【ネタバレ注意!】DAC Rod of Heaven Parts DM:カヅサツさん 3.5e


ネイさん((鳥取から夜行バスでやってきてD&Dだけやって帰っていくのだそうだ。)): マッハ・ボーイ Conjurer Wizard-5/Metaphysical Spellshaper-1
飯岡健太さん: プレジャー Favored Soul-6
GP20さん: チェンバレン Barbarian-2/Fighter-4
え〜じさん((大阪千里にいた人らしい。今は奈良にいるのだとか。お疲れ様です。)): ツール Rogue-4/Ranger-2
からくり: カーメン・セーニン(亀仙人) Cleric-4/Figher-2
Book of Erotic Fantasyの使用を堂々と銘打っているセッションに私は3回参加しているが*1、そのうちの2回はDACにおけるカヅサツさんDMのものである。
前回は男性冒険者が魔法で女性冒険者に性転換させられて自らの貞操の危機に陥るという流れだったが、今回は如何に!?
Book of Erotic Fantasy (D20)

Book of Erotic Fantasy (D20)

そして事前のプレイヤー募集は以下である。
http://dac2008.sakura.ne.jp/session.html#28

2年の時を経て、D20紳士向けSession再び!
LowとChaosとの戦いに匹敵する男と女のCampaign。優しくProneにしたら、這うようなMelee Touch Attackを。嫌がる素振りをしても一気にImproved Grapple。
そこからPinして2つのGoodberryをTake 20でSearchしよう。首尾良くFascinatedになればしめたもの。君のRodをEnlarge Weaponだ。
Portable Holeを開けばそこは神秘のNirvana。力の限りFull Attackすれば、たちまち炸裂するAsidic Burst。
「らめぇ...Temporary Hit PointsはもうStackしないよう...!」
なお、本Scenarioに登場するすべてのCreatureは18歳以上です!
何をかいわんや。
さて、実際のセッションは…?
(ネタバレなので、以下隠す)






ここから。


我々Partyの面子は皆ミーリス(NG, Greyhawk: 愛と美の女神)に仕える敬虔な信徒と司祭であった。
しかも祭りがあるというダイヴァースの川向こうの町に到着するやいなや花町に繰り出すほどの、教義に対する熱心さであった。
さて花街でおねーちゃんをつかまえてシケこもうとしていたところ、北方の空よりMedium Size〜Small Size?までの真っ裸の少女のような妖精さん多数が飛来する。
「あれがバイストン・ウェルに住むというミ・フェラリオかしら?」などと思うまもなく、彼女たちは手当たり次第に路上にいる市民や冒険者の内懐に飛び込むと、そのまま路上で性行為に及ぶ。
というか市民たちはFort STを要求され失敗すると「しんぼーたまらーん!」と男も女も妖精さん相手に“合体”とか“結合”とか“くんずほぐれつ”といったこと以外何も考えられなくなるのであった。
Partyの面々もチェンバレン以外は皆ズボンをおろして腰を振る羽目に。
路上はあっという間に乱交パーティーといった有様となるが、しばらくすると妖精さんは去っていき、男たちは虚脱感に包まれ女たちは余韻に浸るのであった。
ところが、ふと自らの股間に目を移すとそこにはあるはずの“漢の”Holy Symbolがない!
よくは分からないが宦官のように竿が切除されているのだ。それなのに痛みもない。納屋悟朗の声で「彼女たちは大事なモノを盗んでいきました…それは貴方の性イン*2です」という台詞が脳裏に木霊する。
駆けつけたこの街の自警団、代表たるHeironeousの女戦士はこの惨状に「自業自得」との冷たい態度。
ポルナレフのように「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ! “おれは白昼路上で妖精さんと性行為をしていたらいつのまにか陰茎がなくなっていた”な、何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのか分からなかった。頭がどうにかなりそうだった。アベサダだとか猟奇事件だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」と説明するもけんもほろろ
街の東スポ瓦版には「Feyの売春婦集団、白昼のチンコ泥棒!?」という号外が出る始末。
だがそこはD&D冒険者、どのような状態になろうとも目標を設定してそれに必要な行動をとることになれている。


