Encounters "Murder in Balder's Gate" [1]


DM: L-Heart氏
からくり ココ=デリンジャー Female Eladrin Rogue(Thief)-1, Unseelie Agent
ジョウゼンさん グレイ Human Rogue(Thief)-1 Multiclass Bard, Dead Rat Deserter
ほーりーさん ピルポ Halfling Rogue(Thief)-1, Harper Agent
一反木綿さん フォック・キリー Gnome Hexblade(Fey Pact)-1 Multiclass Rogue
オーツカさん スタンナ Satyr Bard(Skald)-1
めたBさん ランシス Drow Cleric of Lolth-1 *表向きはSehanine信仰
Balder's Gateの街で名をあげようとやってきた冒険者たち。
Balder's Gateの街を取り巻く市壁の各所に設けられた大門では、通常ならば法外な通行税を支払わなければ市内に入れないが、その日は大祭ということで皆ロハで通過したのであった。
さてこの活気あふれる大都市の見物と洒落込んだところ、街のトップであるAbdel Adrianが衆人環視の中で暗殺者に襲撃される現場に出くわす。
暗殺者は取り押さえられ事なきを得ようとしたところ、側近が勢い余って暗殺者を殺した途端、なんとAbdel Adrianが怪物化して暴れ出す。
破壊と虐殺が繰り広げられるも、集った腕利き冒険者によってこれを退治した、という経緯。


なんでもAdrianはこの街の3つの勢力を統べる要であり、貴族・傭兵・貧しき者の味方(ギルド)各勢力のバランスをとって街の発展に寄与していたようだ。
しかし、Adrianは殺戮の悪神Bhaalの落とし子Bhaalspawnであった。
これはBhaalが己が死んだときのバックアップとして、その力とマトリクスを何人かのMortalに与えていたという厄介な代物。
Adrianは己の中にある悪を意志の力を抑えていたのだ。だが暗殺者もまたBhaalspawnであり、その死によって体内にあった悪神の力がAdrianに流れ込むことでついに怪物となってしまったとか。
詳細はBalder's GateのPC Gameをやると分かるらしい。


そんなこんなで、街を統治していた偉い人が亡くなり、利害関係によって対立する3つの勢力がそれぞれ冒険者たちをスカウトして己が地盤を固め他の勢力を削ごうと動き出す。
貴族は街の四公(会議:the Council of Four)のひとりTorlin Silvershieldである。曰く正義のため秩序のため街の人々のため力を貸せと。
一方、Flaming Fist傭兵団は貴族お抱えの衛兵とは違って街の治安を担っている。腕利きならば活躍の場があるというわけだ。参加して損はない。
最後はギルド…貧しき者に富める者から奪った金品を分け与える義賊の密やかな勧誘であった。


我らがFemale EladrinのKoKo女史はThiefなので素直に義賊…統治者からすれば不穏分子、テロリストみたいなもの…の連絡係に付いていくことにした。
市壁を抜けてOuter Cityを進むとそこはいわゆるスラム貧民街で、南方からの流民などが天幕生活をしているような場所であった。
Little Climshanという名前の通り、南方Climshan出身の人々が暮らしている。
こちらのルートを選択した冒険者は、Calim Jewel Emporiumという宝石商というよりは質屋のような店の裏手にある小部屋で、ギルドの中心人物である女性Rilsa Rael女史と対面するのだった。
彼女たちに協力する気があるなら仕事を請けてほしい、そういった段取りである。
仕事は、大門のひとつBasilisk Gateの徴税請負人でDwarfのNant Thangolがあまりにも酷い徴収と着服をするので、ひとつ懲らしめてやりなさい(by 水戸黄門)といった内容であった。
この街でのし上がるにはまず一発仕事のできるところは見せておかないといけない。お膳立てはRilsaがしてくれたので、あとはそれに乗っかるだけだ。
かくして、街での初仕事、というところで時間切れ。


次週おいらは都合により参加できないのでダイス振りたかったなあ。