シルバー假面

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E5%81%87%E9%9D%A2
休日出勤を早々に切り上げ、渋谷ユーロスペースでの先行レイトショウを鑑賞してきました。
座席数144で私の整理券は159だったのですが、すぐそばに座っていた人が隣のユーロスペース1での上映作品と間違えていたため席を立ち、運良く座ることができました。
シルバー假面といえば実相寺昭雄佐々木守氏の遺作でもあるわけで、ともかく見ておこうと思ったわけです。
で、鑑賞。
…。
石橋蓮司がえーじゃないか! やっぱりキチガイ博士はこうでないと。
[追記]
日記を直接編集して「登録」しようとしたら、はてなが勝手においらをログアウトさせていたため、せっかく書いた日記がパー。憤懣やる方なし。
士気阻喪したので、今はこれまで。
[さらに追記]
以下、箇条書き。
森鴎外頓智の神様であった。
●出演者の中に加藤礼次朗の名前が。
●尺八音楽の山本邦山の名前で、中学時代の同級生にその息子さんがいたというのを思い出した。
●冒頭の舞台挨拶で、流石だったのは寺田農。他の役者が「映画を楽しんでください」とか「客席満員で嬉しい」という発言をしている中、「映画は今日だけ上映しているわけではないので、今日来た方たちは口コミで是非10人には広めてほしい」と営業までしていた。
(そういや脚本書いた中野貴雄さんは舞台挨拶しなかったな。舞台脇には控えていたけど。そういうものなのだろうか?)
●物語の整合性というよりは、特撮による総合映像娯楽作品といった内容だった。
それはいいのだが、個人的にはザビーネのキャラクタをもちっとはっきりさせてほしかった。大尉と抱擁するシーンも段取りを踏んでないから唐突に見えてしまったぞ。
島本和彦ばりに「私はニーベルンゲンの指輪を受け継ぐ戦乙女。運命の十字架を背負った女。我が母を追い詰め、我が父を奪い、大地にあだなすカリガリ博士! 私は貴方を許さない」くらいは言って欲しかったり。
まあ、おいらはベタな展開とうまいオチ(王道なんだけど、今まで見たことない展開。予定調和ではないハッピーエンド)の嗜好・志向なので、そう感じてしまうのかもしれないが。
●しかし1話(実相寺監督)と2、3話(北浦監督、服部監督)を比較しても、1話の映像構成が驚きなのは明らかか。
大正時代という設定があるため画面内に余計なものを映さないためにアングルが傾いているのか? と思ったけど、そんなことは気にならないほど凄いテンポとトリッキーな描写が続くのだ。
●以下リンク。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E8%93%AE%E5%8F%B8
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%94%B0%E8%BE%B2
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E9%83%BD%E7%89%A9%E8%AA%9E
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E5%8D%94%E4%BC%9A