花町相手に莫大な売り上げを誇っている女商人クレアに協力を頼みに行くと、お土産が足りないという話になり、唯一男性として機能するチェンバレンが人身御供に差し出され…というか要求する方も要求される方も夜の紳士淑女の対応でことはスムーズに進むのであった。無論、他のParty面子もAid Anotherという名の複数プレイに参加することを忘れない。
こう記すと不真面目の誹りを受けるかもしれないが、皆真面目。あくまでParty目的は“俺たちのチンコを取り戻すため”、すべては己の失われた誇りを取り戻すためなのだ。
臥薪嘗胆、耐え難きを耐え忍び難きを忍び、石の上にもなんとやら。
あわせてHeironeous神殿を代表する女司祭のマチルダにも協力を依頼するものの、こちらは不可触賎民に対するがごとき扱い。まあ名誉だの勇敢だのとはほど遠い話なのでやむを得ず。
いろいろと情報収集した結果、
・路上性行為については媚薬という名のPoisonの所為で、俺たちは悪くない
・女性も媚薬の影響を受けたが、チンコがないので被害はない
・チンコ強奪犯は北へ飛び去ったが、北には10年前に撃退したHill Giantの生き残りがいる
ということが分かり
・周辺地図とHill Giantの洞窟らしき場所の情報獲得
・クレアさんの支援を受けてAntitoxinを一人三本用意してもらう。その他に馬一頭、食料・水なども用意
亀仙人は初期所持金でWand of Faith Healing(10 Charge, 750gp)と防寒具を購入。クレアさんから偽チンコ(Dildo, False Penis?, ディルドー, 張型)を貸してもらう
といった準備を経て、北に向けて出発するのだった。


くだんの洞窟にたどり着くと、入り口には当然ながらHill Giantが一体いたので戦闘開始。
マッハのGlitterdustが決まり、Blinded状態にしたために戦いは有利に運ぶ。
既に3.5eルールが抜け落ちているおいらは、仙人に単純な行動しかとらせることができない。
(プレロールドが前日に公開されたこともあってセッションが始まってから気づいたが、Clr-4/Ftr-2のキャラクタのShieldにWand Chamberが付加されていない。これは非常に面倒なので是非適用済みのShieldにしてもらいたい…と思った。)
ただこういうときはダイス目がまあまあよろしい。途中Strikerにしときゃ良かったかと思ったり。
現実問題として亀仙人(Defender)が平均8ダメくらいのところ、チェンバレン(Striker)が平均25ダメは出していたので、結局チェンバレンの調子が上がってくればだいたいの敵は粉砕できる計算に。
回復リソースもプレジャーが3rd LevelまでのDivine Spellを扱えてWand of Vigor Lesser[15]を所持。亀仙人がDomain:Healing+2nd LevelまでのDivine Spellが使えてWand of Vigor Lesser[10], Wand of Faith Healing[10]を所持していたため、一発が重い敵でなければ余裕をもって戦えるはずではあった。
それはともかく入り口のHill Giantを撃破して中に入ると、奥にはその妻である上に未亡人になりたてホヤホヤのFemale Hill Giant、通称“おかん”と遭遇する。
これにはマッハのLine状にしたGreaseがとびHill Giantを追い詰めるものの、Party側もマッハが敵隣接スクエアでHPがマイナスに突っ込んで、Close Woundsで回復したりピンチに陥る。
ある程度ダメージを与えたところで「降伏、降伏するザマス!」と言ってきたので、戦闘は終了。
Giant語の分かるマッハを介して話を聞いたところ、さらに北に洞窟があって、そこにGhostが住み着いているらしい。まさかこうやって戦っては北にMonsterがいるという噂につられてどんどん北上していくのじゃなかろうな? などと疑心暗鬼になりつつも、夜になったのでHill Giantの棲家で一晩過ごす。


翌日、“おかん”から話を聞いた洞窟に向かうと、再び探索を開始する。
少し進むと、町を襲撃した妖精の孵化場と思われる場所に到達する。
最近だと三浦建太郎ベルセルク」に登場した幽界の怪物みたいなもので、少女の姿は擬態であり実体は昆虫となんら変わらない生き物であることが判明する。昆虫の中でも蝉に近いものらしく、あちこちに抜け殻が転がっている。
せめて松本零士の描くセクサロイド(だったかな?)くらいに留めておいてもらえると衝撃も少なかったのだが。
我々はその場で孵化したばかりのクリーチャー(Bliss Motesのアレンジか? BoEF p147)と戦うことに。
Defenderたる亀仙人が斬り込むものの、接敵して手番を開始するとまたもやFort STを要求されるという流れで、たぶん相手の匂いが媚薬効果を持っているのだろう。90%の成功率にも関わらず出目[1]でParty戦力から離脱する。
ぱふぱふ、さいこーじゃあ!」と言ったかどうかはしらない。
チンコは強奪されたものの、代わりの人工チンコを装備していたため、問題なく?腰を振る仕事に没頭する。
敵は孵化したばかりで装甲が柔らかく、Strikerたるチェンバレンや遠距離攻撃組がしっかり機能して、この危機を乗り切ったのだった。


