チョコレート・ファイター
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: DVD
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往年の富田靖子に(なんとなく)見える少女が、己の戦闘力の限りを尽くして(タイの?)暴力団を叩き潰す話。
一応、日本人の父親(阿部寛・九州のヤクザ)とタイ暴力団幹部とその情婦(タイ人の母親)の三角関係があるが、たぶんそれはどうでもいい。
聖闘士のごとく一度見た技は、それがTVゲームだろうが実戦だろうがすぐにコピーできるヒロインの能力こそ、注目すべきポイントなのであろう。
致命傷と見えてもなかなか倒れないお約束もあって、細身の女性の身体が信じられない機動を経て、体格もよく筋肉質の男女を薙ぎ倒す様は心揺さぶられる。
ジャージ眼鏡の使い手の変則的な挙動さえもコピーして己の技に取り込むあたり、さらに格闘エンジン?が加速。果ては(よく分からなかったが)鞘二刀流にまで駆使するに及び、「そうだ! エクスカリバーは鞘が最強*1。つまり鞘二刀流は、普通の二刀流を凌駕する!!!」と無茶苦茶な結論に達するのであった。
人生の救いが愛であるかどうかはともかく、生傷アクションの迫力に脱帽した1時間半であった。
関係ないがリングスのヴォルク・ハンって当時最強だと思ったのだけど、その後どうなったんだろう? あの関節技一発で終了させる絵面に当時は戦慄したものだが。
*1:いや回復能力があるゆえに最強なのではなかったか?