本日の戦果


 ■雑誌「NEW TYPE」02月号
NewTypeに掲載されている藤津亮太氏のコラム「アニメの門」は結構面白い。
個人的には、月刊アワーズに掲載されている小林治氏の「OURSアニメ生活」よりは面白いと感じる。
両者の差はたぶんに視点がユニークであるかないか、という点にあると思う。
あとは視点がイメージしやすいかどうかもあるだろう。
まあ、同じ系統のコラムなのでどうしても比較してしまうのは仕方ないことか。
で、今回の「アニメの門」である。
今回はなぜ漫画原作付きアニメがこうも登場してくるのかといった点に注目している。
アニメとマンガを比較して、マンガには周縁(外縁といってもいい。SFならばリムラントという話になるのか)があるゆえにダイナミズムを持つが、アニメはそういった裾野を持たぬゆえに脆弱であると指摘する。
つまり、原作付きのアニメは現状抱えるアニメの問題へのアプローチだと説明するのだ。
そう考えると原作付きアニメの一見してランダムかつ大量投入には納得がいくのである。
思うに評論家なぞは面白い視点をうまい形で提供してくれれば、事足りるのではないか。
少なくとも、おいらにはそれでオッケー、バッチグーとか思える。


つらつらと眠い頭でそんなことを考えた…(寝ろよ!)。
[追記]
それにしても「F.S.S.」はいつになったら戻ってくるのだろうか。
買うのやめて立ち読みにしようかしらん。