夏祭り

夕食を近くの回転寿司屋で済ませた後、これまた近くの公園で夏祭りというか盆踊りをやっているというので親父と妹とともに行ってみた。
思えば家族でお祭りに行くなど、何年ぶりのことだろうか。ちょっと思い出せないですよ。
小学生のときは友人とともに「仲良し広場」に出張り、広場の中心に組まれた櫓周辺で踊っている大人連中は放っておいて、少ない小遣いをどの夜店につぎ込むか散々悩んだものだ。祭りの後にしばらく放置された櫓に登ってみたり、幔幕に覆われた土台部分を探検したりと、なかなかに楽しかったものだが。祭りの後の寂寥感も含めて、子供時代の貴重な体験というやつだ。今は昔。
そして現在。
公園内に出されている夜店の数も多く、老若男女がそれぞれ思い思いに祭りを楽しんでいる。
サイリュームだと思われる発光遊具を扱っている夜店があるほかは、定番の店ばかりが並んでいてかなり懐かしかった。
使い込まれたパチンコ台が設置してあるアンズ飴を売る店、焼きそば・フランクフルト・味噌田楽・たこ焼き・焼きトウモロコシ・カキ氷・チョコバナナなどを売る店、金魚すくいの店、ヨーヨー釣りの店、輪投げの店…。なぜか妹にフランクフルトを奢ってもらう俺。
浴衣美人は見当たらなかったけど、まあそれもよし。
型抜きの店とハッカパイプが見当たらなかったのが、逆にちと心残りか。
堂々と店番して仕切っている小学校低学年くらいの男の子とか、櫓で太鼓を叩いているのがどう見ても小学校低学年くらいの女の子っぽかったのが、いろいろと背景を想像させるものがあった。テキヤの社会というよりサーカスの世界を連想するのはやりすぎか。
「嗚呼、団長サン。オナカガ空イテ力ガデナイノ」
…そこまで酷くはないであろう。
というか、DnDでサーカス団で無理矢理働かされているHalf-Celestialの少女を助けるシナリオなんて、燃えそうじゃないですか。
"Something wicked this way comes"ってのもいいよね。
[追記]
結局、ローソンで9月1日のアニソンイベントの整理券を購入。
仕事の状況によっては4000円無駄になるかも。まあ、それも宿命じゃ。