Nentir Vale Campaign [1] HS1:The Slaying Stone [1] 【ネタバレ】 [21.7km]


DM: 羽生響さん
[Striker] 画伯 Damiens ダミアン Half-Orc Assassin(Executioner,Way of the Ninja) Multiclass Rogue
[Defender and Striker] 劔城藍さん アミル Female Mul Barbarian(Berserker)
[Defender] なっすん Suite スイート Female Half-Elf Virtuous Paladin
[Leader] ずずずさん GE_Phillips フィル Warforged Artificer
[Leader] Yoshiさん Cassi キャシー Female Half-Elf Druid(Sentinel)
[Controller] からくり Cocoa ココア姫 Female Eladrin Wizard(Mage,Illusionist)
<状況>
Nentir Valeを舞台とした冒険のはじまり〜。
Ulrikaさんもここから冒険を始めたという懐かしきWinterhavenに集った冒険者たち。
旧交易路に沿って魔術師の塔まで手紙を届けるという、初心者向けQuestを受けて出発。
▼塔まであと少し

そこで狼に襲われる。
「狼が出た、狼が出たよ!」お前は狼少年ケンか!

■敵の構成 EL1:675xp
Ravenous Wolf (1st Skirmisher) * 3
Gray Wolf (2nd Skirmisher) * 3
▼狼といえばProne

「ココア姫〜」「御心配いりませんことよ〜」
例によって橋の欄干にFey Stepしてみるが高さ5ftだった。やるなDM!
まあ、緒戦はそれなりに戦って突破した。


●塔での邂逅

塔にいたのは偉い人ふたり。
手紙には「この冒険者を好きに使ってやってくれ」と書かれてたらしい。
近くの街カイリス・ダーンは8年前にゴブリンの大群に襲われて陥落。住んでいた人間たちは散り散りになったという。
どうやらこの二人はそのときのトップとその補佐役で、街の奪回とか抵抗とかそういった活動をしているようだ。
さらに話を聞くと、街の秘密兵器Slaying Stoneがいまだ街に残っているようなので、その確保を依頼される。
それは敵の要人暗殺に使われたMagic Itemで、Ranged AttackしてHitすると次の手番でTargetは死ぬ、という代物らしい。禍々しい力を秘めているため、悪事に利用される前に持ち帰って破壊するか敵の親玉に使って破片を回収してくることで任務は完了する。
こうしてゴブリンたちの制圧下にあるカイリス・ダーン、今はゴリズバッドと名を変えた街への潜入捜査に赴くことになったのだった。
▼パーティー面子

プリキュアフィギュアをとっかえひっかえしてた人の紹介は特にいらんか(ヒドイ。
手前左の眼鏡かけたのがココア、手前右側がCharge一発Criticalすると57点のダミアン。
ダミアンの後ろにいるのがMulのアミル。Mulの女性ってどんなイメージなのかしら。
後ろ左からキャシー、陰になってるけどロボのフィリップ、そして相棒のクマー。熊さん活躍してた。


Slaying Stone探知儀式三回分のScrollとComponentを支給され出発することに。くだんのアイテムがありそうな場所は、街の図書館・Sehanine寺院・カイリス邸(領主の屋敷)らしい。
街には正面から街中へ、森からスラムへ、森から街の中心部へ、三通りのアプローチ方法があるようだ。


▼街への侵入 [遭遇1] Skill Challenge
冒険者パーティーは森から街中にある図書館へのルートを選択。
このSkill Challengeは全員が成功しないと失敗扱いとなるため順当に失敗。同じSkill全員得意ということはあり得ないよなあ。
Goblinたちの警戒レベルが上がった!


