本日の戦果


 ■雑誌「アフタヌーン」01月号
 ■一迅社  Landreaall 13  おがきちか  
相変わらずLandreaallは面白いなあ。
アカデミー騎士団の籠城戦をまあ多面的に描いている、というのがポイントなんだろう。一言で表すと陳腐な表現になるけど。
宮崎駿風の谷のナウシカ」のナウシカが戦場を駆る場面とはまた別の魅力があって、アカデミー所属の学生それぞれの立場・性格・能力がせっぱ詰まった場面で際だっているのと周囲の大人たちの対応がオトナゆえのしがらみにとらわれつつもちゃんと描かれているのは素晴らしいであろう。つまりミリタリーちっくな戦場の風というより、災害において結束する人間ドラマ的なものなんだけど、どちらも敷衍すると「ゴジラ」とか「ガメラ」で人類の存亡を賭けた特殊作戦へ臨む高揚感溢れる心持ちに通じるってことなんじゃなかろうか(もはや意味不明。
そして次へのヒキをちゃんと用意しているあたり、侮れない。
活動的なエピソードが落ち着いたから、今度は陰謀系のエピソードなのかしら。