PPP FR Trilogy Campaign 14 [Shadowdale:The Scouring of the Land 7] 【ネタバレ上等】


[DM] つかださん
[前衛]オライゼン Orithen(Listさん)
Gold Dwarf Cleric-10/Fighter-1(ECL11) NG Deity:Ogma Travel Domain, Knowledge Domain
Feat:Knowledge Devotion, Divine Might, Martial Study[Clever Positioning], Martial Stance[Step of the Wind] , (Power Attack)
HP114?, AC23 +1 Fullplate & +1 Dwaven Waraxe & Ring of Protection +3
[挟撃, Squard Leader]デセイラス Desarass(羽生響さん)
Catfolk Marshal-7/Holy Liberator-4(ECL11) [Reducing LA] CG Deity:Tymora
Feat:Iron Will, Goad, Combat Panache, Dodge
HP78, AC27 +1 Fullplate & +3 Heavy wooden shiled Darkwood with Shield-sheath & +1 Longsword, Holy, Keen(Tyr)
[秘術]メディール Midir(死せる詩人さん)
Illumian Cleric-1/Wizard-4/Dweomerkeeper-6(ECL11) NG Deity:Isis Magic Domain, Good Devotion
Feat: Collegiate Wizard, Chain Spell, Rapid Spell, Practiced Spellcaster (Scribe Scroll, Arcane Domain[Conjuration], Inprumpt Metamagic)
HP73, AC16 Mage Armor & Githcraft Buckler
[技能, ONI Sergeant] リューオーン Lieworne(ほえほえさん) Humanoid[Human, Dragonblood] UA Rogue-3/Swashbuckler-1/Swordsage-2/Chameleon-5(ECL11) [Reducing LA]
Feat:Able Learner, Nymph's Kiss, Alertness, Keen-Eared Scout, Two-weapon Fighting (Combat Reflex, Weapon Finesse, Vexing Flanker, Chameleon Bonus Feat[Shadow Blade]にしていた)
/ Main Stance:Island of Blades / HP89, AC25 +3 Studded Leather(+1 Mithral Chain Shirts) & +1 Shortsword, Frost(Cold iron Shortsword)
[信仰, Medic]マンフレート・レーア Manfred=Lohr(注:ウムラートが"o"の上にある)(からくり)
Humanoid[Human, Dragonblood] Cleric-7/Thaumaturgist-4(ECL11) [Reducing LA] CG Deity:Selune
Feat:Extra Turning, Quicken Spell, Divine Metamagic[Quicken Spell], Spell Focus[Conjuration], Improved Initiative
HP84, AC20 +1 Mithral Chain Shirts & +1 Buckler Darkwood with Wand Chamber & Morningstar with Wand Chamber
[香港]ヤマ・トォ Yama=Tuo(いっちゃんさん)
Female Catfolk Ex-Monk-2/Swashbuckler-1/Swordsage-1/UrbanRanger[Solitaly Hunter]-1/Shadow Sun Ninja-5(ECL10 => ECL11[Shadow Sun Ninja]) [Reducing LA] CG Deity:Selune
Feat: Shadow Blade, Combat Expertise, Superior Unarmed Strike, Snap Kick (Combat Reflex, Improved Unarmed Strike, Stunning Fist, Weapon Finesse)
/ Main Stance:Giant Killing Style , (Island of Blades) / HP88, AC29 鎧着てない! 武器は拳(というか猫の手)! Permanent Reduceした上に効果音(「ろりっ! きらっ!」)を口ずさむ
Favored Enemy (Member of Zhentarim), Decisive Strike (Monk Class Feature)
一応、隠す。


前回からの続き。
明けて2月20日、我々はDungeonの攻略を進めるべく、Shadowdale地下への入り口目指してガシガシ進んでいた。
OrithenがかけてくれたSnowshoes Massによって、雪道もスイスイと進んでいく。
すると途中、一軒の農家の近くで老婆を見かけたので「そんなデカいババアがいる…」と指を突きつけようとしたMidirを押しとどめつつ、「こんには」と声をかけるのであった。
Lieworneがじっくり眺めると(Spot33!)、なにやらDisguiseしているようだったので「正体をあらわせ、この年増!」とヒドイことを言う。とりあえず敵味方の識別する前に喧嘩を売ってもなんなので「どちらさん?」とManfredは相手の素性を聞いてみるのだった。
農家の中に案内されて話してみると、相手はLady Shaerl AmcathraでShadowdale領主の奥さんであった。
Z戦士(Zhentarim)がこの地を占領したときに、身分の低い賄いの老婆に身をやつして難を逃れたらしい。後々住民とともに蜂起するときに共同戦線を張ることを約束して、この場は別れる。
我らには敵司令部地下までの通路を確保し、GhaeleさんにMaterial Planeに顕現いただくという重要な任務があったのだ。


