年末年始4

ほえほえさん主催の年越しゲーム会に参加してきました。
参加者は以下。
主催:ほえほえさん
参加者:死せる詩人さん、つかださん、さるしんごさん、いっちゃんさん、(後から合流)ずずずさん、S貝さん(?)、私
場所:ほえほえさんの家
年末徹夜で友人とゲームするのは大学時代以来のような気もするなあ。
高校時代のシミュレーションゲーム仲間に日本橋の料亭の息子がいて(彼はその後、トヨタに就職したはず。今は何をやっているのやら)、その家の宴会場でボードゲームやらカードゲームをやって年越ししてたのを思い出したよ。
とりあえずやったネタは3つ。


■さるしんごさんの素晴しい翻訳と気合の入ったハンドアウトで「Kobolds ate my baby ! Super Deluxx Edition」を。
非常に楽しいTRPGでした。マイトレーヤと違って、PC作成からゲーム終了まで、ちゃんとゲームできた上に何か起こると必ず笑えるのが素晴しかった。
導入は簡単。
各自Koboldとなって、Torg国王陛下(「Torg国王陛下ばんざぁ〜い!」)から非常においしい人間の赤ん坊をさらってくるように命じられ、勇敢にもガイギャックス洞窟からラトランド村に向かうのでした…という感じ。
このゲーム、ちょっと油断するとKobold Horrible Death Recordにチェックが入り、突然死が訪れる確率がチェックのたびに増大していくのdeath。
しかもその死に様は後世に語り伝えられるほど素晴しくトンチキな最期を迎えることに。そして死んだときには、当該プレイヤーは起立して右手を胸に当て、Koboldへの弔辞を読み上げねばならぬのである(!)*1。さっさと死んで次のKoboldでうまく立ち回るくらいな心持がよろしいかと。
またKoboldは1/6の確率でIn Heat(発情期。成人異性かその代替存在に遭遇すると犬がアレをこすり付けるように、対象の脚にまとわりついてハッスルする衝動に駆られる)という弱点持ちで生まれてくるのだが、今回のセッションでは(Random作成にも関わらず)常にPartyの1/3から1/2がこの属性を持っており、女性がいるところではとてもここには記載できないような悲惨かつ爆笑するしかない状況に。
PCの変遷(名前のみ)は以下。


いっちゃんさん…モモフェッチ>デブセン>パイズリ>ヒノタマボーイ
死せる詩人さん…ピムリコ>ロンリコ>ロンサカパ>ハーパ
つかださん…ピーポ>ベッポ>ピップ
ほえほえさん…カルビ
(後から合流)ずずずさん…パプア・ニューギニア>XXX(ピー)・ポー
私…ゴン太くんノッポさん
ちょっと思い出しただけでもステッキーなシーンばかり。
●道路を横切ろうとして走ってきた馬車に轢かれて死亡(あまりにお約束)
●村のヤンキー娘に発情して駆け寄ったら、ナイフで刺されて死亡
●発情期のチェックをことごとく成功させ、サカることなくプレイしていたパプアだったのに、最期はなぜか頭上から牝牛が落下してきて牛乳ペーストまみれになって死亡
●エルフの娘さんに群がるKoboldたち。パンツをSteal!
●死亡した仲間をCookingして自らのHPを回復させるKoboldたち
Monty Pythonに言及したばかりに黒騎士の槍につかれて死亡
ともかくこんな阿呆な(褒め言葉)セッションに、しかも大晦日に6時間も没入できたことに感謝。
モンスターメーカー5 リバイズド ソフィア聖騎士団
ずずずさんが持ってきたシリーズの中でも名作と名高い一品を皆で。
モンスターメーカーは1を結構やりこんだものだが、後に続くカードゲームブームで登場してきた一連の作品は途中からやらなくなってしまったから、ソフィア聖騎士団も初体験である。
8人プレイだったために、ゲームの流れが偏ったものになったものの、これもまた楽しめました。
3回やって3回とも勝てたのは、単にみんなの見たいものを見せていたからのような気がするなあ。
とりあえず年越しゲームはモンスターメーカーでありましたよ。
■襲い掛かる眠気の中、モノポリー
夜中の3時過ぎで、酒の入ってる者、轟沈して寝ている者、おいらは眠気でぐたぐたになっている状況で、ずずずさん・さるしんごさん・つかださん・いっちゃんさんとともにモノポリー
ほえほえさんは銀行係。
序盤の物件購入フェイズで早々に脱落したため、かなりどうでもよくなる。
中盤の交渉フェイズで積極的に外交を進めたずずずさんが、重要地点の物件を買占め一気に有利に。おいらは負けの込んだ賭博人が辿るような展開に。
後半は終始優勢にゲームを進めるずずずさんと、何とかBoard Walkに物件を持って対抗するつかださんの戦いに。
かなり粘った上に、物件の修繕費を支払うカードをずずずさんが引いて$1200を放出する羽目になるも、結局大勢は変わらず。
ずずずさんが勝ちました。
これにて、年越しゲーム会は終了。


軽く横になって、早朝に死せる詩人さん、つかださん、さるしんごさん、いっちゃんさんと伴に帰宅の途に。
誰とは言わないが、彼女をおいてゲームに参加する天晴れな心意気を披露していただき、その意気やよしとは思いますが、フォローも大切なのでは?とか思ったり。
何はともあれ、2007年。ここまできたら後は死ぬまでダイス振り続けるような気もしますので、まあそういった路線でいけばいいのだと。

*1:ゴン太の弔辞はこうだった。「あのエルフ娘のパンティはいいものだ。トーグ国王陛下に届けてくれ。トーグ国王陛下ばんざぁ〜い!」