BSマンガ夜話 「犬夜叉」高橋留美子

高橋留美子は本当においしい作家だよなあ。
おいらは「らんま1/2」からほとんど読まなくなったけど、読むによし語るによし考えるによしといったところだろうか。
いしかわじゅんの言葉で「パンツを描くということは“陰部を隠している”という意味合い」といったあたりに感銘を受ける。
秘されて届かないものに挑戦するのは、少年の心として当然であったりなかったり。ここらへんの届き具合ってのは微妙な匙加減があるよなあ。
それはそれとして、夏目房之介の語る「典型的な少年マンガなのに戦いの質が違う」それは「高橋留美子の母性(るーみっくわーるど)」ってあたりをもちっと深く聞きたかったなあ。