ぐれーぞーん

昨日HJコンに参加してあらためて問題となったルール


1)Icy Terrainは空中にいるFlyingクリーチャーをTargetにできるか?
2)Fly Speed(hover)持ちクリーチャーが橋の上でProne状態だった場合、これにTwist of Spaceを使って空中に放り出したら、墜落するのか? それともProneのまま空中に浮いているのか? =>Fly Speed分であれば安全に着地? Hoverがあるのでその姿勢でも問題ない?
3)Vulnerable持ちInsubstantialにダメージを与える場合、Vulnerableを足しこんでから1/2するのか、1/2したものにVulnerableを足しこむのか。後者の方が時間短縮にはなる。


3月UpdateのProne説明
Prone
● You grant combat advantage to enemies making melee attacks against you.
● You can’t move from your space, although you can teleport, crawl, or be forced to move by a pull, a push, or a slide.
● You get a +2 bonus to all defenses against ranged attacks from nonadjacent enemies.
● You’re lying on the ground. (If you’re flying, you safely descend a distance equal to your fly speed. If you don’t reach the ground, you fall.)
● You take a -2 penalty to attack rolls.
● You can drop prone as a minor action.


<個人的な見解>
1) 可能
2) 上記のProneの説明通り、Fly Speed分高度を下げてProneのまま着地させるべき。着地できないなら落下する。Hoverであっても関係ない。
DMGの空中戦闘によれば、たしか空中にあってProneになったらすぐさま落下するはず。Proneのまま空中に投げ出された状態とは違う。
3) Vulnerable DamageはExtra Damageなので、足しこんでから1/2するのが正しいであろう。ただ戦闘が長引くので、DM判断で1/2にしてから足しこんでも良いと思う。その場合、Vulnerable属性を持つPowerは本来よりも過剰に使えることを留意しておく必要はある。


あと家に帰って確認すること
・Wall of FireはCreatureのいるSquareに発生させられるのか?
・Wall of Fireは天井から地面に向かって発生させられるのか?


<ルール検索結果>
1)まずIcy Terrainが空中にいる敵をTargetに取れないと考えるPlayerは、4版の戦闘が分かっていないと言わざるを得ない。
彼らの根拠は、Icy TerrainのFlavor Textに"on the ground"とあるからだと指摘するが、そもそもFlavor Textの項目の最後に"When you need to know the exact effect, look at the rules text that follows"とあるので、それは理由にならない。
DMGには3次元戦闘の考え方があり、それによれば高度10, 距離10の範囲内であればIcy TerrainのOrigin Squareに指定できる。そのSquareから1マス以内にいるCreatureはPowerのTargetになるのだ。空中の地形についてもDifficulty Terrainはあり得るとDMGに記載されており、Cold Powerによる乱気流の発生をイメージすればよいだけの話だ。
2)個人的見解でいーんじゃないか。
3)やはりルールでは、Insubstantialはすべてのダメージが半減する。Ongoing Damageも半分。つまりVulnerableのダメージも加算してTotal Damageを算出した後1/2する(端数切捨て。
●Wall of FireはCreatureのいるSquareに発生させられる。"A solid wall, such as a wall of ice, cannot be created in occupied squares"とWallの説明にある。逆説的にSolidでないWallはOccupied Squareに配置可能ということになる。Wallの配置はSquare同士の一辺が必ず接していなければならず、加えて三辺が接してはいけないという縛りがある。
(以下は問題なし)


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(以下、上の段2個目のスクエアは左右と下の3つの辺が接しているため、このような配置はできない)

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●Wall of Fireを天井から逆さまに発生させられるか? 面白いので個人的にはオッケー出してしまいそう。
ルール的には恐ろしいことに、はっきり否定できる文章が見当たらない(笑。
ただOrigin Squareといったとき、5ft.×5ft.×5ft.の空間の重力方向の5ft.×5ft.を指すのであろうことは明らかであろう。
とりあえずReverse Gravityを自身にかけてから…と返されるのがオチな気もする。