Gamerも必読さね:6兆円(年間の国家予算)を746万人で負担

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非常に面白い。「ゴルゴ13」にまで言及していて、そこからスイス銀行がどういった存在なのか、それが破綻に瀕するとはどういったことなのか説明している。
さらに「自分たちの信じる美しい市民社会のために、その裏で他国の人々が収奪の犠牲になっているのだ」とまで言い切るとは…。なかなかに凄い直截さだ。
ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の立脚点が音を立てて崩れていくとまで断じるのは爽快ですらある。*1
しかし、本当にとんでもない時代に生きているものだ。たぶん戦争たけなわの頃の人々もそう感じていただろうけど、人間の営みはどうしてこう阿呆なんだろう。率直な感想として。
ああ、三段論法的転送機が開発されたなら!(現実逃避

*1:ちなみに「プロ倫」は大学時代のメインテーマであったが、おいらは不真面目学生だったのでいまだに本棚に綺麗な姿のまま飾られている。