夏目友人帳

沢城みゆきの笹田委員長と、矢島晶子の子狐というレアと思われる配役を楽しむための最終回。
今までの登場人物ほとんどをどこかしらで登場させて、祭りゆえに人も妖怪も見える見えないに関わらず楽しもうという趣向か。
フェリーニのごとく「人生は祭りだ。ともに楽しもう」というわけ。
そして皆で眺める花火はええもんだ。まあ、それどころではない名取さんなんてのもいるわけだが。柊さんがその分サービスしてくれてるからいいのだろう。
この作品で唯一の不満は、「もっと委員長を大事にしろよ!」というあたり。ちょっと見えるからって、田沼くんを贔屓するのはよくないですよ? それくらいでへこたれる笹田純ではないのは頼もしいけど。