グインサーガ

遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA)

遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA)

読了。
栗本薫さんが亡くなられて、ちょっとだけ目にした“栗本(中島)語り”の中では、実は唐沢俊一氏のものが一番適当であるように思われた。


さてグインサーガ最新刊。
本文よりも後書きの内容が、実に複雑な感情を励起するのであった。
自分の母親が癌で闘病したり病院で亡くなったときの状況が思い起こされて、心穏やかではいられなかったからだ。
しかし敢えて冷静に突っ込むなら、紫綬褒章なんかもらう輩はろくでもないと思っておいた方がイイゼというあたりか。
あと「超越大師」の活躍がちょっとだけ見たかったのは、秘密の秘密だ。