Nentir Vale Campaign [12] Madness at Gardmore Abbey [2]

会場は笹塚区民会館。全員6レベル。冒険途中で7レベルになった。


DM: 羽生響さん
[Striker] 画伯 Damiens ダミアン Half-Orc Assassin(Executioner,Way of the Ninja) Multiclass Rogue
[Defender and Striker] 劔城藍さん アミル Female Mul Barbarian(Berserker)
[Defender] なっすん Suite スイートあらためスマイルあらためドキドキ。通称:キュアなんとか Female Half-Elf Virtuous Paladin=>Lay on Hand
[Leader] ずずずさん GE_Phillips フィル Warforged Artificer
[Leader] Yoshiさん Cassi キャシー Female Half-Elf Druid(Sentinel)
[Controller] からくり Cocoa ココア姫 Female Eladrin Wizard(Mage,Enchantment/Illusion)
<あらすじ>
前回Portalをくぐった先で帰り道がないと言われて異空間で出口を探す羽目に。


■不思議空間からの脱出 [Skill Challenge]
さらにPortalを抜けた先で、ココア姫たちは満天の星空が臨める場所へとやってくる。
中央に光の柱があって天空に向けて光の粒子が上昇しているように見える。
明らかに異常な事態にリアリティショック! 全員Endurance Checkを振ることに。だがこんなことには動じないココア姫は1d20[20]で軽くクリア。
仲間を見ると、キュアなんとかさんだけが失敗してChaos Point+1となっていた。*1
具体的には肌が発疹で覆われるとかそんな感じ? 狂気に蝕まれて身体的変化の兆しがあらわれたといった扱いだが当人には自覚なし。
ともかくこの空間から脱出するためにココア姫がArcanaで解析した結果、光の柱を昇っていけばよいとの判断[2 Success]。どうやら先に出てきた非実体塔の螺旋階段が異化(Far Realm化)したものらしい。なれば上階にその原因があるということか。
Acrobatでダミアン、Athleticsでアミルがよじ登ることに成功して、Skill Challengeの第一段階をクリア。
次に周囲の光景が狂気じみた様相を呈して冒険者の精神を揺さぶりだす。
これをキャシーがNatureで、フィルがArcanaで、なんとか理屈をこじつけて、さらにKnack for Successを使ったキュアなんとかとキャシーのInsightで、まさに深き洞察をもって正気を保つのであった。
かくして第二段階もクリア。
ここで暴風によるEndurance Checkを再び全員要求されるが何とかこれもパスする。
最後、第三段階のSkill Challengeということで、「出口はどこじゃ〜」とそれぞれが得意なやり方で天空を覆う星々の書き割りの向こうに潜む宇宙的恐怖の存在へとアプローチする。
ダミアンが失敗するも、フィル、アミルが成功して、最後は難易度の上がったArcanaをココア姫が1d20[7]+17=24でギリギリ通して出口への道をみつけるのであった。
その途端、天空を覆っていた偽りの天蓋が砕け散り、満天の星々はカードに姿を変えて四散。
そのうち三枚のカードのみが残って、ついに姿を現した怪物の周囲を回りだすのであった…。


■脱出のための戦い

Aberrant Wretch [9th Soldier Minion] * 4
Beholder [9th Solo Artillery]
Chaosな床?[Morphic Zone] * 3
▼塔の中の部屋に出現

▼周囲には4つのBahamut印の鎧が

鎧を憑代にAberrant Wretchが出現
▼目玉の大将キター!

▼大怪球フォーグラーかよ!

Deck of Many Thingsのカードのうち三枚(Flame, Jester, Fate)を従えて登場。
まず最初にInitiative時に一枚目のカードの効果が発現。
Flames of Tormentが起動してパーティーは少なからぬダメージをこうむる。
▼死闘

Beholderよりも手番早かったココア姫は、立て続けにDaily Power[Phantom Chasm, Fire Mantle]を投入。
序盤に仲間が様々な状態異常で苦しんでいる中、健闘する。後半は息切れして役に立たなかったけど、そこは仲間の頑張りで何とか敵を倒せた。
しかしながら、彼女が受けたダメージはほとんど仲間(ダミアン)からのものだった気もする…。ひどい(涙。
まあもっと酷い状況だったのはキャシーであったが…。*2

ココア姫の被害状況トラッキング
●Initiative時のFlames of TormentがHitして16点fire damage. Ongoing 5 fire damage.
●なので最初の手番時に21点ダメージだった。
●DominateされたダミアンのChargeを受けて24点ダメージ。合計45点。残HPは3。
●Second Windで12点回復。残HPは15。
●フィルからHealing Infusionがとんで15点回復。残HPは30。
●またもやダミアンのChargeを受けて28点ダメージ。残HPは2。
●ここらで同じくDominateされたキュアなんとかの攻撃をShield起動して避けた場面有。
●Beholderの攻撃から20点ダメージを受けてUnconscious。一応、フィルのShocking FeedbackでResist 5 allだったか。
●キュアなんとかのInvigorating SmiteでHP+5で復帰。
●キュアなんとかのLay on HandsでHP+17。
●その後、BeholderのRayからPetrifiedとなって戦線離脱。
●ST通して復帰するもSave endのDazed, Immobilizedを受けてまともに機能しなかった。
基本AC21/Fort16/Ref21/Will18の上、Fire MantleでConcealment付けて、立ち位置でCoverとって、Proneで敵のRanged AttackにPenalty要求して、Illusion SchoolのMaze of MirrorやSecond Windの防御上昇、Shieldなど様々な手段を駆使して生き残りを計ったが、やはりうたれ弱いのはどうしようもない。
序盤は状態異常でPaladinのMarkが全然かけられなかったのも痛かった。
とはいえ後半アミルのCriticalで追い込み、最後の一撃も彼女であった。よく今のパーティーで400点近くのHPを削れたよなあ。
たぶんそのうち15点くらいしかココア姫は与えてないぞ。
▼フォーグラー博士の遺言

