電人ザボーガー(新宿WALT9)

http://www.zaborgar.com/

会社帰りに鑑賞してきた。
炎神戦隊ゴーオンジャーでゴーオンレッドを演じていた古原靖久がはまっていた。
基本70年代テイストを踏襲、換骨奪胎しており、やりすぎな面もあれど楽しめた。
話は二部構成で、敵の女サイボーグとの愛と正義の狭間で揺れた挙句、兄弟にして相棒のザボーガーを失う前半と、失意のまま過ごした25年後の顛末を描く後半に分かれている。後半のテイストは押井守描くパトレイバーっぽい空気も感じたが元がビープロ作品なのでそれほど高尚にはならんのであった。
しかしミスボーグやAKIKOのカチューシャはマグマ大使を連想させるし、巨大AKIKOが起動する場面は特撮ジャイアント・ロボを連想させる。
盛り込まれたネタはだいたい70年代のものを現代風にアレンジしているようであり、なんかもう既視感でくらくらくるのであった。


以下、Twitterの書き込み。
「鑑賞した。2011年にビープロクオリティが楽しめるとは思わなかった。」
「しかしオープニングのアクションのトメや、火薬爆発、キャストの文字の入り方、女サイボーグの立ち方からいじられ方までいちいち70年代を彷彿させるつくりなのがうれしい。やり過ぎなところもあるけど。」
「エンディングで、70年代旧作の映像が流れたときは、換骨奪胎ととりあえず思いましたよ。」


とりあえずボインミサイルを発射するときのミスボーグやAKIKOのポーズが阿呆過ぎて楽しい。
あともうちょっと際どい濡れ場でもおいらは全然構わなかったのだが。だがしかし。