コードギアス

この作品、ガン×ソードのオーディオコメンタリーを視聴している人間にとっては、ロイド(白鳥哲)のイカれた言動に注目するのもまた密やかな楽しみとなる。井上喜久子との掛け合いもよし。
それはともかく。
今回の物語の肝は異形ゆえに孤独な女(C2)と、ルルーシュのちょっとした心のやりとりといった有様。
こういうシーンは大好きなのであるが、ちゃんとカレンを引き合いに出して三角関係っぽく見せているのがええっすよ。
「なにさ、私はゼロから紅蓮を任されたんだからね!」とC2に対抗意識を燃やしそうな雰囲気が大事。
しかしコードギアスの物語進行は、バックに物語のあるシミュレーションゲームを見せられているような気分になりますな。
そしてジェレミアがZZガンダム時のヤザンに見えたり…その落ちぶれっぷりに涙を禁じえない。スザク君はトラウマスィッチが入ってしまうし。細かいところはいくらでも。
まあ心中に生じる様々な思いを楽しめるという意味で、なかなかに目が離せない作品かも。