PPP 4th D&D Campaign "Epoch" 40 [Kingdom of the Ghouls 5] [40.7km]


■DM: さるしんごさん

[Striker] Percival (死せる詩人さん) Human/Ranger(Two Blade Fighting Style)/Stormwarden/Punisher of the God
[Defender] Suhail (羽生響さん) Dragonborn/Paladin(Kord)/Gray Guard/Saint
[Leader] Alphonse (ほえほえさん) Warforged/Cleric(Amaunator)/Radiant Servant/Destined Scion
[Leader] Vulhilde (つかださん) Human/Warlord(Inspiring Presence)/Battlelord of Kord/Warmaster
[Leader] Bernstein (画伯) Human/Cleric[Warpriest](Pelor)/Divine Hand/Avatar of Life
[Controller] Ulrika (おいら) Female Eladrin/Wizard/Master of Flame/Radiant One

<あらすじ>
PrimordialのTimesusの行方を追ってAbyss(White Kingdom)までやってきた冒険者一行。
長期連載40回目、全員26レベルともなると、マンネリはなはだしく、DMはMonsterを最新サプリ:The Book of Vile Darknessで強化して臨むのであった。
Initiative Order一番目が行動した直後にあわせて行動する能力、状態異常(Stun, Daze)を受けた時にST振って成功するとキャンセルできた上に冒険者にPsychicダメージを与える能力、あわせて腹マイトと言われる自爆能力。
これらの能力に加えてHPは通常の1.3倍、Powerもいろいろ差し替えられている模様。
ともかく群がる敵を倒しつつ、ついにウルリカたちはOrcusのExarch: Doresainとの対決を相成るのであった。


▼Hunger Immersion

Abyssal Horde Ghoul [26th Minion] * 10
Ghoul Gatherer [25th Controller] * 3
Symbol of Death [29th Trap]

血の池が2つある部屋に出る。

そして当然敵もいる。

こんな感じ。

SuhailのChampion's CallによってPullされたGhoul Gathererたち。
フィギュアのマークから信号機のようだ。


Vulhildeの指示で最初に行動したUlrikaがChain LightningでMinionを焼き払い、AlphonseがTurn UndeadでGhoul Gathererに攻撃した段階で、部屋の扉が閉まる。
そして2つの池に血を供給していた髑髏の眼窩からさらに血が噴き出して部屋を血であふれさせる罠が発動。
しかしあわてず騒がず、Percivalが扉をダメージによってぶち壊す。あとはダメージ受けつつも順当に敵を倒す。


▼Theater of The Fleshless

Abyssal Horde Ghoul [26th Minion] * 5
Symbol of Death [29th Trap] * 3
Sir Deron, Demilich [26th Solo Controller]

劇場到着。

冒険者が客席に陣取った段階で緞帳が上がる。

舞台の上でデミリッチと死闘。


先の遭遇でもそうだったが、AlphonseはDC41+のPassive Perceptionを通してSymbolに気づく。すげーぜ。
厄介なSymbolが今度は3つもある。強制移動でSymbolを踏ませてClose Burst 3で生者に10d10のダメージをばらまく仕掛けだ。*1
Undeadの俳優による芝居を見破った冒険者たちは客席にいるとSymbolを踏まされるので、みな舞台に上がってDemilichを叩く。


▼Honor Guard

Crownwing [26th Skirmisher(Leader)]
Storm Gorgon [26th Skirmisher]
Dragonborn Champion [26th Soldier]
Lich Vestige [26th Minion] * 5 ※増援としてさらに5体

近衛(Guard)登場。ドレセインとの対決は近い。
しかしアルフォンスはなぜカメラ目線?

ちゃんと後衛の位置をキープするウルリカさん。「前になんか出ないわよ? 出ないったら出ないのよ」


強制移動Immuneとか、Melee Basic AttackにStunが含まれてたり、指定するだけで遭遇終了までAttack+2, Damage+10の能力とか、盛りだくさん。
ウルリカはMinion退治にFurious Immolation[D]を投入してあとは仲間に任せる。


▼Court of Teeth

<< Stage 1 >>
Flameskull Vestige [24th Minion] * 10
Balor [27th Elite Brute]
Doresain, Exarch of Orcus [27th Elite Skirmisher]<< Stage 2 >>
Ghoul Stalker [25th Skirmisher] * 4
Doresain, Exarch of Orcus [27th Elite Skirmisher]<< Stage 3 >>
Doresain, Exarch of Orcus [27th Elite Skirmisher]

ついにドレセインと対決!

