雑誌アフタヌーン

1) 瀧波ユカリ氏から柏原麻実氏への応援イラストが嫌がらせスレスレ?で目が離せなかった。柏原麻実氏のお返事も微妙に本気で嫌がっていそうで、無謀なコラボをはかった編集部に感心してみたり。
2) ファンシーGUYきゃとらんに、大阪支部から本社に異動してきたマネージャーがつくことに。鬼マネージャーという噂だったが、眼鏡女性の鬼ちひろマネージャーだということが発覚。彼女は生真面目に寝坊したきゃとらんのアパートまでやってきたが、その底辺な生活振りに呆れつつも真面目に向き合ってみたり。とりあえず好感度は高い。駄目な自分を説教もしくは理を解いて改心促されて心地良いのは、幼馴染みと女教師とマネージャーなのかもしれん…と思わせる何かがあった。
3) 田丸浩史の著者近況には色々とツッコミ所が。作中の台詞ではないが「パンチラをなめるなーっ!」と絶叫したいことしきり。まあ、あの年齢設定でストッキングをはかないのもリアリズムに反するであろうが(くたばれリアリズム!)。
番外) 「シナプスの夢」は四季賞出身の杉乃紘の作品。ある意味非常に倒錯した浪漫を描いている。自分の教え子が嫁さんになって…という展開はよくあるが、そこにアクシデントをもってきて自分の作品(ナノマシンと考えるとすっきりする)による再生を試みるが、作品そのものからも好かれてしまう展開に。これは普通ホラーの発想ではなかろうか。
この手の話では、高橋留美子「忘れて眠れ」のように憑依するものとされるものが互いに認め合う場面があるかどうかが重要な点な気がする。
作中の結末では作品側(人工細胞・ナノマシン)が身を引くことでまとめているが、柱に「ここにいるのはどっちの沙都?」とあるように微妙な読後感を残すようになっている。