加圧トレーニング

妹から情報を仕入れて、運動不足の私は加圧トレーニングの話を聞きにスポーツ店に向かった。
何でも四肢の血流に圧迫を加えて軽い運動をすることで、圧縮筋トレをするといったものらしい。
まるでドラゴンボールの重力部屋とか、巨人の星の大リーグ養成ギプスとか、そんな感じ。
で、まずは現在の自分の状態を把握するため、手首と足首にクリップをつけて何やらPCをいじると「運動不足」そのもの…というデータがプリンタからはきだされる。
平均男子はもとより平均女子の筋肉量よりも劣るようだ。つまり日常生活は支障ないものの、運動するための基礎がなってない状態。これが進んでいくとまさに「歩けなくなる」状態になるのだとか。(「おじいちゃーん!」の出来上がり)
肉体からくる劣等感というのは生存競争への恐怖感に直結する、というのは言いすぎか。
せめて人並みに〜と思うのは、Gameするにも読書するにもこれからは体力維持が前提になるからである。
本を読むために身体を適度に鍛える、というのは何か間違っている気がするけど、やはり何をするにも身体が資本ってのは本当だよな。