ほえほえさん主催:年越しゲーム会

恒例の年末年越しゲーム会に参加。
●参加者
ほえほえさん
チョンパス3世さん
つかださん
PONさん
からくり


▼会場到着早々、FRのCITY SYSTEMに入っていたWaterdeepの地図をすべて広げてみる。



●遊んだゲーム
<ニムト>

Amigo ニムト

Amigo ニムト

例によってオープニングゲームはこれ。ゲームの勝者が次にやるゲームを決める権利を得る。
結果、つかださんの勝利。
スコアはPONさん[-25]、ほえほえさん[-13]、チョンパス3世さん[-15]、からくり[-6]、つかださん[-1]
▼初期配置

「55」の次が「57」というあたりが熱い。
その後すぐに一列が5枚目に「104」が来て詰む。残り三列での熾烈な戦いが繰り広げられたのであった。


<荒野の1ドルペンギン>
荒野の1ドルペンギン 完全日本語版

荒野の1ドルペンギン 完全日本語版

昼飯まで簡単にできるゲームということでこれ。
特殊ダイスを一巡目は4つ、二順目は5つ、三順目は6つ振って、振り足し振り直しをうまく使って、役を揃えるゲーム。
つかださんが最後のダイス振り直しで高めの役を揃えて勝利。連勝であった。
スコアはPONさん[77点]、ほえほえさん[97点]、チョンパス3世さん[51点]、からくり[91点]、つかださん[104点]
▼弱肉強食と共生を表現した役の一覧?



昼飯は去年と一緒。かっぱ寿司
卓上に小皿を置くのは手狭になるというので小皿がどこにも見当たらず不便であった。
せめてどこか別テーブルにまとめておいて利用できるようにしておかないとサービスとして頓珍漢な対応だと言わざるを得ない。


<Key Flower>
Keyflower

Keyflower

リソース獲得/発展型ゲーム。
リソースは土地タイルで獲得方法は入札。手元の労働者コマは入札・生産どちらにも使う。土地タイルを利用して資源を生産、その資源を輸送して適切な土地タイルをさらに開発できる。
手番は入札/生産/輸送/開発(改良)といった行動になる。季節を1ターンとする4ターン経過後の勝利得点を競う。
おいらは労働者を切り盛りするだけで精一杯の展開に。1ターンごとに1枚のタイルしか入手できなかったのではないか。
チョンパスさんは金の生産、ほえほえさんは鉄の生産、PONさんは木材の生産に走り(つかださんは石材だったっけ?)、結局PONさんが勝利。
スコアはPONさん[56点]、ほえほえさん[54点]、チョンパス3世さん[32点]、からくり[54点]、つかださん[51点]
コンポーネントが楽しい

大草原の小さな家に住むGhaele Eladrinの娘さん
▼家の中

▼勝利得点時

▼船を忘れていたので追加



<Zombies!>
Zombies!!! 9: Ashes to Ashes Card Game

Zombies!!! 9: Ashes to Ashes Card Game

山札から引いてくる街カードをつなげて最初にいる街の交差点からヘリポートまで到達して逃げ切ったプレイヤーが勝ちというシンプルなゲーム。
ただZombieはウンザリするほど発生するのでいい感じに死ねる。死ぬと軽いペナルティ(狩ったZombie得点が半分になる・最初の交差点に戻る・装備とライフが初期値に戻る)があるだけでゲーム継続になるので、ひたすら修羅の街に耽溺できるアメリカンなバカゲーであった。
しかし今回わずか三手番(山札三枚目)でヘリポートが出現してしまい、よりグダグダな展開になる。
乱戦を制したのはまたもやPONさんであった。
おいらは散弾銃を装備したものの妨害カードでZombieに特攻させられて1度死んでいる。ClericのTurn Undeadが欲しいところであった。
コンポーネント

Zombieコマは足りなくなるから買い足したとのこと。
▼初期配置の隣にヘリポートが!(笑



<Lords of the Waterdeep>おいらが持参したリソース拡張型ゲーム。
各自Waterdeepの秘密組織の長となって、エージェントを派遣しての建築(特定団体の吸収)・冒険者の雇用・集金・陰謀を行いつつ、雇った冒険者によるQuest達成でさらなる特典を積み重ねて勝利得点を競う。リソースが拡張されると様々な特典、勝利特典も獲得できるので、ショボイ秘密結社がWaterdeepの街で一大勢力にのし上がる実感が得られる(笑。
前回このゲームを遊んだときはプレイヤー人数が自分含めて6人いたので自分はサポートに回ってゲームを遊んでいない。ようやく今回プレイヤーとして遊ぶことができたので、トシちゃんかんげきー!なのであった。
スコアはPONさん[128点]、ほえほえさん[128点]、チョンパス3世さん[100点]、からくり[102点]、つかださん[122点]
結果はいろいろあって、ほえほえさんが一位ということになったのだっけ?
陰謀カードの和訳がなかったのでカードオープンして皆で内容を確認しながらのプレイであった。次回までにはどこかで和訳を調達したいが…。
▼おいらはPiergeiron the Paladinson率いるSilverstarsであった

上家(かみちゃ)のほえほえさんがDrowで、ArcanaとPietyのQuestを収集していたため、おいらのPiety Quest獲得がうまくいかずに最終的に得点がのびなかったのが敗因か。