総天然色作品でお届け。

第三段階となったドレセインと戦闘中。
パーシヴァル、ヴァルヒルド、ベルンシュタインがProneになっている。スハイルが仁王立ちで頑張っている。ウルリカは魔女の箒、アルフォンスは魔法の絨毯で飛行中。

戦場が立体戦闘を強いる。Line of Sightの確認とか滅茶苦茶大変だった。

戦闘終盤。ドレセイン閣下のフィギュアがキモかっこいい。


ついにE2シナリオ最終遭遇にやってきた。ここでドレセインは「貴様たちがやってくるのも計算のうち。プライモーディアル:タイムサスの足跡がたどりやすかったのは、オルクス軍団の罠であったのだ!」と衝撃の発言。挙句に「貴様たちはここで死ぬのだ」と悪役の常套句。
E3シナリオでDMとなるほえほえさん担当のAlphonseはここを先途と一命を賭して最前線へと向かう。
「俺が突破口を開く。あとは頼んだぜ」男はニヤリと笑って死地に赴く。太陽神司祭の超絶戦闘もこれで見納めか?*2


それはともかく。
この戦闘は「こてろう隊長のD&Dブログ」で紹介されていたボス戦についての改良案を参考に遭遇の構成が改編されていた。
●こてろう隊長のD&Dブログ:ボス戦についての改良案
http://kotednd.seesaa.net/article/172092636.html
●元記事:The D&D Boss Fight
http://angrydm.com/2010/04/the-dd-boss-fight-part-1/
おいらも一応記事の事前チェックはしていた。
1)ボスはHPを3つに区切ってそれぞれの別クリーチャー扱いとする。遭遇を3つに分けて冒険者はボス1〜3をそれぞれ相手にする。ボス1を倒したらボス2、ボス2が倒れたらボス3が、場を仕切り直して登場する。
2)ボス3は常にBloodied Creatureとして扱う。
3)ボス1が倒されてボス2に変わるとき、ボス2が倒れてボス3に変わるとき、冒険者はEncounter Powerを1つ取り戻せる+Healing Surgeを1つ使える(ボス戦における一瞬の休憩)。
という点については共通認識であった。
しかし、ボス1からボス2、ボス2からボス3で状態異常は引き継がないというあたりの認識が、他の参加者と違っていた。
元記事はあくまでボスについての状態異常についての言及であるとおいらは認識していたが、DMの判断は遭遇に参加している全員の状態異常がリセットというものであった。
そこらへんが個人的に違和感があったところ。*3
あとは実際に運用してみて、ボスの再登場で場を仕切りなおすのにInitiativeを全員振りなおして最初から行動することにしたのだが、これだとボス戦通してInitiativeの低いクリーチャーに手番が回らないおかしな現象が起きてしまうので拙い対応であった。第一段階および第二段階のボスをラウンド回りきる前に倒してしまうことで、行動できないクリーチャーが(具体的にはBalorだったが)いるというのは、それだけでStunと同じ価値があるよな。
=> 2012/01/09 追記:Stage変更によって状態異常を終了していたのは、全員がInitiativeを振りなおしていたため、Turn End効果が煩雑になるためであった。つまり、Stage変更によって全員がInitiativeを振りなおすという処理が一番の問題であった。たぶんBossのみが振りなおすという処理でうまくいくのではないか。


といった話はあったものの、なかなかに挑戦的な遭遇で、戦闘自体は非常に面白かったです。
以下は最初のラウンドのメモ。途中まで。

■Alphonse
[Action Point] Cloak of Courage, Divine MasteryによるTurn Undead取り戻し
[Standard] 移動
[Move] 移動
[Minor] Turn Undead
> Balor 1d20[15] Hit 49点 Immobilized
> Doresain 1d20[9] Hit 59点 Immobilized
> Minion 1d20[20][19][13][1] 3体除去
■Bernstein
[Action Point] Divine Armor
[Standard] Cascade of Fear
> Balor 1d20[12] Hit 21/70点 Dazed(save ends)
> Doresain 1d20[20] Crit 63/122点 Dazed(save ends)
[Move] 移動
[Minor] ?
■Percival
[Standard] Blade Cascade
> Doresain <1> 1d20[6] Heroic Effort -> Hit 99/221点
<2> 1d20[1] Stone of Earth[18] -> Hit 85/306点
<3> 1d20[13] Hit 98/404点 ※Stage1のHPが半分になったので反撃受けるも1d20[2]ではずれ。
<4> 1d20[16] Hit 79/483点
<5> 1d20[2] Miss
[Move] Planestrider Boots
[Minor] Stormwalker's Cloak
■Ulrika
[Standard] Elemental Prism+Chain Lightning
[Standard] Potion of Heroism
[Move] 移動
[Minor] Time Stop
> Star Flesh
> Burning Transformation
[Free] Broom of Flying取り出し, Potion取り出し
オルクスのエグザルフ、ドレセインを倒した冒険者たち。
ドレセインの怪しげな装備をアーモネイター神殿にて封印するためアルフォンスがパーティーを離脱。代わって次元航海船を入手して次元海賊となった戦士キラクが合流することになる。
そしてオルクス(Empowered Orcus)打倒、タイムサス復活阻止、おのおのの神話を完成させるために、E3シナリオ:Prince of Undeathに突入だ! 最終シナリオ、キター!

*1:Triggerは「Creatureが侵入したら」でEffectのTargetは「Living Creature」なので、Undeadである敵はわざとTrapを踏んで罠を起動するというのが本当の戦術であった。エゲツない(褒め言葉。

*2:テクスチャは幼女ノアが代弁しているという話であったが、参加者にはプレイヤーの心の声が聞こえたに違いない。たぶん, maybe, perhaps…。

*3:あと遭遇中効果を発揮する援護Powerもすべて終了するという判断であったが、これはどちらにせよPC側が強いのでやむを得ない適用であろう。