PPP 4th D&D Campaign "Epoch" 22 [Demon Queen's Enclave 3]


DM: 羽生響さん
死せる詩人さん[Percival パーシヴァル, Good/Region Akanul]: Human Ranger-15 (Striker) Bastard Sword二刀流: Paragon Path
さるしんごさん[Kilrak キラク, Unaligned/Deity ----/Region Chessenta]: Forgeborn Dwarf Fighter-15 (Defender) Waraxe使い: Paragon Path
ほえほえさん[Alphonse アルフォンス(+幼女ノア), Good?/Deity Amaunator/Region Aglarond]: Warforged Cleric-15 (Leader) Whip使い: Paragon Path
つかださん[Vulhiilde ヴァルヒルド, Unaligned/Deity Kord/Born under Bad Sign]: Human Warlord-15 (Leader) Greatspear使い: Paragon Path
からくり[Ulrika ウルリカ, Good/Deity Selune/Region Cormyr]: Eladrin Wizard-15 (Controller): Paragon Path
いやあ、今回も楽しいセッションでした。
それにしてもMinion相手によく1d20[20]が出た。
まあそれでも出目がいいと勢いが出るよね。


●奴隷市場(Slaver Complex), EL14
既に市場はUndeadによって制圧された後。
Ulrikaたちはこれを急襲してSurprise Roundから状況開始。
3rd Roundには勝負を決する。
ちなみにUlrikaはこの戦い、一度も攻撃を外していなかったり(珍しい。
>Surprise
Frostburnで1d20[11][20][19]。Minion二体除去、Abyssal Ghoulに31点ほど。
>1st Round
Magic Missileで28点。
>2nd Round
Icy Terrainで1d20[20]Critical。39点。
>3rd Round
Magic Missileで34点。


●市街地(Embattled Ruins), EL15
敵の戦力逐次投入を各個撃破する流れ。
Minion含む戦力にMaze of Mirrorを撃ってからScorching Burstを撃ったら、「ImmobilizedのCondition Markerを置く身にもなってくれ!」と言われる。いや確かに先にScorching Burstであったか。まあ、たくさんダイス振れたから良し!(笑
Maze of Mirroで翻弄したからScorching Burstが命中したんですよ!(ルール的な裏づけなし


●神官詰め所(Traitor's Villa), EL16
既にDrowの神官たちは制圧され、Undeadの巣窟に。
名前持ちVampire Lordのイメージ画像が「桂言葉(かつらことのは)」で、詩人さんが「Nice Boatの人」と指摘していたのが印象的だった。
全体的に敵のレベルが高めで、AlphonseのSolar Wrath, Turn Undeadが結構Missる。
となればUlrika新Powerのお披露目タイムである。
UlrikaはFey Stepで位置取り、MinorでRefocusを起動、One-Way Barrierで敵のRanged, Area Attack(Dominateを封じる意味もある)に無敵モードとなってから、Action PointによるPrismatic Beamsを放つ。
魔法少女ウルリカ変身場面を敵が直視することにより、ハートならぬ体を燃え上がらせ(Fire damage)、悪の心にピュアな毒を注ぎ込み(Poison damage)、めくるめく変身シーンに思わず固唾を呑んで幻惑状態(Dazed)になる…という説明をするが、なぜか参加面子の同意を得られなかった。
それはともかくPrismatic Beamsは非常に楽しいPowerであった。
一発振りの1d20の結果を、敵のFort, Ref, WillそれぞれのDefense値を比べて、Hitしていれば対応する効果が発動するのである。
うまくいけば2d6(fire)+19+2d6(poison)+19にongoing fire 5, ongoing poison 5を与えた上でDazedにできるのである。Close Burst 5のEach Enemy in BurstはダメージPowerとして結構優秀だろう。とくにRefocusから叩き込めば、すべてのAttack Rollに+1 Power Bonusが乗るのでお徳である。DailyなのにMissしたら何の効果もないPowerだけど、楽しいのでよし。


