Shackled City Campaign


つかださん DM
ディラン(死せる詩人さん) ECL9 Ftr6/PsW2/Warblade1/Smoking Eye Template
ルスパ(さるしんごさん) ECL11 Mnk2/Swashbuckler3/Domain Wizard3/Enlightened Fist3
ジ・ゾゥ(ほえほえさん) ECL11 Clr11 [Fharlanghn]
キネス(Listさん) ECL12 Generalist6/Olin-Gisir3/Incantatrix3
アルフラート(からくり) ECL12 Strong-arm style Ranger1/Pugilist1/Implacable
      Barbarian2/Swashbuckler1/Wild Runner2/Champion of
      Corellon Larethian2/Dragon Devotee1/Crusader1/Eternal Blade1
[超絶機動戦士アルフラート・前回までのあらすじ]
コールドロンに迫り来る巨悪の手先の度重なる波状攻撃に傷つき倒れた我らがアルフラートであったが、突如夢枕に立ったBlade Guide(飛鳥五郎というよりはリサリサ先生)の導きにより、「アルフラート、波紋の力を身につけるのよ」と微妙に番組内容とズレた適当な助言により、必殺技の修行に入るのであった。
Blade GuideのEternal Trainingの記述によれば、夢の中の修行場での模擬戦闘によってまさに「ウルトラファイト」のような映像が展開されつつ、起きてみると実際の修行をこなしたかのような経験値がたまっていくという。
一晩前の俺とはちょっと違うぜ、「男子三日あわざれば必殺技を開発してみよ」とばかりの有様なのであった。
そしてついにアルフラートは必殺技に開眼した。
ぶっちゃけEternal Bladeの1st levelでManeuver KnownをDivine Surgeとしたのである。
それは身内に駆け巡る聖なる波紋を武器に乗せ「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!」と叫びつつ敵に叩きつけるDevoted Spiritの秘技だ。
もはや番組も改編期を迎え、キャラクターイメージも怪傑ズバット宮内洋)から、宇宙刑事シャイダー」(将来的に登場するであろうEladrin Ghaeleは“アニーにお任せ”となる予定*1)に移行しつつ最初の必殺技を覚える頃合なのであった。
たぶんスポンサーが変わって視聴率のテコ入れがあったということなのだろう。さて彼の物語はどこに行き着くことやら…。


前回WeeJas教会に喧嘩を売られた我々は、見事教会に乗り込んで奴等の不正を暴いたのだった。
ところが、いくつかの謎は依然残されたまま。まずは情報収集してどういった方針でこれから臨むのか決めねばならぬ。
問題1)市長が行方不明
問題2)WeeJas教会内で発見したArtifact (Soul Cage)の調査
問題3)Pelor教会への暗殺の証拠発見
問題4)謎の手紙
問題2に対するアプローチを重点的に行う。
Legend Lore, Sending, Commune, Divinationを、依頼したり詠唱したり地道に情報収集したり(無論、戦士たるアルフラートは続々と集まる情報を吟味分析する重要な役目を担っていたのだった。一見仲間の報告にただうなずいているだけのように見えるが、それはたぶん気のせいだ!)、その結果だいたいの背後関係が読めてくる。
関係あるのはCarceriの看守たち、Demodandであった。
その手先たる13人衆が密やかにコールドロンに魔の手をのばしていたということだ。
彼らはSpell Weaverの超科学(宇宙一ぃ〜)を利用して、コールドロンを恐怖のズンドコに落とそうとしていたと見える(な、なんだってー!)。
そこで敵の拠点のひとつ、カーランクラルに乗り込んで、御宝と経験値と情報をさらにゲットしようということに相成った。
なんでもNegative EnergyとCold Energyの研究所で、敵には永遠の命を授けられた緑龍がいるという話だが…ジ・ゾゥとキネスの援護呪文により、ほぼ完璧な対策を整えて現地へと向かう。素晴しき哉。