さて前回到達地点へと至るまでに、まずは最初の遭遇がGrinding Gulfであったのだった。
足場の定かならぬところで、Beast of Bane Template Lith*1 * 4と遭遇。Playerとしては懐かしいStone Sphere(UE)を使ってきた。
例によってLieworneと敵だけの蜜月Round(Surprise Round)が行われてからの戦闘となった。
ManfredのScroll[Bless]とMidirのUnfalling Terrainの援護を受けたParty面子は、指揮官Desarassのもと、次々と飛び出していく。
先行していたLieworneはStance(Step on the wind)を展開してDifficulty Terrainをものともせず前進後、TranspositionでOrithenを前線に送り込む。
第一ラウンドでOrithenのPowerAttack(5)連撃で49点を計上、一体を撃破。
次のラウンドでYama=tuoのWolf Fang Strikeが決まってあっさりニ体目を吹き飛ばす。
LieworneがMighty Throwで敵を放り投げたところにOrithenが突貫(Charge)して、三体目をなぎ倒す。以下略。


緒戦を危なげなく突破した我々は先を急ぐ。
だが、Creviceのある場所でLieworneが何らかの異常を察知する。どうやらCreviceの上にDrowの待ち伏せ部隊が息を潜めていたらしい。(我々はCreviceの谷底、敵は谷の上といった位置関係。)
Ambush!
ということで、いきなりPartyのいる周辺に沈黙空間(Silence)が広がり、Lieworneが壁を上りだしたと思ったら、氷の嵐(Ice Storm)が吹きすさび、炎の手榴弾(Necklace of Fireball, 5d6)が3発投げ込まれて散々な目にあう。
DMの優しい出目もあって(5d6の3セットは10点、15点、10点だった。期待値17.5点なのでかなり優しい)、通常Roundに移行して我らの反撃となる。
敵はFullplateを着用したDrow(CR4)三体、Drow Warmage(CR7)の副官に、Drow Female Cleric(CR7)という構成だった。
LieworneはDrow ClericからのHold Personを意志の力で弾くと、谷底を実際より少し浅い位置に誰もいないイメージをSilent Imageで張って敵を混乱させる。
Manfredは後退したあと、Quicken Cure Light Wounds Massを唱え、そのまま仲間が集まったら上のフロアにDimension DoorするReady Actionをとる。
この後にもIce Stormを一発くらってるので、中衛・前衛はトータル25d6を受けている計算か。(期待値87.5。WarmageのEdgeが乗る。とはいえ、Resistanceがあったりなんだりで、そこまで酷いダメージはくらっていない。)
それでも予定通り、Orithen、Yama=tuo、Desarassがやってきた段階で、ManfredはDimension Doorで上のフロアにとぶ。その直前にCrevice谷底から上のフロアに向けてMidirからStinking Cloudが唱えていて、見事にDrow WarmageやFullplate組はnauseated状態になっている。
第二ラウンドになって、Drow Clericは最後っ屁とばかりに(まあお下品)、Evil Devotionを起動した後Sound Burstを唱えてくる。
DesarassがST落としてStunnedとなるも、委細構わずOrithenがまず移動してワンパンを入れ、Yama=tuoがいつものパンチ一発目でClericに風穴をあけ、返す二発目でWarmageの頭部をパンチで粉砕する。
(「Yama=tuo、恐ろしい猫!」と月影先生の声がどこからか聞こえる。)
時をおかず第三ラウンド、今度はOrithenのDimension DoorでStinking Cloudエリアを間に置いてCrevice反対側で嘔吐いているFullplate組を視野に入れる。
前と同じくYama=tuoがDrowどもをボコる。「Shadow Fang Strike! 加えてSnap Kick!」と叫んでいたが、これはShadow Sun Ninjaの放つWolf Fang Strikeといった意味合いだったのだろう。
これにてDrowどもの投了と相成ります。