●市場(Ransaked Shops), EL14
火事場泥棒中の敵を、こちらが本物の火事場泥棒だとばかりに襲撃する。
敵の中にDeepspawn Nightmareがいて、Ulrikaに擬態したことでPartyに混乱が広がると思いきや、この際まとめて…という空気が流れたのは被害妄想であろうか?
ともあれ敵を掃討してみたら、なぜか「Ulrikaさんへ」のカードとともにプレゼント包装されたResiduumが45000gp分みつかる。
これで細々したMagic Itemを作成しろとのDMの配慮である(Wish Listに上げていたが採用されるかどうかは分からなかった。なにせResiduumであってMagic Itemではないのだから。
そしてUlrika曰く「そろそろExtended Restの時間では?」
とことん自己中心派な娘であった。


●寺院(Templar Chapel), EL15
ここはUndeadどもの襲撃に耐えてDrowたちが残っていたようだが、もはや我々はDrowもUndeadも掃討対象とばかりに制圧開始。
だいたい扉を開けてWeb Golemと鉢合わせたら戦う以外の選択肢があろうか、いやない(反語。
建物の構造を見切ってReady Actionしたはずが、扉が開いて「なんじゃそりゃ」な内部構造でスカされたり、うまくFey Stepで敵の懐にもぐりこんだはずが、オレンジ(Maarth(ジェレミア・ゴットバルト[コード・ギアス], Drow Assassin)の不意打ちをくらったり、とことん裏目に出る。
だが地力に勝る冒険者Partyが隅から隅まで敵を掃除。
「わりとあっさり殺られたなオレンジ」「まぁオレンジだからな」「愛されないよなオレンジ」という会話がかわされたとか、かわされないとか。


●裏切りの練兵場(Barracks), EL17
ベジータ(Ingarl:Drider Fanglord, Brute)と一条店長(Zaknoril:Commander, Elite Soldier)が結託。
街をUndeadどもから防衛できなかった自分たちの失態が、女王に知られれば詰め腹切らされるとの強迫観念から、すべてを冒険者Partyのせいにして乗り切ろうとの算段。
冒険者Partyの首でもって女王に許しを乞おうというあたり、小物感が漂いすぎる。
ベジータ、友達は選べよ」
「選んだ結果がこれだよ!」
とか
「ずいぶん疲弊しているようだな……!! いける……いけるっ……これならば、間違いなくっ!!」
など、駄目な悪役アピールが楽しい。
結構な数の敵が縦深陣地よろしく縦長のTraining Hallに配置されている。
Leader能力を持ったMonsterを最初に撃破するため、UlrikaのMaze of Mirrorで手前にいる敵を足止め。するすると前進したPercivalがTargetに接触すると、Blade Cascadeをアイテムの振りなおしPower含めて全弾命中させて、あっという間に血祭りに上げる。なんという瞬発力であろうか。
これでももともと敵の数が多いこともあって、Percivalが一時HPマイナスでUnconsciousになったりしたが、涅マユリ(Jhaelant:Drow, Necromancer)が加勢しないよう最初に釘をさしておいたのが効いたか、最後はすべての敵を討ち取ることができた。
しかもベジータと一条店長は殺さずに捕虜としたのである。
前後策を話し合った結果、Drowの女王を倒して実力差を思い知らせた彼らを地上との交易相手として据えるという案に落ち着く。かなり鬼畜な案といえよう。傀儡もいいとこだ。


▼最後に
ここで冒険者Partyの面々は、SoS団(The Sages of Saruun)の一員にして地下種族との交易のために逗留していたキョン(Orontor,NPC)が隠れている大使館(Embassy)に一時退却。
Extended RestしていよいよDrowの女王おわしますTemple of Lolth中央寺院を目指すことに。
Ulrikaは早速Residuumを使って細々としたMagic Itemを作成する。
「そうね、女王が持っているというStaff。Drowになんか持たせておくのはもったいないわ。高貴で洗練されたLadyたるEladrinが持つに相応しいはず」
つまり自分だと言いたいらしい。
そして寺院に向かって人差し指を突きつけるUlrikaであった。
「待ってなさい。貴女なんか私の華麗なるMagic Missileの餌食にしてあげるったら、してあげるのよ!」