本日の戦果


 ■白泉社 夏目友人帳 (9) 緑川ゆき
 ■君に届け (2) 椎名軽穂 集英社
 ■ちはやふる (1) 末次由紀 講談社
 ■大学教授のように小説を読む方法 トーマス・C・フォスター 矢倉尚子:訳 白水社
仕事クビになったら、ジュンク堂に入り浸るのもいいかもしれない…などと甘い幻想を抱く。
佐藤亜紀さんやThornさんの扱う言葉って、海外の文学評論の棚にある書籍をあたれば良い気がするのだった。どっから入ればいいか分からんので、ここらへんから入ってみることに。


ちはやふる」は確かに面白いっす。
情感豊かにという表現が当てはまる話の流れ。何より丁寧に描いてる感じがする。
また経験上女性作家は結構エゲツナイ場面を描く確率高いと思うのだけれど、今のところおいらの許容範囲内におさまってるし。
河合克敏「とめはね!」と比較すると面白いかも。かたや書道、かたや競技かるた。かたや高校生、かたや小学生(編。かたやユーモア? かたや情熱少女マンガ?
[追記]
末次由紀はページから受ける印象が吉村明美に似ている気がする。
p96の千早の口がWになってるあたりとか、同じ駒の顔の縦線の入れ方だとか、吉村明美を彷彿させる。人物の細かい絵面は違うけど、駒に配置する対象への距離感はおんなじ感じ。
吉村明美小学館末次由紀講談社と違うのに、なんでやろ。同時代性?