途中2回の遭遇を経て、ようやく前回Dungeon探索の拠点としていた地底湖にやってくる。
行ってない横道2本と、迷路の先に未踏査エリアがあって、選択肢は3つ。ともかく横道の1本を行くことにする。DM曰く「取りこぼしのない方向に行くよなあ」
先に進むと天井にコウモリがびっしり張り付いている場所があったので、面倒だからManfredがWall of Stoneを天井を覆うようにはりつけ、コウモリどもを塗り込めてしまう。
そして歩いていくと前方から女性の歌声が聞こえてきたので、おいらの頭の中では一瞬にしてシャワーを浴びているおねーさんのハミングが絵面となって立ち現れたのだが実際そんなことはあるはずもなく、Female DrowがLolthを讃える歌を歌っているようであった。Midirの分析によれば、それは炎の蜘蛛を主題としているとのこと。OrithenのResist Energy Mass(Fire)の援護を受けて進むことに。
じきに儀式場と思しき広い空間に出ると、部屋の中心にはPortalらしきものがある。ここで戦闘Roundに突入。
ManfredはProtection DevotionとBlessで仲間を援護。OrithenがDwarfにあるまじき俊足でPortalの裏側を確認すると、前回倒したDrow三姉妹の二番手、Warlock/Demonbinder[Drow of the Underdark]たる三女(CR11)の姿があった。
Orithen「おまいさん何者だ?」
歌のおねーさん「Dwarfなのにそんなに足が速いとは…キモいな」
会話がかみ合うはずもなく、恋が芽生えるはずもなく、殺伐とした殺し合いに移行する。ちなみにおねーさんにはDemon Wingが生えていた。
LieworneはActive Spotで「1」を振るも値は「35」と申告。かなりおかしい気分になる。いやその結果、Portalらしきものの縁に群がっていた炎らしきものは、Fire Spider Swarm(CR9) * 2だということが分かる。
第二ラウンド、Portalから新たにHuge Magma Elemental(CR7)が出現して部屋の中央へと急いでいた前衛・中衛陣が狙われる。
ともかく空を飛べないと歌のおねーさんことFemale Drowに白兵戦は挑めないので、Manfredは自分にCelestial Aspectを唱えてDesarassの背後まで移動、彼にQuicken FlyをEnchantする。
Swarmに囲まれてNauseatedとなっていたOrithenはTumbleが-2にも関わらずAoOを避けるためにTumbleで移動するも敢えなくAoOを受ける。だがDMの出目は「5」で当たらず。
ここでMidir今日のビックリドッキリSpellその1ということで、Aurial Sapphire(CChamp)でQuickenにした上でSupernatural Spellに変換したCyclonic Blast(SC)が炸裂*2、あわせてRainbow Blast(SC)まで投入して見せ場をつくる。
空の飛べない猫Yama=tuoはMagma Elementalに向かって拳を叩き込み、Lieworneがトドメをさす。
一方、空を飛べるようになったDesarassはFemale Drowに向けてSmite Evilを叩き込む。だが敵もさるもの。
Slashing DispelでDesarassにかかっている援護呪文を引き裂く。Flyも剥がれたため、ゆっくり地上に降下することに。
そして第3ラウンド。なんとPortalから再度Huge Magma Elementalが登場。
「わんこかよ!」と誰もが心の中で思ったに違いない。
大ダメージに対しては適宜MidirがSudden Aegisを放ってPartyの被ダメージをコントロールしていた。Orithen以外は皆それほどうたれ強いわけではないのだ。
取り急ぎManfredはArmband of Elusive Actionを起動してLeiworneの後ろに回ってCure Critical Woundsで回復させる。
OrithenはここでHoly Transformation Lesserを発動させてFly SpeedをつけてFemale Drowに接敵する。「天使の羽根で空飛ぶDwarfかよっ! またまたキモっ!」と叫んだとか叫ばなかったとか。
MidirはWall of StoneでとにもかくにもPortalを塞いでしまう。コウモリの所でManfredはWall of Stoneを使い切っていたので、MidirがいなかったらPortalを塞ぐ手段がなかったわけで、いやはや南友(by 永井豪)である。
歌のおねーさん(Female Drow)はようやく攻撃にかかれるとばかり、“えるどりっち・ぐれいう゛”*3からの攻撃(Eldritch Blast?)をOrithenに向けて解き放つ。
そしてここぞとばかりMaximize Critical Hitで72点ものダメージを計上(必中+熱血のようだ)。OrithenはMass Damage Checkを通す。さらに追い打ちの二撃目も命中して36点。合計108点を受けて…まだ立っている! さすがOrithen。
混戦模様を呈してきた戦場で、LeiworneはMagma Elementalの近くから離脱する。DesarassはMagma Elementalに中指を突き立ててGoadを敢行、さらにAmulet of Teamworkを起動して瞬間的に防御を高めて集中する。SwarmはそんなDesarassとYama=tuoに群がるのだった。
第四ラウンド、Magma ElementalはDesarassにパンチを見舞うも、DMの優しい出目も幸いして有効弾はなし。
ManfredはボロボロとなったOrithenに近寄ってHealで回復させる。
Armband of Elusive Actionを既に使っていたので、Anklet of Translocationをうまく使ってAoOを回避する。
次にMidirは久々のChronocharm of the Uncaring Archmageを解放してのHail of StoneをSculptして敵にダメージ与えるも、なんと珍しいことにMinimum Damage!(5d4で5点)
Yama=tuoとDesarassがMagma Elementalを殴り、LieworneはSwarmに向かう。OrithenとFemale Drowは二人だけの空間となるも、Warlockの最大火力は最初に投入されていたので、またもや二発被弾(26点、22点)したけどOrithenはニヤリと不敵な笑いを浮かべるのであった。
そして運命の第五ラウンド。
DesarassがMagma Elementalに右フック左フックのコンビネーションを受けてフラフラとなる。
これにMidirのSudden Aegis、ManfredがCure Critical Woundsでフォローに回り、時間を稼ぐ。
満を持しての攻撃で、Orithenは「往生せいや!」とばかりにDwaven Waraxeを振り下ろしてFemale Drowにトドメをさす。これでDrow三姉妹も長女を残すのみ。
あとは後始末するがごとくMidirはSummon MonsterでStorm Elementalを召喚してSwarmなどを処理するのであった。


