崖の上のGhaele

とある世界で冒険者となって5年の宗介は、岬の崖上でTravel Domain Clericの母親と暮らしている。父親はAstralの海を越えて旅するAstral Ship乗り、海の男だ。
つまり海はAstral Seaなので、Celestialの幼生体が流れ着いても何の不思議もないというか、必然でさえある。
Ghaele(Eladrin)であるブリュンヒルトは幼生体Globed FormでHigh-Level Wizardの庇護下から抜け出してAstral Seaをたゆたっているうちに宗介と出会い、その魂との接触にて影響を受け、あまつさえ「ponyo」*1という名前まで受け取る。
Clericたる母親はKnowledge[the planes]にRankを振っており、Knowledge Check[Ghaele]のDC23にわずかに足りない結果だが何となくCelestialだと認識している。
ちなみにGlobed Formではハムが食べられない気もするが、気にしない。
結局High-Level Wizardフジモトの元に引き戻されるponyoであったが、宗介との接触によりHumanoid形態への憧憬を強め、フジモトが貯めていたSpellfireを取り込んでその魔法力をバネに、再度宗介の家を目指すのであった。
Globed Form, Half-Globed Form, Humanoid Formという三形態を取りつつ、強力な魔法の力によって氾濫したAstral Seaの中を駆け抜けたり駆け抜けなかったり。
Planar Cohortというルール上の規約を守らずに幼いとはいえ同衾状態となったため、月(Selune)はロシュの限界へと向かって降下をはじめ、Astral Seaに水没したMaterial Planeは様々なCreatureを遭遇表に追加計上することに。
ついには事態を収拾するためBrightwaterから女神がやってきて、
「天使であっても、半天使であっても、天使でなくても」彼女を好きか?
という非常に微妙な質問をしてくる。
つまりそれはGhaeleであっても「天使」なときと「半天使」なときと「天使でない」ときさえもあるかもしれないという意味に他ならず。
冒険者であれば答えはYes, Qui, Ja!
GhaeleたるponyoはついにHuman(Female)となって宗介とともに冒険する資格を得る。彼女がGhaeleであったことをおいらは忘れない。そんな話。

*1:Globed Formの触感によるものと推察される。