Inglourious Basterds

とりあえずサントラの絵をはっておく。

イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック

イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック

鑑賞した。
様々な対立軸があるようで微妙にずらされていて、結局過去の作品からのオマージュが強すぎて、落としどころはいつも同じ殺伐とした荒野となる。
つまりトータルの印象は暴力というよりアナーキーというかむき出しの中での刹那の緊張感にあり、場面はシリアスかつ滑稽かつ思いはあれどもあくまで軽く、どちらともとれる。
あとパンフレットで町山智弘は映画の戦争というか、映画サイドのナチへの復讐という分かりやすい方向で解説していたが、それで納得してしまってはいかんのじゃないか。
ともかく152分という長尺だったが、場面場面が目が離せない作品であった。