D&D進化の流れ(かなり好き勝手、感覚的に記す)

そもそも3.x版のDnDとそれ以前それ以後がいかなる変化の中にあるのか、それは人それぞれ感じ方はあるだろう。
ぐでぐで言葉を連ねるのは面倒なので、おいらの結論からいくと、それは時間の流れを揃える、または整える過程だと言える。
旧版では場当たり的な状況を裏付けるルールが散発的に存在するだけなので、冒険者の生活には常に余白が生じた。その間どこで何をしているのかはPlayerが考えてDMに申告して処理されることでシナリオに影響を与えたりPCの生活という観点を表現したりした。
3.x版ではルールが整備され、あらゆる状況を再現できるような錯覚に陥ったが、結局のところPCはいまだ個々の冒険者の時間で生きていた。
これが4eになってPlayerの遊び方をひとつの方向に収束させることにより、冒険者Partyとしての時間に揃えることで、一体感連帯感遊んでる感を表現しようとしているように見える。
結局のところ、リアルに沿ったリアリティに基づく一連のルールを適宜適用するよりも、場面をつないで戦闘なり障害を冒険者Partyがいかに乗り越えるかにFocusを当てた方が、うまく回ると踏んだに違いない。
これは進化の過程であり、別にx版がどうこういう問題ではないのだろう。PCが冒険者Partyの一角として存在感が増す一方で、個人で内省する時間は俎上に上がらなくなったように見える。本当のところは個人個人で違うのであろうけど。


(続くかもしれないし、途中放棄するかもしれんし、ともかくメモ)