●援護呪文
Heroes Feast, Endure Elements, Water Breathing, Create Magical Tattoo [HR+2], Resist Energy [Cold], Resist Energy [Acid], Mage Armor Greater, Magic Weapon Greater, Heroics [Power Attack], Conviction
■第一の戦闘
Ice Devil (Gelugon), Summon [Bearded devil]
緒戦なのでアルフラートはRageを温存して戦闘に入ります。
とはいえ、いきなりDivine SurgeがReady状態でプロットされたので、早速Bearded devil相手に使ってみます。
この時点でHR+29, damage 1d10+2d6+19+8d8だったので余裕で命中し、一撃でこれを沈めます。
軽く60〜70ダメが出るため(期待値67.5でMax105?)、まさに必殺技に相応しいと言えましょう。つーかやっぱりTome of Battleは壊れている。
「鎧袖一触とはこのことか」
Ice DevilはUnholy Auraを張っていて攻撃当てるたびにFort Saveが要求されますが、アルフラートはFortが+29あるので「1」以外成功。
ほとんどダメージらしいダメージも受けずに戦闘が終了です。今日は何かイケる気がする!
■第二の戦闘
Black Ice Golem
ディランが敵の攻撃でEnergy Drainを食らってレベルが2段階下がったピンチはあったものの、普通に殴り勝った(はず)。
アルフラートはまたもRageを温存。
それでもDivine SurgeとPower Attackの組み合わせで、かなりのダメージを叩き出せることを確認。
■第三の戦闘
Demodand (Kelubar), Summon [Demodand (Kelubar)]
ついにDemodandと遭遇。しかも最初相手はInvisibleだったりする。
アルフラートはこの日初めてのRage+Primal Screamを発動。HR+34, damage 1d10+2d6+25(Favored Enemy含む)が基本となる。
命中値が異常に高いため、Power Attackに少々回してもまず攻撃がはずれない。BABは+11あるからFull Attackで3撃、Single AttackでもDivine Surgeを使える状態であれば見劣りしないだけのダメージを叩き出す。危険視されてTarget Dispelを受けるも、運良く剥がれたのはHeroes FeastとEndure Elementsのみ。CLが低いHeroicsが残ったのは“まさるさん”*2の加護のおかげか。
特殊な足場、かつAcid FogをSpell-like Abilityで飛ばしてきたり、Stenchでこちらの気持ちを悪くさせたりしてきますが、アルフラートのFort Saveは高いので「1」でしか失敗しません。
ちょっと苦労したものの、まずは確実に敵を倒すことができました。かなりイケイケ状態。
■第四の戦闘
Water Bone Nage/ Sorcerer, Deathless Chosen (? 出典不明) Half-Orc (?) with +1 Falchion
扉を開けると5'通路の十字路があって、左右がかなりのびている状態。敵は右奥にいて5'通路は走っていかないとたどり着けない構造になってる。げっそり。
で、先にAlarmが発動していたため、敵に先手を取られていることに。
なんと最悪のEvards Black Tentaclesを打ち込まれる。先頭にいたアルフラートは一気に大ピンチ。
自分の手番でRage+Primal Screamを発動するもGrapple状態で身動きとれず。
Scintillating Sphereを2発(Save成功でも23点、25点)、Half-Orcのmelee attackを食らって追い込まれる。
FalchionにCriticalが出なかったことと、ジ・ゾゥがTentaclesの対抗に勝っていたことがラッキーだった。
ジ・ゾゥのFreedom of Movementで自由を取り戻し回復してもらうと、ようやくアルフラートは前線に復帰。その頃にはルスパがNagaに、ディランが手下に肉薄しているのだった。
Nagaは最後の手段とばかりにTouch of the Blackened SoulからのScorching Rayをルスパとキネスそれぞれに飛ばすが一発も当たらず(!)*3。Wing of Coverで1回は攻撃を防ぐも、ジリ貧となって倒れるのであった。
■第五の戦闘
Frost Mage
さらに5'通路が延々と続いている状況で、その一番奥の部屋Private Sanctumから敵の魔術師アブラディウスが登場。
こちらにStinking Cloudを飛ばしてきます。
Fort Saveの高いアルフラートはHaste Potionを飲んでからStinking Cloudを一気に駆け抜けて魔術師に接近しようとしますが、敵もさるもの。Ready ActionでPiercing Cold能力添付のCone of Cold(?)を飛ばしてきて、いきなり80点ダメージを受けます。さすがにこれはヤバい。残りhpが12点。
慌ててこの日最後のRage+Primal Screamを発動して、Clericのジ・ゾゥを求めて撤退します。
Single Move70'で霧の中を駆け抜けて敵前に飛び出したら大ダメージを食らって、そのまま「うわぁーん、Rageするぞー!」と叫んで再び霧の中に戻っていくアルフラートの勇姿には、かなり落涙を禁じえないものがありました。
しかしこのとき頼みのジ・ゾゥはStinking Cloudの影響でNauseated状態にあったのでした。(なぁんてこった byタシロ艦長)。
入れ替わりにルスパが同じく魔術師に接近しようとしますが、今度はEntombをくらって氷の棺に閉じ込められる有様。
ウルトラマンAのヒッポリト星人の回で、まるでウルトラ兄弟がブロンズ像にされた状況のようではないか」とのたまう、さるしんご氏。あんた一体何歳なのよ。おいらは当然リアルタイムで見て覚えてるけど。
仕方ないのでPotion of Cure Serious Woundsを嚥下した後、敵に再接近。
ばかばか呪文をうたれて、いい加減ボロボロになりつつも、ようやく敵を捉えてこれにDivine Surge。
必殺技というより覚えたての波紋疾走を猿のように使いまくるジョジョといった感じだが気にしない。命あっての冒険者だ。
ところが相手はKarmic Retributionを発動していたため、Will Save。これを落として1ラウンドStun。
ルスパ、ディランが後に続いてくれなかったら、とどめの一撃を受けていたところ。焦る。
敵はIce Shield, Mirror Image Greaterで粘るも、みんなで叩きのめして勝ち鬨を上げるのだった。


