電脳コイル

イサコいじめ、というかイサコを追い詰めることで、視聴者をサディスティックな気分にさせるヤバめ演出。
半端にヤサコが助け舟を出そうとして出せない描写を入れることで、やりきれなさ感は当社比120%といった有様。
絶体絶命のピンチで、あのイサコが無力感と恐怖と孤独ともに、ただの追い詰められた少女の顔のアップとなって次回へ続くってぇのは本当に反則だ。
しかし、一番の見せ場は、ダイチがオバちゃん(くどいようだが女子高生)にぶつかって、彼女の胸が揺れるシーンだと思うが如何に?!
過去の経緯があるとはいえ、もう一度ぶつかってその感触を確かめるエロガキ振りを見たかった気もする。
それにしても物語前半で圧倒的な立場にいたイサコやオバちゃんがその力を奪われ、前提となっていた事実が事実でなくなり、いよいよ話は大詰めを迎える…のだろうか?
ハラケンは謎の絵を残して目覚めず、フミエは「もう関わりたくない」と離脱、駅向こうの少年たちがクラスに加わり、ヤサコ周辺の人間関係は激動することよ。
最後まで気が抜けんのお。