HarperBard氏のPrivate Session

前回、美と愛と情熱の女神SuneからのQuestを見事に任務達成した我々であったが。
偽典・女神転生のヒロインのごとく身体をバラバラにされたWizardを救出し、元に戻したまでは普通の展開であった。良かった良かった。
Cleric of SuneであるRogerはQuestを達成し、また一歩Chosenへの道に近づいた…ということで普通に次なる任務に向かおうとしていた。
ところが、今回の任務に関わるに当たって、CharismaにInherient Bonusを頂戴と女神にお願いしていた、SorcererにしてGeomancerにしてMystic WandererからWild Mageに変貌しようかどうか考慮中のクルトは、その褒美を要求したのである。
仕方ないのでRogerが女神にこの件を伝えると、なんと女神本人が来てしまい、Inherient Bonusを授けることになったのだった。
「で、いくら上げてくれるの?」
女神御自ら授けに来てくれたということは、まさか1点しか上げてくれないってことはないよね? という論理らしい。もうここらへんでプレイヤーのインサイドワークのうまさ、そしてCleric of Suneって何よ? というオイラのやりきれなさってものはピークを迎え、悲喜劇の様相にまで昇華されてしまったのだった。
愛も美も公平ではあり得ないとはいえ、貴女のClericは血の涙にくれています…というような幕間狂言があったとか無かったとか。


まあ、気を取り直してシナリオに入るのであった。
この世界では基本的にMajor Magic Itemを購入することはできないのですが、どこぞの商会ではMajor Magic Itemを扱っているという噂を情報屋Big Earが聞きつけてきたのが事の発端。
なんでもThe Endless Wastesより東、ツィガン(モンゴル?)の方にある商会だという。位置は特定できない。
仕方ないのでCommuneとDivinationを駆使してアクセスするポイントを絞り込み、Crystal Ballで確認してから全員でTeleport Greaterしてみた。
出現地点周辺に天幕を張っている騎馬の民らしき人々がいるので、早速情報収集する。
彼らの話によれば、15日〜20日間隔で草原に唐突に出現する砦があり、それがくだんの商会らしいということが分かる。次に出現するのは5〜10日後ということ。
その間、ここでお世話になってぼんやり過ごすのも冒険者としてどうか?
で、早速この民の族長から別の仕事の依頼を受ける。


受けた依頼は、近くに「死者の聖域」というカタコンベがあるので、現地に赴き部族の誇りであるメダリオンを取ってくるというもの。
DMが手にしているのは「Libris Mortis」。Undeadかよ! 腐るRoger。*1
あ、ちなみにツィガンではAmbroseaは仙豆というそうですヨ?
この日のPartyは以下の通り。


ダメージディーラー
Voa(ヴォア):Orog(LA+2)/Bbn-3/Ftr(Kensai)-2/Orc Paragon-3/Frenzy Berserker-5
■前衛
Umoq?(ウモーク):Half-Orc Monk-6/Ftr(Kensai)-4/Occult Slayer-5
          今回初登場。+4GreatSpear, Frost, Flaming, Shock, Thunderingが主武器。
Dorothy(ドロシー):Eladrin Ghaele-15
■Divine Caster
Roger(ロジャー):Clr(Ancestral Speaker)-8/Thaumaturgist-5/Comtemplative-1/Mystic Wanderer-1/Divine Disciple-1 of Sune
■Arcane Caster
Kult(クルト):Sor-4/Human Paragon-2/Geomancer-9/Mystic Wanderer-1/Arch Mage-1
Nena(ネーナ):Wiz-5/Lore Master-3/Plane Shifter-1/Incantatrix-6

※Dorothy = Roger's Planar Cohort
Nena = Kult's Cohort

◆前衛不足なので、DorothyはNenaのCooperative Metamagic[Persistant]によって、Divine Favor・Divine Power・Holy Transfromation lesserをEnchantして前衛バージョンで臨んでいます。
ちなみに彼女の武器は+1 Spiked Chain, BluewoodにSpikesをEnchantしたもの。
ここまでやればHR:+30/+25/+20 Dmg:2d4+30は確保できるので、それなりに前に出て殴れます。
(ただしDRはほとんどすべて抜く術はない)
防御もLuminous Armor Greaterを使えば、Total AC:42 (vs Evil)[実質は46]でそこそこ。
そもそもDR持ちでRitributive Amuletも所持しているので、一撃では倒されにくい。
彼女の役目は前衛として敵に無視されない攻撃力と簡単には倒れない防御力があればいい。
全体のバランスを見て、これ以上無理する必要はありません。むしろ他の方面に気を配るべき。

で、我々は勇躍Dungeonへと突撃をかけるのであった。
Dread Wraith(CR11), Wheep(CR11), Hulking Corpse(CR11), Mohrg(CR8), Gravetouched Ghoul(CR9)の迎撃を受けるも、叩き潰す。結構気前良くリソースを使ってる気がする。
といったところで次回へ続く。


そういやセッションで、DMが一撃死の危険のない冒険はどうか?という問題提起があったのだが、個人的にはこのレベルだったらSoulfireなりDeathWardのArmor Abilityを付与するのが普通だと思うけどなあ。

*1:彼はVariant ClericなのでTurn Undeadなぞは使えないのです。使えなくてもClericなことには変わらないのです。偉いPlayerにはそれが分からんのです。