Rageの切れたアルフラート、Spellの消耗著しいジ・ゾゥといった状態であったので、Rope Trickの中で魔術師の書斎にあった資料を読み込みつつ一晩をやり過ごすことに。
その結果、意外と根深くコールドロンに敵の手が潜り込んでいることが判明。
容易ならざる事態に慄きつつも、この研究所のラスボスを倒して経験値と御宝をゲットしないわけにはいかない我々であった。


■最後の戦闘
Green Dragon Dracolich (20HD)
ようやくラスボスの部屋に到達した我々であったが、ここも延々5'通路が続いたドン詰まりの部屋であった。
いい加減頭にきたディランが通路の拡張工事を行ない、退避スペースを作り出す。さらに援護呪文にStone Skin, Fly, Haste, Freedom of Movement, Protection from Evilを追加し、万全の態勢で最終戦闘に臨む。
特にFreedom of Movementの選択が結果的に「ビンゴ!」であった。
扉を開けてみるも誰もSpot Checkを通せず、扉の真上に逆さまに張り付いているDragonに気づかずBreathを受ける。
が、Resist EnergyによってSaveを通せばほとんどダメージを受けない状態。
反撃とばかりにアルフラートはTumbleしつつ敵の後ろへ回り込み、Divine Surge+Power Attackのコンボで78点(DR5点引き)を叩き込む。UndeadなのでElegant Strikeが乗らないのこのダメージは明らかにヘン。1d10+2d6+10+10(PowerAttack分)+8d8というDivine Surgeの無体なDamageの乗ったものの、出目が走りすぎか?(そうでもない?)
敵の反撃は当然アルフラートに集中、Dragon乱舞を受ける。AC34だったが5発命中。
トータルで135点(Stone Skinに50点含む)のダメージを受けて次の手番が非常にヤバいことに。
必死になってEternal Trainingから起動したDivine Surge+Power Attackで先にトドメを刺そうとするアルフラートであったが、Wings of Coverの一言でかわされてしまう。絶対防御シールドには敵わない。
その後の経過に内心ドキドキしていたものの、キネスのStorm of Shards、ディランやルスパの攻撃によって一気に畳み込み、ギリギリで相手を削りきる。流石Dracolich、攻撃力は半端じゃなかった。
ちなみに敵はACが36くらいあって、これでhpも普通にあったらかなりのKilling Machineという位置づけとなるであろう。


こうしてカーランクラル研究所での戦闘は終了した。
部屋の中にあったSoul Pillar (Artifact)に差し押さえ札を張り*4、研究所の資料を証拠品として押収し、御宝をゲットして意気揚々とコールドロンに帰還するのであった。
しかしながら、抜本的な解決は次回以降に持ち越された感が強い*5
そして皆が今回の収入で武装強化を話し合っている中、なぜかアルフラートは「Rod of Leadershipまであと7000!」と意味不明な台詞を吐くのであった。

*1:ただし私はシャイダーを視聴したことがない。それでも何とかなる、なるはずだ!

*2:なぜかPPPのメンバーはCorellon Larethianをそう呼称する。過去の経緯があるのだ。おいらはすぐにそのイラストが思い浮かばなかったが。

*3:d20を6回振って一発も当たらない、驚異の匙加減

*4:Party全員が“[自分の名前]と愉快な仲間たち”と書かれた札を貼った。皆自己主張が強い。

*5:「Bonus Stageですから」とはDMのの言葉。