PPPドラゴンボール Evo.[SchoolはたぶんEvocation] 鑑賞会+カラオケ


●カラオケ
1)死せる詩人さん:本棚に並ぶ3.5eマニュアルにため息が出るのは一緒。
D&Dのよく分かる本」に掲載されたEladrinのイラストは随分と良いものだと見せてくれた。
確かに瞳の表現が松本零士描く異質な女性っぽくて気に入りました。
つかださんのコラムも評判がよいようだったが、この手の本はおいらは購入対象外なのだよな。
2)ほえほえさん:さだまさしがマイブームらしい。昨日ヒドイDungeonに潜ったという話をしてくれる。
        「チチをもげ!」(パルコ・フォルゴレ)をエントリーしてくれたのが俺的に素晴らしく感じた。
3)からくり:喉に優しくない曲ばかりチョイスしたら、炎症起こしたようだ。
映画は消化不良になるような代物だったが、一緒に語る面子がいて良かった感じ。
たまにはこんな週末もいいものだ。
●映画+食事で合流
4)いっちゃんさん:八丁堀の仕事場からなぜか中抜けしてやってきた。御苦労さまです。
5)さるしんごさん:何気に濃ゆい人ゆえ、油断ならない。映画秘宝を愛読されてるようだし、禁則事項の多い洋ゲーにも首を突っ込んでらっしゃるようだし。
とりあえずの映画感想:プーアルの「ギャルのパンティーおくれー!」のないDragonBallはDragoballではなかろう。おっぱいでパフパフを要求しない亀仙人もどうかと思うなあ。


オッス、おら悟空。アメリカ学園映画*1に登場する駄目男君のように不良にナメられる日々を送ってるけど、本当は“気”パワーが使えるから厨房並みに強いんだぜ?
爺ちゃんが喧嘩は御法度っていうから我慢してるけどなー。だから学園(High School)のマドンナ、チチを眺めて授業中に妄想にふけるのが精々さ。それにしても今時意中のあの娘がエロく果物を食べるという妄想場面を挿入してくるのはどうかと思うな。大時代的な隠喩(Sexual Metaphor?)にも程があるだろう。
爺ちゃんからは影鶴拳(Shadowcrane Strike)を学んでる最中だけど、これが後に“かめはめ波”の基礎になるって話だ。
物語はおおまか、ピッコロ(Evil Lord Piccoro)って悪いヤツが復活してDragonballを狙ってるってジャンプ読者にはお馴染みのヤツだけど、ピッコロのやつ、実写版ではなぜか飛行船みたいなものに乗って女幹部連れてるんだ。総じて説明不足な気がするさ。外見もなんか「ひょうきん族」で明石家さんまが着てた着ぐるみにしか見えないのが難だよなあ。その昔、手下の“大猿”とともに世界を恐怖のズンドコに落として暴れたらしいけど、7人?の勇者によって魔封波で封印されたんだと。でも解散コンサートを行ったはずなのに節操なく再結成するバンドのように、ともかく復活してDragonballを集め出したみたい。そのあおりでおらの爺ちゃんは死んじゃうし、ブルマの会社も襲撃されたのさ。
まあ結局おらの活躍ですべては無事(それは嘘だ)解決するんだけどなー。
見所は…
・なんの伏線もない唐突な展開。それが積み重なっていくので、話の後半になると色々と「こいつらは何を言ってるんだ」とか「どうしてそうなるんだ」という頭を抱えたくなるような気分になれます。
・大猿が全然大きくない。日本の特撮モノはスペクトルマンだったか(ミラーマンだっけ?)の故事を思い起こすことでしょう。たしか等身大ヒーローだと人気が出ないから無節操に巨大化させたという話。またはトンデモZ級SF作品のように、低予算なのに宇宙人やロボットの登場する話を作ろうとして、後の人々に失笑を買うようなCreatureやConstructを出してしまうとか。
・不良相手についに戦うことを決意した悟空が、すべてElusive Target持ちのように相手の攻撃を利用して同士討ちをさせるような展開に持って行くあたり。ここらへんはD&Dモノであればなかなかに楽しい。厨房パワー炸裂ですよ?
・“かめはめ波”修行のために、気パワーで灯籠に火をつける訓練をする場面。4e D&Dで考えるならば以下のようになろう

●“かめはめ波”練習拳
[無限回(At-will Power)][気(Ki)]
標準アクション(Standard Action) 遠隔・10
目標:1-3
攻撃:厨房 vs 灯籠
ヒット:灯籠に火が灯る。視界内に意中の女性がいた場合、命中すると相手に向けて1スクエア強制移動(Slide?)できる。
灯籠に3発命中すると、厨房 vs (女性の)意志を試みることができる。これが命中すると自動的に女性の隣接スクエアにTeleportする。
なお女性の隣接スクエアに到達すると、すべての灯籠の火は消えて、暗闇の中お楽しみタイムに突入できる。どんな効果だ。
ミス:攻撃が外れると意中の女性から離れる方向に1スクエア強制移動。
・これからの流行。セッション中Dragonを見たら、「Dragon------!」を叫ぶこと。その後、「Give a life」もしくは「Give a Panty」と繋げるべきであろうか。
武天老師(チョウ・ユンファ。さるしんご氏は「彼が亀の甲羅を背負ってたらどうしよう」とドキドキしてたらしい)が色んな意味で楽しすぎる。あの扱いはないさ。
ヤムチャはここでもいらない子っぽい。
鳥山明の苦し紛れのコメントもむべなるかなと納得です。D&D Gamerはまた別の楽しみを見出すものですが…それにしてもいささか苦しかったのではなかろうか。
いっちゃんさんは憎しみの連鎖用プレゼントのために、劇場版パンフレットを購入して御満悦だった。それはどうよ?

*1:プロムナードに悟空がチチを誘う場面とか出てきそうな勢いだった。