▼図書館での戦闘 [遭遇2]


■敵の構成 EL1: 375xp
Rort, Goblin Tomeripper (2nd Artillery)
Goblin Grunt (1st Minion Skirmisher) * 5
Gray Ooze (2nd Skirmisher)
▼ここでのBossはこんなやつ

▼でもダミアンのCharge一発で沈む

この日、Illusiory Obstacles使用時だけで1d20[20]が三回も出ている。まあありがちだよね。
戦闘後Magic Item[Net+1]が発見されたので嬉々としてフィルが装備する。
あと調べてみると、隠し金庫から何かがなくなっている形跡があり、周囲にBrass Dragonのものらしき鱗が散らばっているのをみつける。


▼寺院での戦闘 [遭遇3]

寺院入口広場で隠れているHumanに出会う。明らかにあやしい。
▼こんなやつ

8年前から隠れ住んでいるとか…正気か?
ともかく寺院内でSlaying Stone探索儀式をしなければならないので、進行を妨げている鉄格子の落とし戸をみんなで持ち上げようとするが…。
▼「ネズミ人間を殺せ」とGoblinが押し寄せてくる


■敵の構成 EL2: 775xp
Triflik, Goblin Silverblade (2nd Skirmisher)
Goblin Grunt (1st Minion Skirmisher) * 4, * 4, * 6 [増援]
Kiris Hoyt, Wererat (3rd Elite Skirmisher)
▼寺院内で戦う冒険者たち

ゴブリンの襲撃に錯乱したカイリス・ホイトもRat Formをとって手近な冒険者に襲い掛かる。あやうくデミアンが病気になるところだった。
しかしなんとか敵を撃退、捕虜から情報を収集する。
ゴブリンたちのボスはヒュー・ジャットというらしい。トカゲに騎乗しているHobgoblinだとか。
フィルの発案で、捕虜を脅しつけてこちらの動向を煙に巻く情報を流すことにする。
曰く「見逃してやるから、嘘の情報を流せ。さもないとネズミ人間のおにーさんが貴様を襲いに行くぞ!」と。Bluff+Intimidateの合わせ技っぽいよね。
スイートの脅迫がいい感じで決まり、「冒険者が街に入り込んだ」という噂に「それは実は別の部族のやつらだった」という噂が対抗するようになる。Goblinの警戒レベルの上昇を抑えることに成功したのであった。


●長いSkill Challenge
カイリス・ダーンの街に潜入して以降、拠点から拠点に移動する際に、うまく敵の警戒網を潜り抜けて移動できたかSkill Challengeを行っている。
これは拠点間移動するごとに1回のGroup Skill Checkといった形をとり、敵パトロールからStealthで逃れたり、崩れそうな足場から目立たずに移動するためAthleticsやAcrobaticsで判定するものだった。
当然ココアは魔法使いなので肉体的な面においては成功の望めるSkill値ではなかった。仕方ないのでEncounter Powerを利用して局面を切り抜けることを選択。
実に3回までもFey Stepを投入して自動成功を引き出すのであった。
むろん続く戦闘遭遇にはここで使用済みとなったEncounter Powerは使えないということだったが、敵の注意を引かずに街中を移動するという目的に十分役立ったのであった。


▼浴場へ向かう途中 [遭遇4]
街中のランドマークで次に向かうのは浴場であった。そこには先に出てきたBrass Dragon本体がいるのではないかとの話もあったが、途中でなんとOrcたちと出くわすのだった。

青い丸は魔方陣。緑の高台は足場。先に見える斜線の入ったエリアは大地に穿たれた裂け目。
強制移動のにおいがプンプンとする…。
▼そこで颯爽登場、Orcのおねーさん!

シーマ・ガラハウ! こんな低レベルでいいのか!?
▼颯爽登場、ボンバディア!

ダミアンとアミルが先行してシーマ様と戦っていると、横合いからもう一体のOrcが体中にダイナマイトを巻きつけて登場。
「わたしは帰ってきた!」
▼この組み合わせはっ!


