HJ RPGコンベンション in 東京 第三回(9th level)

7番卓というので行ってみたら、1回目に参加されたレゴラスさん(私より年上!)とジョンさん(レゴラスさんの娘さん?)と一緒の卓でありました。
挨拶などをして和んでいると、なんと驚いたことに死せる詩人さんがさらに加入することが判明。なにやら嵐の予感。
死せる詩人さんとひらたさんは、前回4人でセッションに参加して*1Wizard不在の中シナリオをクリアしたとか。
まあ詩人さんにツッコミは任せて、おいらは楽しいことだけしておけばいいかくらいの心持で臨むことに。


■DM: Holyさん
●Eladrin Ranger(Striker) オルトリンデ -Ortlinde- [Deity:Sune] <<おいらが担当
●Half-Elf Paladin(Defender) レゴラス [Deity: Gond]
●Human Fighter(Defender) デュー <<死せる詩人さん
●Dwarf Cleric(Leader) エヴェルク <<ひらたさん
●Tiefling Wizard(Controller) ジョン・スミス
Partyを組んでみたら、非常にバランス良いParty構成にはなりました。
ClericにDivine Power, Stream of Lifeの強力な回復パワーがある上、PaladinのLay on HandでHealing Surgeの調整も可能なのは心強い。RaceはともかくClass構成はいつもやってるPPP Epoch CampaignのParty構成と同じだ(笑。
とりあえずセッション内容は隠す感じで。


<シナリオ詳細>
まずシナリオタイトルが「不死の艦隊」だと聞いて、PartyにClericとPaladinがいるのを確認する。これまでの流れからもUndeadに強いPartyを組むのは大切なことだろう。
それはそれとして。
前回、魔法帆船海馬号を入手した我々は、船の航法装置でもあるArtifactのナイチンゲールを狙う「螺旋海賊団」と戦っていた。
撃沈に次ぐ撃沈、轟沈に次ぐ轟沈の戦果を上げるものの、かつての太平洋戦争の米国のごとく次から次へと生産される…もとい、雲霞の如く湧き出る敵艦に疲労の色を濃くしていた。
いい加減Bossを叩かねばダメだろう(詩人さん曰く「将を射んと欲すれば、まず将を射よ(雑魚にかまってる暇はない)」)と思っていたところ、敵の幹部の一人“くされマダラ”が率いる船が戦功にはやって単艦でやってきたのを返り討ちにする。ここで螺旋海賊団が近海の踵(かかと)島に集結中との情報を得、Control Weatherで引き起こした嵐にまぎれ、拿捕した敵艦に曳航されてるフリをして、敵の旗艦“焦げ髑髏号”に乗り込もうと算段する。どっちが海賊なのか分からん無手勝流戦法だが、敵旗艦に白兵戦を挑むあたりは海洋冒険モノの王道だろう。
「楽しいことは全部します!」とは詩人さんの言。
なのでジョンのScorching Burstで拿捕した船を燃やしつつ敵陣に突撃させたり、手に「火」と書いて互いに見せ合い諸葛孔明ごっこをしたり、好き勝手する。
うまく航海できたかを判定するSkill Challengeはエヴェルクとレゴラスの出目が走っていたこともあり、危なげなく成功して敵主力艦隊との接触に成功。
すると敵は航空戦力を投入して我らを撃退しようとするものの、ジョンのDaily Power"Sleep"が完璧に決まったり、詩人さんの「Knightly Intercessionを使ってくれませんか?」との指示でレゴラスが航空戦力を分断、またDaily Power"Wrath of Gods"が入って皆のヤル気に火を注ぎ、後はデューがCome and Get itでうまく料理するのであった。あとエヴェルクのTurn Undeadも非常に効果的であった。
また敵を舷側から海に叩き落して無力化するのはかなり有効な戦法であった。
さらに旗艦に接舷する前に護衛艦の襲撃を一回受けるも、これを退ける。そしていよいよ旗艦“焦げ髑髏号”の後部どてっぱらにラム・アタックをかまして白兵戦を仕掛けることに。
旗艦には海賊団Bossの“ぐるぐる目玉”のビルワチが我らを待ち受けていた。Lichのようであったが誰もKnowledge Checkを通せず詳細がよく分からない。
最初に範囲攻撃をくらって阿鼻叫喚といった状態になるが、OrtlindeはCape of the Mountebankを起動していち早く敵艦へと乗り込むことに成功する。そこからRanger戦術にあるように(http://d.hatena.ne.jp/D16/20091223)、Attacks on the RunからRuffling Sting, Off-Hand Strike, さらにAdaptive Assaultと畳み掛けるものの一度もCriticalが出ない上に、期待値よりちょい下とはいえ100ダメージほど与えたのにBloodiedにすらならない始末。
仲間は敵の強力な足止め戦術でOrtlindeの立ち位置までたどり着けず、冒険者Party側が分断された状態になる。
「Divine Power, Stream of Life使ってください。じゃないと死ぬ」
いやその通り。
エヴェルクも相当追い込まれていたものの、最初にBeacon of Hopeを使っていたため、手番がくるとDivine Power, Stream of Lifeを起動して、5スクエア以内の誰かを26点回復できる状況にはなった。ここからは壮絶な削りあいになる。
ビルワチにはPowerの取り戻し確率が1/3あり、この頻度とどのPowerを取り戻すかで展開は大きく異なる。
結局、OrtlindeとレゴラスはHPマイナスに突っ込んでDeath STを振ったりしたものの、エヴェルク、デューの粘り強い攻撃と回復それにCritical攻勢によって敵を撃破するのであった。
Ortlindeはセッション中一回もCriticalが出なかったのだが、最後の最後、たぶんBossのHPが5以下というところでCriticalを叩き出し複雑な心持になるのだった。


ともあれ参加された皆様とは一日楽しくセッションができたことに感謝であります。
HJコンの連作シナリオも次で最終回。できれば次回も笑顔で締めたいものです。

*1:4eの適正Player人数は5名。