大盛りというより山盛り

昼休みにヨドバシの芋蔵●ーという店で昼食をとった。
そこで「無料で御飯を大盛りにしています」というから、とくに思うところも無く「じゃあ、大盛りで」と答えた。
そして出されたお盆にのっかってきたお椀には、松本零士世界基準の大盛り御飯が! しばし御飯とみつめあってしまいましたよ。
ロシアの壷焼きの膨らんだパイ生地のごとく、御飯が御椀からあふれつつ、絶妙のバランスで山を形成しているのです。
小学生のとき砂場で山崩し(棒倒し?)をやった経験を活かしつつ、孤軍奮闘の末、銀シャリをこぼさずに最後の一粒まで食べきりました。
お腹が一杯、心も(松本零士世界で)一杯。
「食事とは生きるための戦いである」という訳の分からぬ思いをかみしめつつ、店を後にしたのでした。
まったく油断も隙もあったもんじゃない。