Ghaeleさんをさがせ!

あまりに仕事が絶望的なので、逃避先としてDACのDM募集フォーマットで妄想シナリオを考えてみた。
対応レベル:6レベル?
推奨:性別男性
<冒頭>
Outer Planeに浮かぶ謎のDemi Plane“学園 -GAKUEN-”(全寮制)。
そこには莫大な財宝、唯一無二のArtifact、神格さえも驚嘆するという謎が秘められているという。
今までさまざまなMaterial Planeから、果てはAbyss、Nine Hell、さらにはSeven HeavenやArboreaからも調査隊が送られたが、あまりの世界の律の違いにはかばかしい成果はあがっていない。
最大の問題は、世界自体が高レベルPCを受け付けないという点にある。(高レベルPCは「教師」や「校医」など、世界に従属する強制力が働く役割を付与され満足に動けない)
Player Characterたちはそれはまで普通のDungeon Hackし、普通のMonsterを相手にし、普通に冒険者生活を営んできたのだが、この日Ghaele Eladrinの娘に仕事を依頼されて大きくその人生を狂わされることになる。
彼女は“学園”Arborea調査隊に参加して失踪した姉の救助を依頼してきたのだ。こんな荒唐無稽な仕事の依頼を受けるのは、冒険者の中の冒険者である君たちしかいない! というわけで、Player Characterは「嵐を呼ぶ転校生たち」として、“学園”世界に足を踏み入れるのであった。
<展開>
“学園”では一見して素性の読めない生徒たちが、互いに牽制しながら合従連衡しつつ微妙な均衡を保っていることが分かる。
それはそれとして、シナリオは校門での門番、通称“金沢”との戦闘から始まる。
無論「ほう、あの門番をやるとは…今度の転校生、侮れんな」という台詞を言うための布石である。
妖艶な微笑みで大人の誘惑をしてくるエッチな格好をした校医。
どこかの神格のHoly Symbolをヨーヨー(Meteor Hammer)という武器に仕込んでいるという、スケ番。
対立する生徒会と暗黒生徒会。図書室で静かに状況を見守る無口な眼鏡娘。迫りくる“約束の刻”とは?
Player Characterは降りかかる火の粉を払いつつ、“学園”の中での自分の立ち位置を決めねばならない。
<転機>
「Arborea調査隊のGhaele Eladrinはどこに消えたのか?」
それは何かを“知って”しまったからなのか。そしてそれは彼女を追うものたちにもじきに訪れる命題に違いない。
Player Characterはこの世界に隠された秘密の一端に触れ、次第に明らかとなる“学園”計画に何らかの答えを出さねばならない。
無論、好きなあの娘と伝説の木の下で結ばれる…というのも一つの選択だ。
<結末>
「よくここまできた。だが、そう簡単に卒業できると思ったら…大間違いだ!」
(または、「これが貴様らの卒業試験だ!」)
冒険者の卒業試験なぞ、黙ってd20を握り締めて臨むほかにあろうか、いやない(反語)。


[なお実際のシナリオは予告と違った内容になる場合があります。御了承ください。]


さて…仕事に戻るか。