ゼーガペイン
なにやらネットのあちこちで「面白い」との発信がなされている様子。善哉、善哉。
視聴者の心の振幅をうまく制御している物語展開と、世界の問題が個人の問題であり視聴者の問題でもある、という風に敷衍され得る世界設定が秀逸。
そして花澤ヴォイス。これですよ(嘘。
なんか今回の物語を鑑賞して、“キョーダインを愛せるか?”という命題を突きつけられた思いです。
キョーダインはまあ、ぶっちゃけロボットなんだけど、顔の部分が開いてモニターとなり葉山譲治の顔で話しかけるという仕組み。リョーコがコクピットでのみ生きる存在に成り果てたということは、つまりロボットに人格移植して助かったのと変わらんのではなかろうか。
それはともかく。
彼女は「こんなんなっちゃった、どうしよう?」と現状を嘆いているのだが、どんな悲劇も幻体としてあるより大きな悲劇の中に吸収されてしまうように見えるのが凄い。どんな世界だ
そして次回は畳み掛けるように実体を持つ敵が侵入してくるという予告。
“復活の日”とか気休めの言葉も登場するのだが、全然希望に溢れても計画実現性があるとも思えない。
かといって絶望するには世界に麻痺してる感じ。さて、これからどうなることか。
またまた来週が楽しみなのである。仕事してる場合じゃないよ…とか、言っておく。
[追記]
別にキョーダインを連想しなくても良かったかも。
「コブラ」に登場するレディとか、あさりよしとお「荒野の蒸気娘」でもまあ良かったか。
どっちにしてもヒドイ話に変わりはないか。