Game Day "ネヴァーデスの門" Daydream


DM:岡田篤宏さん
[Striker] グリムホルン/こまけだらさん Dwarf Fighter(Slayer)-1, Heir of Delzoun
[Striker] ケイラ/工場長さん Elf Thief-1, Devil's Pawn
[Defender] ブランディス/オオキさん Human Paladin(Cavalier)-1, Neverwinter Noble
[Leader] ヴァルナエ/からくり Female Eladrin Cleric(Warpriest)-1 [Sun Domain], Iliyanbruen Guardian
[Controller] ジャレン/宮崎さん Human Wizard(Mage)-1 [Evocation], Renegade Red Wizard
[Controller] ベルゴス/めがねハロさん Drow Ranger(Hunter)-1, Bregan D'aerthe Spy
Neverwinterで冒険したことはなかったので、これを機会に遊んでみようということでGame Dayに参加してきた。
Daydreamを訪れるのは二回目だったが、最初は秋葉原の北の方にあったと思うのだが、今は神田の南西方向にあるのね。2011/03/11震災の影響かしら。
それはともかく、NeverwinterはWaterdeepより北にあるものの海洋(暖流?)や河川(凍結しないくらいには温かい)の影響で、その緯度にも関わらず住み心地がいいので発展した街である。
Spellplagueによる大災厄は何とかやり過ごしたものの、実は地下にMonsterが溢れていて、27年前の大地震によって街中に大きな裂け目[The Chasm]ができてそこから地上に湧き出て阿鼻叫喚の地獄絵図になったという。
現在は、WaterdeepのLordたるネヴァレンバー卿が私財を投じて街の復興に着手、その1/4を何とか復興させている。1/4は裂け目から湧き出るMonsterを食い止めるため防壁をめぐらして閉鎖、街を流れるNeverwinter River向こうについてはOrcが進出してきて駐屯しているのだとか。


コンポーネントがよろしい

相変わらずDaydreamはゆったりとセッションする環境が整っている。
卓間の距離が近いというのはあるけど、そこまでは望み過ぎであろう。
▼FRの地図

Spellplagueの影響って見た目には、大地のあちこちに裂け目ができてMonster出現のイメージだよなあ。
▼例によってFemale Eladrin

プレロールドキャラクタだったので、ヴァルナエを選択。Warpriest(Sun)だ。
この日のAttack Rollの出目は腐っていたのでちょうど良かった。出目が悪くても必ず発揮できる効果があるのは救われる。
▼冒険のはじまり

毎回思うけどプレロールドはやめてほしいよな。1st Level FeatがShield Finesseとか、同じパーティーにLolth信仰のDrowとか、訳が分からないよ。
ともかくうちらは冒険者パーティーを組んでいて、Female Half-ElfのセルドラさんにNeverwinterまでの護衛で雇われたという設定らしい。
彼女は大事そうに箱を抱えていて、いろいろと話してみると、Neverwinterの復興に尽力しているネヴァレンバー卿ではなく、今は滅びてしまったと噂される旧統治者の末裔に心寄せる者であったらしい。
会話するたびに死亡フラグ/襲撃フラグを立てるので何とかしないといかんという気になってくる。
船がNeverwinterの港に接岸しようとするまさにそのとき、我々はUndeadどもの襲撃を受けるのであった。
▼撃退するも…


ケルトン * 6 [1st Skirmisher Minion]
ゾンビ * 3 [1st Brute] Grappleしてくる
ヴァルナエはIliyanbruen Guardianの能力でセルドラさんを連れてFey Step、彼女を船室に逃がすものの、敵を倒したところで彼女の悲鳴が聞こえる。
駆けつけると真紅のローブをまとったWizardが彼女から箱を奪って去ろうというところであった。
仲間にRenegade Red Wizardがいるので、ひとしきり東方不敗ドモン・カッシュのようなやり取りがあったと思いねえ。*1
結局、箱を奪われた我々は引き続き箱の中身、Crown of Neverwinterを取り戻すという仕事を請け負うのであった。


そして謎のWizard捜索のSkill Challengeが始まる。
難易度はEasyなのかな。失敗3回する前に4回の成功が必要。
ヴァルナエはAid Anotherで支援。だがそんな必要なくLevitateしたベルゴスがPerception, ジャレンも同じくPerceptionで成功、グリムホルンはAthleticsで1d20[20]、ブランディスもDiplomacyで1d20[20]とストレートに突破。
敵が墓地(Neverdeath, Main Graveyard)にいることを突き止める。早速現地に向かうのであった。


▼ネヴァーデス墓地

墓地はUndeadが徘徊するため、市で死人が出た場合死体を墓地入口に放擲して逃げ帰り、その門をかたく閉ざして市民生活への影響を遮断している状況だった。
▼墓地に到着した冒険者の面々

王冠を強奪したデスストーカーはその力を使ってUndeadを大量発生させようと目論んでいたようだ。
これを阻止すべく冒険者たちは攻撃に踏み切る。戦闘自体は有利に運ぶが、だがしかし。

サーイ(Thay)のデスストーカー
アッシュゾンビ * 3
グレイヴハウンド * 2
先のSkill Challenge成功によりアッシュゾンビは1st Roundは行動できず。
▼Red Wizardを倒して王冠回収…だが!

デスストーカーは最後の力を振り絞って墓地のUndeadを際限なく呼び起こす。
これを逃れて“ネヴァーデスの門”をくぐり抜け生還するSkill Challengeが最終遭遇であった。
3回失敗する前に6回成功が必要であったが、難易度の高かったReligionに挑戦してヴァルナエが失敗、Dungeoneeringではほとんど失敗しないはずのベルゴスが出目悪く失敗、最後Attack Rollによって状況打開しようとしたブランディスがHeroic Effort使ってあと1足りないという結果で万事休す。
▼最後のあがき

グリムホルンが最後に残って皆を逃すという英雄的な行動を提案したため、仲間と一緒にFey Stepできるヴァルナエも残ってSkill Challengeの結果を覆そうと試みる。
まあそういうノリだったということで。
DMは最後に、ヴァルナエにReligion Checkでそれがどのような結果となったかダイスを振れとのお達し。結果は…1d20[2]! ゼロ足りない。
結局、ヴァルナエのFey StepはNecrotic Energy満ちたこの空間の影響で、Shadowfell側のNeverwinter、すなわちEvernightに二人を運んだということに落ちついた。


Neverwinterに残った面子は、CrownがNeverwinter Nobleたるブランディスの頭にかぶさり一瞬「旧統治者の末裔と強引な復興に異を唱えるレジスタンスによる内乱に発展か?」と思わせたが、王冠をセルドラに返却してすぐに現場から逃げ出してしまったためそれ以上の事態には発展せず。
冒険者パーティーもそれぞれの事情があるため解散といった結末を迎えた。
一方、Dwarfとともに裏のNeverwinterとも言えるEvernightの街に来てしまったヴァルナエは、闇のMonsterが徘徊する場所で果たして生き残ることができるのか。Material Planeに戻ることは可能なのか。それは誰にも分からない…といったところで終わるのであった。

*1:ジャレンはかつてRed WizardのNecromancyを統べるザス・タムの組織にその身を置いていたが、正義に目覚め?Evocationに転向したという設定らしい。その際の師が今回の敵ということになる。