だいぶリソースを消費していたものの、もうちょっと進んでおこうということになり、地底湖からのびるもう一本の横道を進む。
すると別の地底湖にぶち当たり、これをDimension系のSpellやSpider Climbでパスしようとすると、水中からKuo-toa Monk(CR6)が4体出現してJavelin of Lightningを投射してくる。
さらにHusk Vermin Template*4 Gargantuan Spider(CR10)が湖底から浮上、通路の先からはDrow Archer(CR6) * 2とDrow Cleric(CR7)がやってくる。
ManfredはUndead Spider対策として、OrithenにScroll[Death Ward]をEnchantし、さらにSwim Speedを付与するAugment CrystalをDesarassと協力して彼の鎧に装着する。
さらに虎の子のMaterial Component(100gp)を使ってDiamond SprayをDrowどもに放つも、すべてSRに弾かれてションボリ。
うってかわってMidirは、この日二度目となる今日のビックリドッキリSpellその2を発動。Chain Gelid Blood(FB)で、DrowたちのSRを突破してこれを無力化する。
ロボコン0点の後にロボガリが100点取ったような展開に、おいらは天を仰ぐ。
でもロビンちゃん(Ghaeleさん)は、落ち込んだロボコンを優しく慰めてくれるさ…と思い直し、気を取り直す。
ともかくEvocationとTransmutationを取り戻したMidirは活き活きとして、Drowとやりあう前にもKuo-toaのChargeにGreater Mirror Imageで応戦したり、HeartシリーズによりFire Shieldを展開したりと、実に冷静沈着に立ち回っていた。
で、戦いは天井をStance(Dance of the Spider)でジリジリと移動していたYama=tuoが、「アチョー!」と神楽ちゃん(by 銀魂)のように、Gargantuan Undeadの頭上へと必殺のSoaring Raptor Strike(+6d6 damage. total 66点)をお見舞いする段になって、Party優勢へと傾く。
Snap KickによりUndeadを沈黙させた後にKuo-toaも殴り殺し、殺戮メイドの名に相応しい働きをする。Selune査問会に行って何かが吹っ切れたようだ(?)。*5
Drowどももダメージが入っているArcherに、なんとManfredがChargeしてこれを仕留める場面もあって、敵の掃討は完了するのだった。
ManfredのHR:1d20[4]+7(BAB)+2(Str)+2(Charge)+3(MidirのChain Greater Magic Weapon)+2(Island of BladesによるFlank)+2(MarshalのMajor Aura?)で、相手はGelid BloodでACが落ちてたのもあって命中。ダメージは1d8(7?)+2(Str)+3(Magical)+6(MarshalのMinor Aura)=> 18点ほど。
Drow ArcherのHPが30点ほどだったので、Yama=tuoが出るまでもないといった仕儀に。


ここでMidirが「Spellが尽きた。帰ろう」との提案があり、我らは戦利品とともに地上に戻るのであった。
今回はとくに宿では騒動も起きず、ManfredとOrithenのTeleportがあるので、Arabelまで行って帰って買い物などを済ませるのであった。

*1:ガーゴイルっぽいCreature。Lithという名称が正しいかどうかは知らん。たしかそんな名前。

*2:後でよくよく考えると、Quicken SpellはSuにしたときに無効になる気もするなあ。実際、どうなんだろう?

*3:Warlockは調べてないからよく分からん。

*4:Drow of the Underdark掲載。VerminをUndead化するTemplate。Bite Attack受けるとLevel Drainだとか。ふざけんな!

*5:前回の冒険は、Yama=tuoは最後にPlayerの都合でいなくなっている。これをしてSelune査問会に召還されたのだと推測したわけだ。