戦闘後、Aberrant Wretchの一体が元の姿を取り戻す。
なんとエラドリンのお爺さんで、娘や息子に我が生き様を伝えてくれとこの塔のあらましを教えてくれる。
どうやらDeck of Many Thingsがらみの災厄で、なんとかBeholderをこの塔に閉じ込めることに成功するが、内部はFar Realmの影響でトンデモ空間になっていたのだとか。
とりあえず大怪球たるBeholderを使って(魔法が)静かなる夜をもたらすようなことにはならなかったので一安心。博士は老衰にて昇天された。R.I.P


■森エリアへの執着
Winterhaven村に戻って状況を報告すると、Lord Padraigは森エリアに脅威がなくなればそちらに民兵を駐屯させる準備を進めるとのこと。
Extended Restして7レベルとなったココア姫たちは、気を取り直して森エリアの探索に赴くのであった。
しかしなんで皆は森エリアに執着するのかしらん。
▼Gardmore Abbey

大胆な略図。DMはあと何度この図を描くことでありましょうや。
▼フォーグラーの息子・幻夜(エマニュエル・フォン・フォーグラー)登場

森エリアに入るとすぐにエラドリンの一団と接触する。
彼らを率いる若き頭領と話をするに、彼がフォーグラー博士の息子であることは明らかであった。
博士の最期を伝え、現実世界に戻った塔にある亡骸まで案内すると、彼は死体を丁寧に埋葬するのであった。
さらに話を聞くと、フォーグラー博士はMithrendainをとあるQuestにより出奔しており、幻夜と銀鈴の兄妹は父を捜してここまで遥かな旅をしてきたとか。
なるほど。
で、妹の銀鈴さんが危険な森の探索に数時間前に出かけて戻らないので捜してくれと?(どんだけ過保護なのか
どちらにせよ森エリアの安全を確保するために来たので、ものはついでと快諾して先を進む。


■第一の障害:森の小屋に住む怪物

Owlbear [8th Elite Brute] * 2
▼ケダモノが潜むという小屋に接近

▼押し込んでボコる!

Stunning Screech持ちでStunになったりしたけど小屋から出さずにダメージを積んで倒す。
幻夜に「Feyの生き物はできれば傷つけないでほしい」とお願いされていたが、この地域の安全確保が目的なのでしょうがない。
小屋はその昔修道院の園丁が住んでいた場所らしく、どうやらその人物がエラドリンでFeywild由来の植物やらを持ち込んだということらしい。


■第二の障害:蜘蛛エリアを突破せよ [Skill Challenge]
▼蜘蛛に気付かれずに蜘蛛の巣が張り巡らされた場所を切り抜けるとか

使える技能が非常に限定的であったが、なんとか突破することに成功。
Stealth, Nature, Thievery, あとなんだっけ?
ココア姫はCameleon's MaskでStealth(Arcana)を振って成功させ、2回目はPerceptionで「そこを行けば大丈夫よ〜」と仲間に支援した。


■銀鈴(ファルメール・フォン・フォーグラー)発見!

Displacer Beast [9th Skirmisher] * 2
Dire Stirge [7th Lurker] * 4
▼絹をさくような乙女の悲鳴が…

森に響き渡る。
足跡判別をNature Checkでキャシーが成功したいたため、娘さんがケダモノに追跡されていることが分かってはいた。駆けつける冒険者たち。そこで見た光景とは…。
ちなみに声は島本須美
▼娘さん食べちゃおうかな構図

写真下方に気絶している銀鈴さん。
それを今にも食べてしまおうかというDisplacer Beastが二体。
ただちに救出のため戦闘を開始する。
▼ココア姫、仁王立ち?

手番が来るとココア姫はFey Stepで銀鈴さんのスクエアに転移してBeguiling Strandsを撃って位置調整後、Action PointからのMaze of MirrorでDisplacer Beastを翻弄する。
しかし崩れた塔に潜んでいたDire Stirgeの伏撃を一身に受ける。
1体にGrabされるも、フィルのMaster's Wand of Magic Missileで簡単にGrabが外れる。いいMagic Itemだなあ。
敵のネタが割れればなんとかなるなる。普通に戦闘終了して本日はここまで。


次回は銀鈴さんから事情を聞いて幻夜のもとに連れ戻すところからか。
Deck of Many Thingsのカードも、Euryale[石化], Flames[炎], Jester[道化], Fate[運命]と4枚が揃った。なんか中ボス倒してカードを集めようみたいなノリになっとるな。
ともあれココア姫の人生という名の冒険は今少し続くことになったのであった。よかったよかった。*3

*1:3点たまるとステキに狂気なプレゼントが獲得できる。

*2:Yoshiさんに聞いたらほとんどまともな行動ができてなかったとのこと。そして理不尽なMorphic Zoneの効果で理不尽なダメージを受けてComplete Deathまであとちょっとという状況になったのであった。

*3:セッション前には今回の戦闘で全滅するかもという話があった。Beholder相手でこのレベルだと事故ってもおかしくはない。