ガンダム

読了。
やっぱ安彦良和は凄いや。
1年戦争開戦に至るまでをここまでしっかり描いてくれるとは。
いろいろとその人物らしい生き様が展開されてるけど、ドズル・ザビのプロポーズへの流れがなかなか楽しませてくれる。
士官学校の校長と女士官候補生の数奇な運命、というやつか。後に二人の間にミネバが生まれることになるのね。
あとテム・レイはお仕事頑張ってるし、キシリアはイケイケだし、ララァは超能力少女の不遇をかこってるし、宇宙世紀に錯綜する人物模様が織り込まれてる。
にしてもフラウ・ボゥ(あだ名だったんだな)はいい娘さんだよなあ。こんな娘が不幸になるのは間違ってるよなあ。
ちなみに1979年当時から、安彦良和描くフラウの身体のライン、とくに下半身は完璧だと思うのだが、なかなかに賛同を公然と得られそうにはないか。それはそれで、よし。