「俺たちのチンコはいずこに?」「聖杯を求めての探索行はカッコいいのに、俺たちが求めるのはチンコだよ」「チンコがなければSaberを召喚しても魔力注入できませんからな」
阿呆な会話もそこここに。
洞窟をさらに進むと、横道の存在に気づく。
ためしにツールがEbon Eyesをかけて先行偵察に出る。
すると60ft.先の場所に井戸があり、そこで噂のGhostとバッタリ出くわす。
血まみれの花嫁衣装に身を包み、頭をかち割られた少女の亡霊が、「男なんて、みんな死んじゃえ!」とばかりに攻撃してくる。
ツールは18点ほどのダメージとChaに4点ほどダメージを受けて逃げ帰る。その娘、ヤンデーレはSorcererらしくGreaseとSnowball Swarmで洒落にならない攻撃をしてくる。
そこでマッハが機転を利かせて、Dimension Stepでチェンバレン亀仙人を奥の井戸に転送、GhostたるヤンデーレにTransdimensional Spellを付加したWebを投射して行動不能に追い込む。
相手が動けないのをいいことに、我々は井戸の底から彼女の日記、How to Sex本、ウェディングドレスの破片、化粧箱の残骸などを回収する。
そして彼女の恥ずかしい日記を読み上げることで戦意喪失させることに成功。成仏させるには至らなかったものの、彼女が10年前のHill Giant戦で許婚の騎士をなくしており、自分のピンチに助けに来てくれない男に絶望したことだけは分かった。
ともあれ失われたチンコを求めるPartyには如何ともしがたく、先を進むことに。関係ないけど「失われたチンコを求めて」…と書くとマルセル・プルーストも形無しの字面である。


そんなこんなで次のエリア、ようやく妖精もどきの女王の孵化場にやってくるのだった。
腹ボテで女王然とした妖精さん(その実は昆虫)が卵を産みつけ、その取り巻きが股間に男性から強奪してきたPenisを貼り付けて、そこから鮭の産卵のように精液をぶちまけているという場面だ。映画のエイリアンというよりは、フタナリものの百合エッチの図とはDMの言。
絵面といい、イカ臭いにおいといい、非常にうんざりさせられる。
しかし敵の股間に装着されているチンコが、もしかすると自分のモノかもしれないと思うと、非情なる戦いの火蓋を切らざるを得ない。
ここで何かを吹っ切ったチェンバレンは、懐から女物の下着を取り出して顔面に装着する。
「フォオオオオオオ!」
Rageを宣言する代わりに、「究極!変態仮面」となることでこれを表現したのだ。もはやGP20さんの目に迷いはなかった。*3
横でマッハがFireballを飛ばそうとするのに、プレジャーが「待て。股間のチンコがホットドックになってしまうぞ!」と冷静に指摘していたり。
爆笑しつつもしっかりと敵は倒さねばならない。
また接敵すると例の媚薬効果のFort STを振らねばならないようだ。Antitoxinを服用していても失敗確率は存在する。
というわけで乱戦の中、マッハや亀仙人がSTを落とすのだが、プレジャーのResurgenceで対抗する。
立ち位置の関係でなかなかResurgenceを飛ばせず、亀仙人のように人工チンコを装着していないマッハは攻め役をこなせず、なんと敵のブツに菊座への侵入を許してしまう。
マッハはこのとき別な何かに覚醒したのである。Player各位は心中、涙を流しながら彼の雄姿に最敬礼をするのであった。
「Rodを、RodをEnlargeするような呪文はないのか!?」
「(正気に返ったはずのマッハが再びFort STを落とした場面で)はじまったな!」碇ゲンドウかいな。
など、到底普通のD&Dのセッションとは思えない意味合いの台詞が飛び交いつつ、われらはチンコ強奪実行犯を叩き潰したのだった。
しかしかのMonsterが股間に装着していたチンコは、残念ながら我々のものではなかった。とはいえ放置するわけにもいかず、Monsterの股間から生暖かいイチモツを回収するというありがたくないがめったに無い行動宣言をして先を急ぐのであった。
あ、マッハの治療にあたったプレジャー曰く「彼の尻の穴周辺にオロナインを塗ります。もちろん手袋はめて」とか。冗談のような本当の話。もはや誰も品格とか常識を考慮しているとは思えなかった。