<Libertalia>
[rakuten:yellowsubmarine:10062400:detail]
海賊たちの三週間の掠奪生活を通して勝利得点を競うゲーム。
全員1-30のランク付けされた海賊関係者のカードを受け取る。キープレイヤーがカードを無作為に9枚選び出し、全員がそのカードと同じランクの9枚のカードを手札とする。
この9名のうち6名を月曜日から土曜日まで各曜日ごとに1名ずつ場に出して、各カードのランクによって財宝獲得順を決めて財宝取得していくのが基本の流れ。トランプのナポレオンの変形っぽい。
二週間目には残ったカードから6名選択してまた一週間プレイ、三週間目も同じ段取りになる。
単に財宝獲得するだけでは単調になるので、財宝の中には他のプレイヤーの海賊カードを除去できるサーベル(Saber)や取得してしまった海賊が除去されるスペイン人士官*1が混じっていたり、場におかれたときに様々な能力を発揮するよう海賊カードも工夫されている。
海賊メンバーは場に出て生き残ると海賊の本拠地に置かれ、日曜日が来ると能力発揮するものもあった。
いろいろあったがようやくここでおいらは勝利することができた。
スコアはPONさん[66ダブロン]、ほえほえさん[70ダブロン]、チョンパス3世さん[58ダブロン]、からくり[76ダブロン]、つかださん[71ダブロン]
ダブロンは当時流通していた金貨のことか。
▼これまた凝ったコンポーネント

宝の地図を3枚集めると大金になるのだが、能力発動すると地図を換金してしまう女給のカードとかあって笑えた。
「まったく夢ばかりみて。こんな地図がお金になるならさっさと換金すべきよ」とか言ってそう。


<Ave Caesar>
アベカエサル AVE CAESAR

アベカエサル AVE CAESAR

懐かしいテーストの戦車レース仕様スゴロク。
ダイスの代わりに1-6の数字が書かれたカードが各自4枚ずつ配られこれを山札として手札3枚で移動力を決める。
トップのプレイヤーは移動力「6」を使えないという決まりがあるが、基本最初に移動開始するプレイヤーがかなり有利。追い越しが難しいので。
特別ルールとして周回するうち1度は観覧席の前の一本道5マス分?にコマを置き、「Ave Caesar!」と叫んで皇帝をたたえてコンポーネントのコインを投げ込まねばならない。
ボードの表裏2コースあり、おいらは表のコースで最下位、裏のコースで首位であった。
ポイント的にはPONさん[5点]、ほえほえさん[2点]、チョンパス3世さん[5点]、からくり[4点]、つかださん[4点]
▼レース場

ジョジョの奇妙な冒険第二部での戦車レースを連想した(笑。


ここで晩飯+年越し蕎麦を食べに出かける。


<innovation>
イノベーション 日本語版

イノベーション 日本語版

強烈な文明発展型カードゲーム。
時代を1(原始時代?)-10(宇宙時代)に分けて、そこで発見・発明された5つの種類の技術革新をプレイヤーが獲得・更新しつつその特典によって他のプレイヤーを妨害したり利益を得たりしていく。
基本的に先に次世代の文明を発展させて強者となると独走止められない傾向がある。PONさん曰くカウンティングのゲームだとか。
おいらは1-3の時代で城によって他のプレイヤーを制圧していたが、チョンパス3世さんが火薬を発明して以降鳴かず飛ばず。皆その頃には工場を発展させておいらはジリ貧になっていくのであった。
最後に核分裂のカードを引いてきたので、どうしても勝てない展開だったため迷わず核の能力プレイする。結果、つかださんがTriggerとなるカードを一発で引いたため、すべての文明は滅ぶ結果に。マッドマックスだ(笑。
その後、廃墟の中から超文明の遺産を発掘したチョンパスさんが勝ちそうになったが、影響得点カードをかっさらうことに成功したほえほえさんが勝利したのであった。
皆、核戦争による文明崩壊で年越しゲーム会を終えたくないとの強力な意見のもとに、次なるゲームを選択することに。このとき午前3時くらいじゃなかったか。
▼面白かったが劣勢になるとなかなか挽回できない



<Mundus Novus 新世界>
ホビージャパン特選ボードゲーム 新世界 (Mundus Novus) 日本語訳ルール付属

ホビージャパン特選ボードゲーム 新世界 (Mundus Novus) 日本語訳ルール付属

1-9の数字がふられた作物カードとインカの黄金カード(オールマイティカード)を組み合わせて、数字違いで現金収入、同じ数字で場のカード獲得という2つの処理を行って資産を増やしていくゲーム。
場のカードには倉庫(カードは基本1回の手番処理後に捨て札となるが、1枚または2枚を倉庫に置くことで次の手番にも使えるようにする)と船(手番処理前に配られるカード枚数が増える)、それに提督(特殊能力)、造船ドック(船を所持しているプレイヤーの数分お金が入る)がある。
おいらは造船ドックで地道にお金を貯め、提督の能力で作物カードの競り?には参加せずソロプレイ的にゲームを進める。
結局ゲーム終了条件がいまいち不明確だったこともあり、おいらが勝利した。余力のあるうちに帰宅すべきとの暗黙の了解もあったのかも。
楽しいゲームであったが、最後がちょっと締まらなかったか?
▼5か国語のルールブック

英・独・西(スペイン)・仏・蘭(オランダ)かしらん。
▼カードコンポーネントはこんな感じ



楽しかった年越しゲーム会も終わりぬ。
例によって明け方解散。今年はほえほえさんに車で駅まで送っていただいた。
皆さま、お疲れ様でした。今年一年また楽しくゲームしていきましょう。

*1:財宝獲得順が最後になると引き受けざるを得ない