PPP Shackled City Campaign

いろんなものをかなぐり捨てて当該キャンペーンに参加。
そもそもキャンペーンがダブルブッキングしてたりもする。とりあえず思いいれの強いPCがいる方優先で出撃。


DM(つかださん)
アルフラート(からくり) Strong-arm style Ranger-2/Implacable Barbarian-2/Pugilist-1/Swashbuckler-1/Wildrunner-2/Champion of Corellon Larethian-2, Fire elf
キネス(Listさん) Generalist Wizard(Anti-magic domain)-6/Olin Gisir-3/Incantatrix-1 ?, Fire elf
ディラン(死せる詩人さん) Fighter-6/Psychic Warrior-2/Warblade-1, Dragonborn(wing) Human
エヴァンジェリン(いっちゃん) Healer-6 Half-Fey Half-Human Female
ジ=ゾゥ(ほえほえさん) Cleric of Fharlanghn-8, Human
この日は12本あるキャンペーンシナリオの6本目だか7本目が始まる日であった。
まずは導入。
我々が街中を歩いていると「上空から何かが急降下してくるよ」との出だし。
「は?」
「どうやらVrockが小脇にBabauを2体抱えて君たちに向かってやってくる。さあ、戦闘開始だ」
「ちょっと待て!」
街中ですよ、街中。しかも昼で太陽が昇っている。大丈夫か、この街は。
こんなに簡単にOutsiderと遭遇できるなら、街角でEladrin Ghaeleと運命的な出会いをしてお茶に誘うシチュエーションもまんざら夢ではないかもしれんが。いやそれはともかく。
小池一夫曰く、「物語の出だしは裸の女を登場させて読者の心を鷲掴みにすべし」(意訳)との劇画村塾の極意に倣ったとでも言うのだろうか。DnDらしいといえばDnDらしいイントロであるが。だからってVrockはないと思うゾ。
で、一般市民を逃がしつつ戦っていると、不審なNPC(一見してDragonborn[wing]のArcane Caster)がやってきて我々を援護してくれる。損害を受けつつも悪魔を撃破すると彼は自己紹介後、我々にとある仕事の勧誘をしてくるのだった。


「私はコーロフォンと言います」
彼はそう名乗るのだった。
ヘンな名前で呼びにくく、コールフォンだとかボーダフォンだとか、好き勝手に呼ばれてしまう悲しいNPC
彼が持ってきた話は要約すると以下のようになる。
「AbyssのLayerの中に、諸般の事情から責任者が不在な場所がある。なんでも“試練”を突破すればこのLayerを支配できる(かもしれない)のだそうだ。一緒に“試練”を受けてみない?」
つまり、だ。
ヤクザのナワバリなんだけど、今オヤブンがいない状態なのさ。
この「風雲たけし城」に参加して優勝すると、そのナワバリが手に入るかもよ? という話である。
眉唾というより罠だろ。罠だと分かっていても行かなきゃならんのが冒険者だったりするが…。
だがパーティーは微妙に連携を欠いているので、個人的に興味があるキネスやエヴァは乗り気であったが、ディランは報酬が確約されない冒険に難色を示し、アルフも同調するといった状態。
(まあ、ここはどうせ冒険に出るのだから、乗り気な仲間のためにオレも行くと答えておけば良かったのである)
ごたごたしたものの、CommuneやDivinationを駆使して、お宝入手の可能性を示唆されたので結局奈落へと旅立つことに。


あとはお決まりのDnD戦闘オンパレードな展開。
まずは最初の遭遇でFiendish Stone Giantが出現。
距離が離れていたため、コーロフォンが前衛2人を抱えてDimension Doorで敵の間合いに飛び込む。
が、直後、敵の石投げFull Attackがアルフラートに全弾直撃、見事にComplete Death!
26, 18, 24, 25で総計93ダメージではhp78の彼では持ちませんがな。
せめてRageする暇があれば生き残れたものの、手番が回っていなかったためにやむなく轟沈。
Partyで用意していたRaise DeadのScrollをジ・ゾゥが失敗確率を乗り越えてCastして蘇生する。
次なる遭遇はKastighur (15HD)というOutsider。
骨の森で遭遇したために相手の持ち味を殺した戦闘となったが、それでもFrightful Presence持ちでWill Saveに難のあるアルフラートはShakenどころかFrightenedになって敵前逃亡する始末。ジ・ゾゥがCelerity Domain持ちでなかったらRemove Fearも届かないところであった。
激闘の末これを撃破して、何とか「風雲たけし城」の会場に到達する我々。


Cathedral of Feather、それが試験会場であった。
もともとこの場所はCelestiaに接続していたのが、天使と悪魔の戦いで荒廃し、Abyssに連結されるようになったのだとか。
だから、Celestiaのあったときの建物などが散在している。ここはそういった建物のひとつらしい。
「オレはアルフラートだ。試験を受けにやってきたぜ!」
と何の躊躇もなく扉を開ける。
いや、もうちょっと警戒しろよ…という周囲からの雄弁な視線が痛い。ここらで一発気勢を上げて流れを変えたかったのじゃよ〜。
案の定、敵の待ち伏せをくらう。
相手はDriderとTotemist1号、Martial Adept2号といった配置。
早速Lightening Boltの洗礼を受け、アルフラートのみか後方に直線状に配置されていたCaster陣にも被害がおよぶ。
あまつさえアルフラートは、Tome of Battle発売記念で登場したMartial Adeptの“技”を受けて後方の落とし穴に“車田落ち”(「リングにかけろ」参照)してしまう。踏んだり蹴ったりだ。
しかし流石に地力ではこちらが勝る。時間をかけて何とか敵を倒すのであった。


「ようこそ第一の試験会場へ」
出迎えたミイラがどうやら試験官らしい。
我々の所持しているCelestial Brilliance石をイヤそうに見つめつつ(そりゃそうだ)、伝達事項を伝えるとさっさとTeleportしていった。
詳細は省くが、我々は第一の試練を冒険者らしく力技で突破するのであった。
そして続けて第二の試験を受けようとしたところ…。
「試験会場は別の場所だ。だからエンカウント表を振ろう」
なんじゃそりゃ。
そして第二の試験会場に向かう間に、Cinderspawnは出現するわ、Blasphemeは出てくるわ、Abyssal Drakeは襲ってくるわ、AbyssなのにUndeadとOutsideとはいえDragonかよっ! というツッコミを交えつつ第二試験会場に到着したところで終了。


[追記]
アルフラートは10thでRangerをのばしたのだが、Raise Dead後にDragon Devotee方面に切り替えた。
このままMartial Adeptに方向転換したとすると、Power Attackをいつ取得できるのか分からない状態ではある。
ただReTrainingでMounted CombatをExtra Rageに変更しているので、Dragon DevoteeのCharismaアップとあわせて、Rage+Frenzyが1日3回できるようになったのが心強い。
あとはFight Defensive+Rage+Frenzyで防御シフトをとる前に攻撃されたときにも生き残れるような工夫が必要ではある。
[追記2]
そういやCathedral of Feather内では、もう1つ待ち伏せがあった。
タコ頭とその部下との戦闘。
アルフラートはタコ頭に操られた部下の、脳みそドバーン(としか表現しようがない)攻撃を受けてすっかり不機嫌に。
許すマジ、タコ頭。