■敵の構成 EL1: 600xp
Krayd the Butcher (1st Solo Brute)
Orc Bombardier (1st Artillery)
▼シーマ様を捕虜に

散華したボンバディアに冒険者たちは恐怖した…(by 永井一郎ナレーション
それはともかく、シーマ様を捕虜にして情報を引き出す。この街には無頼のOrcたちとゴブリンたちとコボルドたちが住み着いてるらしい。
スラムを根城にしたコボルドたちは立場が弱く、ゴミ捨て場でみつけた様々な部品を戦闘に利用することで生き残ろうとしている。
ヴォークス(Vohx)に率いられた“切り開かれた目”(Severed Eyes)族のOrcが10名くらい街にやってきていて、魔女ドレウス(Dreus)からの依頼で何かMagic Itemを探索中とのこと。
最後に8年前にこの街を占拠したHobgoblinとGoblinたち。これはカイリス邸あらためゴブリンマンションにてヒュー・ジャット(Hu-Jat)以下が征服者として君臨するも、さすがに8年もいるので末端は緩んでいる模様?
ゴブリンたちに義理立てする必要のないシーマ様に、ゴブリンに喧嘩を売ってくれるならという条件で身柄を解放する。
「私は故あれば寝返るのさ!」


▼Brass Dragon [遭遇5]
浴場は温泉であった。平たい顔のゴブリン族には出会うこともなく、代わりに巨大生物の巣穴と思しき洞窟を発見。
中に入ってみると予想通りにBrass Dragonと出会うことに。
礼儀正しく応対するに、人々の争いに関わるのは自分の範疇ではないとの仰せ。しかるにフィルがその竜ティリスティスの由来を歴史からひも解き、ココアが幻術で思い出を映像として映し出し、スイートの交渉で仲良くなる。
続いて冒険者側がSlaying Stone破壊のためにやってきたのだと説明すると、竜は自分が図書館にあったその魔法のアイテムを保管していたが責任もって破壊するなら譲渡してもよいとのこと。
竜の信頼を得てアイテムを譲渡されるまでのSkill Challengeに成功して、この遭遇は終了。
このまま街を脱出して任務完了でもよかったが、各自選択したMinor Questが未達成だったため、さらに街をSweepすることに。


▼そして厠でなく厩へ [遭遇6]

まず将を射んと欲すれば〜の格言通り、次に向かうは厩であった。

■敵の構成 EL1: 600xp
Bloodmonger Wolf (1st Soldier) * 2 * 1 [増援]
Wolf Packmate (1st Minion Skirmisher) * 4
Goblin Beast Marshal (1st Skirmisher[Leader]) * 2
あわよくば敵のボスが騎乗するというトカゲ(Drake?)を先に始末できるかと思ったが、それは当てが外れた。
ともかく敵の戦力を減らすことには成功したのでよしとする。


▼スラムでの戦闘 [遭遇7]

狭い路地でKoboldたちと戦闘になる。

■敵の構成 EL1: 650xp
Kobold Guttersnipe (1st Artillery) * 2 * 2 [増援]
Kobold Dragonshield (2nd Soldier) * 2
あとMinion ???

Koboldの鎧はガラクタスクラッチ製品なので攻撃が命中するとACが悪化したりと細部が作りこまれている。
また高低差があるはずなのに、秘密通路はどうやら不思議空間らしく普通に移動できたりとか、どうなってるんだ。


▼本日最後の戦闘 [遭遇8]

スラムの中心でKoboldのボスと戦うことに。

■敵の構成 EL2: 875xp
Speelock, Kobold Scavenger (2nd Controller[Leader])
Iron Defender (3rd Solder) * 3
Ankheg (3rd Elite Lurker) [増援]
レベル1で2レベル格上って結構キツイ。
しかも最終戦闘、この日好調をキープしていたデミアンの出目がここにきてブラックマンデー並みに大暴落。
その原因というのが…。
▼こんな可愛いコボルト娘がいるかーっ!(荒木飛呂彦調

「ダメだ…そのテクスチャを貼られたら俺には斬れない」「斬れないじゃねー!」
完全にDMの策略に嵌っているのであった。どうよ?
▼それでも戦うのがお仕事

▼そして強敵出現!

スクルド・ボム(Poison)によって引き寄せられたAnkheg(通称:ばんぺいくん)が地中より出現。スイートをGrabして好き放題。
ココア姫がBeguiling StrandsにてGrabを断ち切り、コボルドと野犬を片付けた仲間の到着を待ってヒマワリにする。
多大な出血を強いられたものの、何とか勝利するのであった。今回はここまで。