エッチな白昼夢

「イテッ! ダメージ受けちまった!」
「なんですって!?」×7
私は勇者、勇者からくり。私のPartyは私が前衛かつ秘術使いかつ罠対策をせねばならない。
なぜなら、私以外の7人はすべて妙齢のFemale Ghaele Eladrinだったから。
「ああっ、御主人様を傷つけるなんて! 悪いモンスターにHammer of Righteousness!」
「あたいのツレをよくもやってくれたな! +4 Holy Greatsword!」
「なんてことを〜、Diamond Spray〜!」
「よくもわらわの愛しい方を! Righteous Smite!」
「おにーちゃんをイジめるなー! Storm of Shards!」
「ふ、ふふふ。大事な方を傷つけられて、黙っていられるほどお人よしではないのさ! (眼鏡を外して)Gaze Attack!」
「…(怒」(勝手にPrismatic Spray:Spell-like Ability)」
敵モンスターは塵となって消えた。
すぐさま大きなお姉さんGhaeleから小さなお子様Ghaeleまで、私の傷を治療しに殺到してくる。
「私がCureを!」
「いえ、私が!」
「ずるーい。私もー!」
どこのエロゲーかと言わんばかりのモテ地獄。
「あー、もうショウガナイナー。みんなからCure Minorをもらうことにするよ」
苦し紛れの名案である。
1人のCure Lt. Wounds(愛)を受け入れることで、6人を敵に回してParty崩壊するよりも、7人のCure Minor(好意)を受けるのが平和への道。
ああ、Party Leaderって、ツライものなのね(誰も同意してくれない)。
「じゃあ、このTouch Spell、どこに欲しい?」
「どこに欲しい?」×7
ジリジリと迫る彼女たち。おかしいな。Cure Minor Woundsが唇にHoldされてるぞ?


といった白昼夢を見た…気がする。