BSアニメ夜話 ジャイアント・ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日

「銀鈴好きでない男は信用おけない」by 岡田斗司夫
ふとももと胸*1。女性は強く賢く、気高くも茶目っ気のある手塚治虫描く聖母型女性キャラの進化形。
竹内義和「現代的な視点は今までの視点を過去のものにするが、それは良かった部分をも過去のものにしてしまう」>拾い上げて現代にマッチさせるのも現場の仕事か。
すべて意訳。以下は氷川竜介「アニメマイストロ」から。
・引けるだけ引く、寄れるだけ寄る:特撮やアニメに許された表現方法の追求
・過剰表現(破片が散ってる感覚を出すため、列車本体よりも多い物量の破片を描く)
・派手な変形(あり得ないというツッコミを踏み越えて表現する快感)
今川演出に応える作画チーム。今川氏を驚かせてやろうと各パートが頑張る構図。コラボレーション。
音楽もワルシャワフィル(過剰・凝りに凝っている・重厚)。何度も録音しにワルシャワへ。
「すればいいのに」<だから、金と時間がかかってるんだって。人材とか技術も。
熱い技術の継承者がいない:デジタル時代へ
大作君に話に終始してしまったのがちょっと残念。やはりBF団十傑集を熱く語ってくれねば。
意地悪い言い方すると、作品で「哲学を語る」なんて糞くらえ! ってことになるか。
岡田斗司夫まとめ。
ロボットは少年にとって仮面。師匠筋の富野監督は「ガンダム」で主人公がロボットという仮面を脱いで仲間という他人との関わりの中に帰還する話にした。
それが逆シャアで、オトナになったからといって仮面が脱げるわけでもないという話にしてしまった?(ガンダムがなければ社会とは関われない)
この課題を引き受けた今川監督は、搭乗するロボットではなく寄り添うロボット、あたかも人間が文明を形作って共に生きるしかない状況として提示した。文明を引き受けるという視点。


最後の里匠アナウンサーの「語り尽くした」というのは(当然だが)嘘だよなーなどと思いつつ。
おおまか言うなら、細部に魂宿りすぎてどうしようもなく愛しい作品になった…というあたりか。

*1:個人的には足の描き方と髪の毛を含めた全体的な動きであろうと思われる。特に胸には惹かれないけどなあ。