(いっちゃん)
Human Female Deity: Tymora
Cloistered cleric-8/Pugilist-2/Spelldancer-5
陽気な双子の片割れ。踊りを踊ってPartyの皆に友情・努力・勝利の心を呼び起こしていた。
     One Heart(Kalamar Spell)で「All for one, One for all」と皆のBaseSaveを一つにし、
     Vigorous CircleにAugment HealingでFastHealing-21を実現していた。
     彼女が基本的なBuffer Spellを提供してくれることにより、Eladrin Ghaeleの"Rider"が
     心置きなくPersonal Spellを選択できたという、凄い人。でも、やっぱり酷い人。
     せっかくStaff of Healを作成したのに、diseaseを治療するときにしか使わなかった、とか。
●Graham Barry(いっちゃん)
Human Male
Marshal-1/Spellfire channeler-2/Warlock-11
陽気な双子の片割れ。漢シナリオ(宇宙戦艦ヤマトは漢でしょう!)で、一番共感していた。
     NPCで作戦担当のゴトウの褌に魅せられ、みずからも褌をするようになってしまった。
     とはいえ、彼がいることで的確な指示がとび、みんなのInt Checkには+8もの修正がついた。
     褌姿でSpellfireを飛ばしていたりする姿さえ見なければ、常識人の範囲内?(嘘、欺瞞ね)
●Sirius(どれいく氏)
Grayelf, Male
Domain Wizard abj(UA)-5/Divine Oracle(CD)-2/Incantatrix(PGtF)-8
今回のParty Leader。
Mana Potion, Energy ShieldというDiablo世界のItem, Spellを駆使し、さらに
True Name(Dragon317)によってSR抜くときやDCの値が壊れたことに。
     Faerie Mysteries Initiate(Dragon319)によってHPが壊れたことに。
いろいろと壊れた要素を満載していたWizard。
     褌をPlaneshift Focusとして獲得するなど、魔法最強最高のためにはどんな努力も惜しまない。
     最後には魔導師エイボンに弟子入りするという、Party Leaderをあっさり辞めて旅立ってしまう
     ところも印象的であった。酷いエルフ。
そして以下が今回のシナリオに投入した自分のPC。
なぜか今回はお色気担当という流れに。まあ、もともとがそういったネタそのままのPCだからなあ。

"Rider" Mercurius=Doula=Sarina Female Deity: Mystra
Eladrin Ghaele-15
[設定]
FRといえどもMagicとPsionicが並存する世界であるため、女神MystraはChaotic Good Pantheonから
     の協力を得てEladrinたちを手元に置いてArchonやGurdinalでは適わぬ任務を与えていた、という。
    その中で失われたGood ArtifactをMaterial Planeにて探索するチームに所属する若きGhaeleがいた。
    彼女の名を通称"Rider"ということにしておこう。(彼女が真のRiderになるのはEpic Levelが必要だから)
    彼女は当初、Cherishという名のMystra Female ClericであるところのPlanar Cohortであった。
    ところが、とあるArtifact探索任務時に仲間のPaladinがEvilに堕ちてしまい、この始末をつけるために
    MasterのCherishが命を落とすという事件が起きた。
    彼女は良きMasterであり、Material Planeでのかけがえのない友人であった。
    彼女はその最期に自分の唯一の血縁である兄のことを頼む、といって斃れたのだ。
    Celestialである身にも、いやそれだからこそ、その言葉に応えたいという自然なる欲求が生まれた。
    Outsiderの身でMaterial Plane留まり、己の意志で道を切り開いていく。
    彼女の選択した道はそういったものだった。
    彼女は一見して感情を抑制して的確な行動をするように心がけている風であるが、その内面は結構繊細で
    複雑な乙女心を有しているのだ…。
    彼女は普段Disguise Selfでその外見をFemale Humanの冒険者風に変装している。
    無論、眼鏡を着用しているのはお約束だ。

"Matt" Shinji=Matt=Murphy Male Deity: Mystra
Domain Wizard tran(UA)-5/Incantatrix-4(PGtF)/Initiate of the Sevenfold Veil-4(CA)
[設定]
OerthはVerboboncで代々Wizardを輩出している名家の出身である。
彼の不幸は自分よりも遥かに優れた妹に、それとは気づかず身も心も依存していたことにある。
妹がその才能をのばすためにFRに出奔するときも、結局はそれに付き従うことになった。
このCherishという名の妹は、世界を変えてもその才能から冒険者としての実力を発揮し、
Planar Cohortとして女神MystraからEladrin Ghaeleを得るに至る。
そして運命のArtifact探索任務を彼らは引き受けることになるのであった。
結局のところその戦いでCherishは落命してしまう。
    茫然自失のMattを現実に引き戻したのは、Planar CohortであったRiderである。
    妹はその最期に「兄を頼む」と遺して逝ったのだ。
    彼女は宣言する。
    自分を鍛え、一人前にするまでMaterial Planeに留まると。
    そう目の前のCelestialは抜かしたのだ!
    「こんな“ああ、女神様”は嫌だ! やり直しを要求する!」
    思わず彼の口からは、メタな台詞がもれたという。
    それはともかく。
    もともとが凡人であるゆえに、その後の血のにじむ努力・研鑽により、ようやく現在の状態に至っている。
    今では"Rider"がGlobe形態になったときのEldrich Colorの色合いで、だいたいの"Rider"の意図が読み取れるほどである。
    さりとて、彼の現在の状態が幸福であるか不幸であるか、余人には判断しがたい命題であろう。