それからどうした。
先に進むと地下深くに大量のチンコを強奪したくだんの妖精型Monsterの遺骸が横たわっている広い空間があった。
もちろんチンコは何者かによって回収済みで、このクリーチャーが単にチンコ回収役として使役されただけということを指し示していた。
探索はなおも続く。
途中から換気口のような狭い通路をSqueezeして通り抜けると、自然洞窟から明らかに建築物の中といった場所に出る。
そこは魔術師の実験室といった趣の部屋で、なんと「あたし、魔法少女です」と言い張るクリーチャーが立っていた。彼女はアルテと名乗り、666層ある魔法世界からやってきて失踪した御主人さまの帰りを待ちつつその最後の命令を忠実に守っているのだとか。そして我々にチンコをあきらめて帰れと諭すのであった。
チンコのない人生というのも格別であるとは聞くものの、少なくとも我々にはその言葉に従う気はまったく、全然、これっぽっちもなかった。
かくして戦端が開かれる。
すると彼女はあろうことかVrockを召喚してきた。娘はこういうシナリオには欠かせないSuccubusであったりするのだが、またもや「変態仮面チェンバレンの激怒がこのふざけたEvil Outsiderどもを叩き潰すのであった。いやVrockのStunning Screechなんて久々に受けたなあ。DMによれば元ネタはエロゲー(http://gyut.to/item12154)らしい。
あとセッションに参加している我々もいい加減ネジが緩みきっているので、Vrockに魔法をかけてSRにはじかれたとき「VrockにBlockされた」というだけで爆笑してしまったり。
戦闘終了後部屋を調べてみると、シナリオの根幹に関わる情報を入手できた。
その昔LawとChaosの戦いの中でChaosの女王が敗退しAbyssの14層に撤退したとかしないとか。その女王復活に奔走するものの中に、偉大なる魔法使いモンデルカイネン(何を揉む気じゃ?)がいたという。かの魔法使いはRod of Seven Partsに対抗するMagic Item製作のために大量のチンコを集めてBook of Vile Darkness掲載の儀式を執り行おうとしたのだ。このため配下の三魔将はモンデルカイネン失踪*4後も忠実に儀式のMaterial Componentとしてチンコ収集を推進しているといった次第。Plane of Lust(色欲次元界)の蟲であるCockstealer?による大量チンコ収集作戦が立案され認可され決行された結果、我々は“漢の”Holy Symbol喪失の憂き目に。おまえらにせいで生まれたときから苦楽を共にした大事なチンコと泣き別れになったんだ。ええいこの怒り、どうしてくれよう。
話が横道にそれた。
配下の三魔将にはDemon(Succubus)のアルテ、Constructのニンブルライト、Gold Dragonのナティン・トラヴァトが配置されているとのこと。
アルテは倒したので90年後くらいにAbyssで復活するであろうがとりあえず抹消。
つまりニンブルライトとナティンを倒さねば、俺たちのチンコは奪われたままということになろう。
それにしても明らかに邪悪な企みになぜGold Dragonが? と思ったら、どうやらモンデルカイネンがAlignment変換ヘルメット+光源氏計画で育て上げたもののようだ。
その他にDetect Magicでみつけたアイテムは、Dragonbane Arrow, False Penis, Condomの3つ。Dragonbane Arrowはいいとして、False Penisは試作品でこれを付けて性交した相手のあらゆる状態異常を治療するという眉唾な代物、CondomはなんとIncorporeal Creature相手に性交するための一品だとか。亀仙人は早速あたらしい張型(Sacred Dildo?)に付け替えるのであった。


ここで一泊後、アルテが「立ち入り禁止」といっていた扉を抜けて進む。
途中、Lightning Boltの罠を受け全員STを落として、Partyで37*5=185ダメージを受けるという阿呆な場面もあった。回復リソースの過信は禁物であったが、なかなかに当日組んだPartyでこのノリでTrapを見切るのは難しい。
幸い誰もComplete Deathしなかったので、回復リソースを注ぎ込んで対応する。
そして次なる部屋では人造少女ニンブルライトとの戦いとなる。
これがかなりの苦戦となる。
相手はFire, Coldに弱点があるようだが、肉弾戦は得意な上機動力がありSRはTrue Castingなしには突破可能性すらない値、Haste, Cats Grace標準装備というものだった。
Greaseで相手を追い込み、亀仙人がFlank位置に立ってチェンバレンの攻撃にAidをするも、ここに来て出目が振るわず。Partyにとってはエースで4番の不振により耐える戦いとなる。
それでも何とかこれを倒すと、AlterSelfがDisenchantされてロボ娘というには無残な姿と相成る。
ここでみつかったのは、Scroll of HasteとWand of Repair Damageであった。


