true tears 最後

最後の最後で某視聴場所で鑑賞できなかったゆえ、さらにあちこち彷徨って別の場所で視聴する。
昨今の視聴事情の面倒さは、昔のそもそも一期一会の作品視聴からすれば遙かに恵まれている状況とはいえ、やるせないことよ。
詰まるところ己の時間と金と気持ちとコネとスキル?と相談して、適当なところに落ち着けるしかない。
無論これを主軸に戦ってもいいし地下に潜って抵抗活動をしても構わない。だが正直、馬鹿馬鹿しい。
馬鹿馬鹿しいことが嫌で作品を視聴してたりもするので、それはまた馬鹿馬鹿しいことを避けるために馬鹿馬鹿しいことに身をやつすということにならんか。
といった愚痴はここまで。


いや普通に終わってよかったよかった。驚天動地にはならなかったけど、良識的にまとめたように見える。
細部がヘンな気もするけど、最後の最後はそれぞれの気持ちをそれぞれの落としどころにもっていくのを肯定してオシマイなのじゃないかしら。
愛ちゃんが不憫であったり、なんで180度開脚なのかとか、重要な場面で唇だけの画面描写になるのはどういった指向なのかとか、理解あるお母さんが最後まで違和感あったとか、「Don't Think, Feel」と言われても湧き出る泉のごとく「?」があったりもするが。
視聴後の印象を考慮するに、ヘンであっても強引ではないのでまあよし。
本当はもう一度見直すと色々と発見なぞもあるのであろうが、あまりに遠くて苦くてショッパイ時代の刹那な美しさを抽出した話に耽溺するのは今は勘弁といった気分なので、ここまで。
[追記]
そういや乃絵も比呂美も思わず反発という形で口をついて出る言葉が否定形ってのが、随分とリアルだったな。