Meaning of Life (Monty Python) 1983

モンティ・パイソン 人生狂騒曲: 5月22日(木) 午前0:45〜2:33 (21日深夜) アナログBS2>
録画していたのを視聴。10年以上前に一度見ているが、冒頭の部分(クリムゾン終身保険会社)しか記憶になかった。
今、改めて見直すと感慨もひとしお。
・クリムゾン終身保険会社の場面は、凄い楽しそう。単なる事務用品が海賊の蛮刀に早変わりしたり、キャビネットが大砲の代わりになって一番上の引き出しが「ドカン!」と発射されるなど、実に馬鹿馬鹿しいほど海賊してるのだ。建物の改装中の覆いを帆に見立て、抜錨してOffice街から出航するシーンは小躍りしてしまったさ。
・Every Sperm is Sacredを歌い上げる場面、コンドームやペッサリーを認めないカトリック信仰の夫婦の多数の子供役が一緒に歌ってるのが素晴らしい。とくにまだ幼い少女が「Let the heathen spill theirs, on the dusty ground. God shall make them pay for, Each sperm that can't be found.」と一心に歌う姿は素晴らしい。
・学校でSexについて教える場面も、講義だけでなく生徒たちの目の前で実技をこなしつつ冷静に解説する教師に吃驚だ。だいたい教壇に即席のベッドを展開する仕組みが組み込まれているってーのがGoodですぜ。そこから大人げなくも教師チームがラグビーで生徒チームをメタメタにして大喜びするシーンに繋げる絶妙さ。そのオトナ気のなさは特筆に値する。
・Galaxy Songに丸め込まれて肝臓提供してしまうとは! Bluff Checkですっげえ値を出したってことか(俺的にはGalaxy SongはBluff Checkに+100 Bonus)。
・上品なレストラン(Blues Brothersの'Mr. Fabulous'のシーンを彷彿させる)でPenis Songをピアノを弾きつつ軽やかに歌い上げるEric Idleが素敵だ。
・「第一級性差別ジョーク」で死刑囚となったアーサー・ジャレットが、パンツ一丁で胸を揺らしながら走る妙齢の美女約20人からに追いかけられる場面は圧巻だ。“乳揺れ”の元祖はここにあったのか! と思わず膝さを叩いたほどである。確かにある程度大きいオッパイは、走ると物凄く揺れる。実写だけに縦横に揺れるオッパイはおいらの心を鷲掴みにして画面から離さなかった。しかもスローになったりするんですよ? いやあ眼福眼福。
・天国は毎日がクリスマス。疑うなかれ。
・Christmas in Heavenで締めるかと思いきや、最後に当たり前で辛辣な言葉をはさんでGalaxy Songで締め直すところもよい。人生って、結局Bluffなんだよな!(違
といったところ。
いや真面目で隙のないモノを眺めるよりもかなり健全で心安らかになることよ。