BSマンガ夜話 あすなひろし「青い空を 白い雲がかけていった」

昨日は寝てしまったので、今日録画分を見た。
当時小学生で、この作品が何度か少年チャンピオンに掲載されていたのを覚えている。
読後感がまさに晴れ渡った冬の空を思わせる、ぽっかりとした寂寥感だったため、独特の絵柄とナイーヴな話運びが印象に残ったものの、継続して読もうという気にはならなかった。
当時の自分には、正直なところ「マカロニほうれん荘」の方が面白かったのだ。
しかしながら今回、豪華ゲストの熱のこもった話を聞くにつけ、完璧超人(One and Only)であったという話ともあいまって読み返してみたくなった。
20年以上もたって復刊された本が積読状態になったままなので、なんとか年内には発掘・読了といきたいものである。(なんでも、みなもと太郎氏のサイトで同人誌販売されてるらしいが)
あと岡田斗司夫氏が言及していたけど、この著者のテーマを言うなら「純粋(pure)」ということになろうとのこと。分からないではないが、純粋なものは痛々しいという反応が抜きがたく、読もうとする気力をそいでいるかも。