こうして苦難の道を乗り越えて、我々はついに地下最深部に到達するのであった。
その広い空間の中央、なんとチンコでつくられたベッドに横たわる真っ裸の金髪の少女(18歳だという話であるがDragonの18歳ってHumanoid形態のときの外見は幼女なんじゃないのか?)が視界に入る。明らかにGold Dragonのナティン嬢であった。
「なにしに来た?」との誰何に
「チンコを返してもらいに来た!」と返す。
どんな最終ステージなのか。
「それは飲めん要求じゃのう。これらのチンコはわらわのものじゃ」
なんというラスボス台詞。なまなかなエロゲーでもここまでの絵面と台詞を兼備しているものは稀であろう。
どのようなカッチョいい台詞も、およそ口にする気が起きない。
かくして我々はチンコ奪回のために抜刀するのであった。
プレジャーが最終戦闘ということでConviction Massを詠唱し、ツールが弓矢でRanged Attackをかました後に散開する。次は亀仙人の手番。
そこでお約束は果たさねばならぬということで、股間の聖なる張型によるChargeを敢行するのであった。もちろん目標はナティン嬢の股間である。
Chargeの出目は…「9」! 相手は少女形態であったがゆえかこれで命中。
次にGrapple対抗に移行する。
こちらの出目も…「9」! 相手の出目が振るわないのもあってGrappleも性交…じゃない成功。
もはやルールの枠外っぽいが、こちらの意図通り聖なる張型を使ってピストン運動を開始する亀仙人
最後にDMは「じゃあ、最後にPerform[Sexual Techniques]*5で技能判定して」と言ってくる。
絵面的には戦闘開始直後、敵に突撃したままベッドに雪崩れ込んでヤリ始めたという展開か。
そこで亀仙人は「女神よ、Cha-1のわしを愛の奥義に導きたまえ」とDivine Insightを開放してダイスを振ってみたら…出目「19」!
19-1(Cha)+9(Divine Insight)=27
結果、張型から高レベルの聖なるエネルギーが放出され、ナティン嬢の正気を取り戻すことに成功する。
「はっ、わらわは一体何をしておったんじゃ!? というか何をされているのじゃ?」
「ナティンさん、貴女の中の邪悪を祓うためですじゃ。我慢なされい」
いやもう気分は立川流破壊僧でありますことよ。
あとは鶴光のオールナイトニッポンのごとく、「ええか〜、ええのんか〜、最高か〜」と囁きつつコトに没頭するのみ。聖なる張型に誰かが「光る!回る!音が出る!」と合いの手を入れていた。
この意外というか予定調和の最終戦闘に、手番さえ回ってこなかったチェンバレンなぞは茫然自失。
思わず「Divine Insightの使い方、間違ってるから」と突っ込むのであった。
プレジャーなぞは亀仙人の腰にSnakes Swiftnessをかけて、そのFull Attack回数を1回増やしてみたり。
「いや、そのSnakes Swiftnessの使い方も、間違ってるから」と。
存分にまだ幼いGold Dragonとの交渉した後、正気に返ったナティン嬢はみんなのチンコを返してくれたのだった。
Species Conception and Pregnancy*6のd100を振ったので、その後も一発致したのであろう。80%の確率があったが、子供はできなかったらしい。


かくして我々は大量のチンコをTencer's Floating Diskに乗せ、町まで運ぶことに。
これもまた「Tencer's Floating Diskの使い方、間違ってるから」とのツッコミを受ける。
ナティン嬢は贖罪のために旅に出るそうだ。
Ghostのヤンデーレ嬢の始末は残るものの、我々は股間にあるべきものがある安心感と任務を達成した高揚感に包まれていた。
こうして物語は一巻の終わり。
後日談というかEndingとしては、たぶんチンコを運んでる最中にカメラの前に官憲が不埒なセッションすべてを中断・検挙すべく出現するのだろう。Monty Python's Holy Grailの最後のように。


<最後に>
参加された皆様、DMのカヅサツさま、お疲れ様でした。
非常に楽しいセッションを過ごすことができました。また機会がありましたら、よろしくお願いします。
いやあ、D&Dって本当に楽しいものデスネ!

*1:今回が3回目。

*2:Holy Symbol=聖印よりも大事な男の性印。なんじゃそりゃ。

*3:この日の朝まで自分が参加するセッションが"Rod of Seven Parts"だと思っていたそうだ。まさに御愁傷様。

*4:他卓:the Doom of Ruby Redの初期状況で、モルデンカイネンが邪悪軍団に捕らわれたとかそういう話にからめているのかも。

*5:BoEF p43にあるSkill。

*6:BoEF p49の妊娠表