BSアニメ夜話「銀河鉄道の夜」(1985年)

昔、新宿中央図書館で鑑賞したような気もするのだが、1985年だとおいらは浪人生。大学入った後で新宿中央図書館に行ったのだっけか? 覚えてないや。
とりあえずメモ。
活版印刷シーン:タイタニック号出発の新聞。活字拾いは骨拾い。死の物語への伏線。付された音の素晴らしさ。ことん…。
杉井ギサブロー監督:10年放浪期間があった。日々の生活を営む者(日常・生)と自分のような放浪者(非日常・死)の対比。日常への優越感と日常への嫉妬の矛盾する思い。その後の現実回帰。
・映画監督はギリギリのラインの作品を制作した後に踏み外す(岡田斗司夫氏談)。押井守:「ビューティフルドリーマー」>「天使の卵」。杉井ギサブロー:「銀河鉄道の夜」>「源氏物語」。映像作家の成長として捉える。この作品は転換点。
加藤夏希:家出したことあり。(4日間)
・三角標:神の視点(すなわち監督視点)ではないか。藤津亮太氏談。関係ないが、WikipediaならぬAnipediaというコーナータイトルだけど、いまいち語呂悪し。